無知の涙

おじさんの独り言

龍が如く5 プレイ経過2章

2019年07月03日 | ゲーム

■ストーリー
桐生は福岡の裏社会の秩序を守るために山笠組を東城会から守るべく、福岡に留まる東城会の兵隊を1人で叩き潰す。

追い詰められた青山の口から何かが語られそうになった刹那、1発の銃声が轟き、青山はその凶弾により命を落としてしまう。

全ての答えは東京にあると言い残し、青山を撃った人物は去っていった。


一方その頃、冴島大河は北海道の網走刑務所で服役していた。

上野誠和会との抗争を描いた4で沖縄の刑務所から一度脱獄を起している身であったが、晴れて東城会の若頭となるべく、刑期を全うし、身を洗う為である。

冴島は1日でも早く刑務所を出て東城会へ戻る為に、他の囚人から受ける理不尽なリンチにも耐え、模範囚として目前に迫っているはずの仮釈放を待っていた。

それは東城会に残り、自分を待っていてくれる親友・真島吾朗との約束でもあった。

しかしそんな冴島の元に東城会から1通の手紙が届く。

それは東城会からの破門状であった。

それと同時に舞い込む真島吾朗の訃報。

そして粛々と進められていた冴島の仮釈放を取り消すよう圧力を掛けてくる法務省。

そのタイミングで網走刑務所に収監されてくる100超の囚人たち。

それらが指し示しているものはただ1つ。冴島大河の抹殺。

既に刑務所の所長も謎の死を遂げていた。冴島大河包囲網は既に完成しかけていた。

事態を重く見た刑務所の副所長は急ぎ冴島大河を釈放し、外へ逃がす。

既に刑務所入りしていた刺客たちの包囲網をなんとか突破した冴島であったが、逃走で使用していたスノーモービルで事故を起し、吹雪く雪山に放り出されてしまう。

そこに現れる巨大熊「ヤマオロシ」

冴島はなんとか抵抗し、ヤマオロシを追い払うが、ついに力尽きて雪山に倒れてしまう。

親友の死を思いながら、虎はその瞳を閉じた。

 

冴島は絶対に長髪より坊主頭の方が似合う。そんな第2章。

冴島の出所を長引かそうとあの手この手で暴力振るってくる囚人にも耐えて、真面目に服役してたのに、4に続きまたしても脱獄という形になってしまう冴島は気の毒としか言えない。

早くマタギがやりた過ぎて刑務所内のストーリーは最初ダルかったけど、なんだかんだ出てくるキャラ達が良くて見入ってしまった。

冴島と同じ房に入っている他の3人が良い味を出しまくっている。

冷徹な感じの副所長が最後は冴島を逃がす為に命を掛けるとこも感動してしまった。2度目のプレイなのに。

これから札幌がモデルの月見野という街に行って、真島の死の真相に迫ることになるが、どういう決着になるのか楽しみ。2度目のプレイなのに。

 

■アナザーストーリー

冴島はとある集落で目を覚ました。目の前には冴島の命を救った奥寺という男がいた。

奥寺は10年もの間、冴島を襲ったあのヤマオロシを追っているマタギであった。

ほんの少人数で厳しい自然と向き合いながら生活をしている集落であったが、どこか互いによそよそしい。

取り分けその中でも奥寺はその存在を疎まれ、村八分的な扱いを受けていた。

奥寺は10年前に突然この集落に現れ、そのまま住み着いた。彼はこの集落にいた佐藤という男と行動を共にするようになったが、ある日ヤマオロシと遭遇してしまい、佐藤は命を落としてしまう。そしてそれがキッカケでヤマオロシが集落にやってきてしまい、集落は壊滅の危機に見舞われたのだと言う。

食糧も住処も失い、自分ひとりが生き残るだけで精いっぱいだったそのひと冬の日々は互いの心に疑心をもたらした。

奥寺は奥寺で佐藤の復讐の為なのか、ただひたすらヤマオロシを追う日々を10年ものあいだ送っていた。確実にその命を削りながら。

冴島はこの集落に憑りついた10年前の呪縛を振り払うべく、ヤマオロシ退治を決意する。


前回プレイした時もこのマタギが楽し過ぎてすっかりストーリー進行が滞ってしまったが、今プレイしても相変わらず面白い。

雪山にはキツネ、ウサギ、テン、鹿、熊が生息していて、それらの動物を見つけて猟銃で仕留める。

それが食糧になる。

 

雪山では常に体力が減ってゆくので、滞在時間は限られるが、ポイントポイントにある壊れた山小屋を復旧すれば、以後そこで回復可能。

なんと言っても醍醐味は熊の狙撃。眉間に1発ブチ込めばそれで終了だが、タイミング間違えると弾を避けられてしまう。

2発しか弾が込められないので、2発外してしまうとかなりヤバい。リロードする距離もなかなか取らせてもらえないので結構な緊張感が漂う。

マップに獲物が表示されるのはいいけど、突然動物たちが周囲に現れるのはヤメて欲しい。

罠を仕掛けてる背後で突然クマの気配がし始めるの本当に心臓に悪い。雪を踏む足音で分かる。

 

 ■バトル

万能の桐生、スピードの秋山、そしてこの冴島は完全パワータイプ。

なんせ素手でクマを撃退してしまうし、山の神すら素手で撃破してしまう。

撃退してしてしまうはいいけど、戦わされるプレイヤーの身にもなって欲しい。

とは言え、パワータイプは戦っていて楽しい。

山の神との修行でタメ攻撃が強くなってくると、2戦目のヤマオロシは非常に簡単。