無知の涙

おじさんの独り言

心霊番組

2014年08月15日 | 日常

最近テレビで心霊番組が少なってちょっと寂しい思いをしていましたが、今年はけっこう充実してました。

水曜日にテレビ東京でやっていた番組は投稿動画がメインでなかなか怖かった。しかし腐った大人になってくると、ついアラを探してしまい純粋に怖がれないのが少し残念。

なんで投稿ビデオの幽霊って、だいたい同じ容姿なのだろう。黒い長髪で白い服。細身。だいたいこのパターンだと女性。小太りでアロハシャツ着たオッチャンの幽霊なんて見たことない。パーマで豹柄の服を着たおばちゃんもいない。思念体のようなものであるはずなのだから、多種多様の姿で現れてもおかしくないはず。そもそもきちんと葬儀で白装束を着せてもらえない、不遇な死を遂げて成仏できない人たちなのだから。

あと、なんでその場面をわざわざビデオで録っていたの?と聞きたくなるようなやつ。何気ない日常をわざわざビデオに録るかね。

あとアホみたいに廃病院を訪れて遭遇するやつ。そこに見えてるのに逃げちゃうという。果たして幽霊はこっちに触れるのか触れないのかそれを確かめる絶好のチャンスなのに。触れるとしたら、これはもう衝撃の事実であり、科学的に幽霊を解明できるかもしれないのに。僕が大昔に廃病院を訪れた際は車イスが階段から転げ落ちてくるという自然現象に遭遇しただけでしたので残念でした。

昼間にフジテレビでやっていた本当にあった怖い話というのも見ましたが、あなたの知らない世界みたいでよくできていました。開かずの間という話がなかなかで、呪符で封印された部屋を興味本位で開けてしまうのだが、その夜、開かずの間から何かが這い出て来て、何故か開けてもいない投稿者もトバッチリで襲われそうになってしまう。背後から近づく不気味な足音から逃げるように部屋に逃げ込む。それが部屋に入って来られないように襖を手で押さえる。だがそれも襖を開けようとする。しばらく攻防が続いたが、それを封印していた呪符を1枚もっているのを思い出し、今にも開こうとする襖の隙間から投げつけると、途端に何もなかったかのように静まり返る。壁にもたれずるずると崩れるように腰をおろす投稿者。乱れた息を整えながら難は去ったのだと安堵した瞬間、襖がバリバリと音を立てソレの拳が突き出てきた!

すげービビった。パワフルすぎんだろ幽霊。正拳突きすんの?もはや生きてるだろ。そこは襖を通り抜けて中にいた!って感じにしようよ。まぁ夢オチでしたが。