閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

攻防

2013-04-27 16:58:52 | 日々


新緑を楽しく眺めていられる期間は短い。
もうじき、緑が境界線を越えてどっとあふれだし、
こっちの領域に「攻め込んでくる」感じになる。
自然との共存、なんて、甘い。
相手は圧倒的多数で、とてつもなくパワフルで、遠慮というものを知らない。
けっこう本気で押し戻さなければ、ひと夏で庭も畑もなくなってしまう。

水道屋さんが工事に使う特殊なスコップで、幅が狭く先の尖ったものがある。
これが手ごわい雑草退治に使えることを発見した。
笹やススキ、アザミなどは根が深く、切っても切っても生えてきてキリがないが、
この配管スコップを使えば、簡単に根こそぎ掘ることができる。
けっこう石混じりの地面でも、ざくっとまっすぐに入り、
普通のスコップのように、周囲に無駄に大穴を掘ることもない。
ああ、気持ちいい。道具ってすばらしい。


青い空が湖のようだ。

 

花咲くようにひらくホオノキの葉っぱ。

 

「魔女の木」カラスザンショウもお目覚めです。


 

ハルジオン。これはひときわ色が濃い。
周辺には普通に白っぽいのが咲いている。
濃い花の種子をまけば、同じように濃い花が咲くのだろうか。

ハルジオンは北米原産で、大正時代に渡来したという。
いまでは「貧乏草」などと呼ばれ、まったく大切にされないこの草が、
元は観賞用だったということが、どうにも信じられない。
最初は珍しかった、というだけのことかもしれない。
原産地でも普通にそこらに生える雑草のようだけれど、
アメリカのサイトで見る写真は微妙に雰囲気が違う気もする。
野生のデイジーの一種という扱いの記事もある。
草丈20cm前後で群れて咲いているとけっこう可愛らしい。
これは撮り方や書き方の問題なのか、それとも、
土壌や気候のせいで実際に何か違うのか。
いろいろと興味深いハルジオン。
燃やした煙は虫除けに。
葉に含まれるタンニンは傷薬に、とのこと。

 

ぼーっとしているところを狙ってしのび寄り・・

 

ぱくっ!
「ぎゃーっ」

 

むしゃむしゃむしゃ・・
と遊んでいる午前1時でありました。

 

 

本日のにゃんこ。

さんちゃんが這ったあとには・・

 

こーんな道ができるのだっ!


・・というのは、嘘です。
そんな、大蛇ではあるまいし。

前方に真鈴がいるので、「わっ!」と飛びかかろうと、
隙を狙っているところ。
こんな何日も前のタイヤの跡でも「身を潜めるくぼみ」になるらしく。
いや、どっから見ても丸見えですけど。

 

本日の「いいね!」

大きい猫さんたちに箱をあげてみた (動画)

ネコ科はみーんな猫!(・・という結論でいいのか?)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする