このブログを始めて間の無い頃に、
犬が苦手、というような記事を書きました。
犬から犬のような扱いを受けたからです。
まぁ犬は賢いですから、僕なんか下に見られても仕方ありませんが。
でも本当に犬が苦手になったのは、もっともっと前のことです。
小学1年の頃でした。
その頃ってかなりの数の野犬が徘徊していました。
遊んでいると、必ず1匹、2匹見ました。
けっこうデカイんです。
マンション地区だったので、飼えずに捨ててしまったのだろうと思います。
ある日、友達と遊んだ帰り道で野犬に遭遇しました。
警察犬みたいなガッチリして、顔も怖い感じです。
やだな、と思いながら知らんぷりして歩いていると、
なんと後をついてきます。
怖くなったのでダッシュで逃げました。
すると追いかけてくる!
しかもなんか吼えていらっしゃる!
殺る気マンマン。
うそーん!!と思いながらも追いつかれないようにダッシュし、
空き地へ入り込みました。
それが大失敗。
僕は空き地の隅まで逃げましたが、そこには塀が。
フェンスなら駆け上るのですがブロック塀です。
もうダメだ!!
僕は覚悟を決めて犬の方を向いて、目をつぶりました。
すると、犬も止まりました。
犬は何かを訴えるような眼差しで僕を見つめていましたが、
さすがに触る気にはなれなかったので、しばらく見詰め合っていると、
犬はツマラなそうにどっか行ってしまいました。
食べられる!と思っていたので、思わぬ命拾い。
今にして思えば、犬はただ僕と遊ぼうとしていたのかも知れません。
でもそんなの知らない。
ホントに怖かったし。
今だってそんな警察犬みたいのが吼えながら追っかけてきたら、
たとえ犬が遊ぼうとしているのだとしても逃げます。
すっごい高いところに逃げます。僕はもう小学1年生ではありませんから。