無知の涙

おじさんの独り言

恐怖の歯医者2

2010年08月07日 | 怪我・痛い系

そうしてデンタルクリニックに電話かけてみる。

ホームページを見ながら、
デンタルクリニックに電話を掛けてみる。

お、店長が女性じゃないか。
院長か。


とりあえず、なんとか急患で受け付けて貰えることになった。
仕事場から3分くらいのところ。

あとは、僕が行くだけだ。

痛みに背中を押されるように歯医者へ向かう。
周りの風景がいつもより鮮明に見える。
ああ、もっといろんなことをしたかったなぁ。
って、死刑囚か。

そして病院の前に到着。
「龍がごとく」ならドン!と効果音がでるとこだ。

階段を上がり、そっと扉を開ける。

受付の女性が見えた。
優しそうな感じ。
少し安堵しつつ、「あのう、さっき電話した者ですが」

優しそうな女性の背後から突然年配の女性が姿を現した。
「あ、時間ないから、さっさとコレ記入して。ちょっ、靴ぬいで!」

やばい。
コレやばいパターン。
時間なくてイラついてる時の女性は残酷な天使のテーゼ。
しかし急患で見てもらう僕にいちいち文句を言う資格は無い。

そうして僕は焦りつつ、プロフィールを書き始めた。
すると、「あ、もう時間ないから、そこまででいいわ」

えぇっ・・・。
名前しか書いてませんけど。

そして診療室へ。
あの匂い、あの器具、
ああ、意識が遠くなってゆく。

 

つづく