そう人間は
どんな状態だってOKだ!
悪いことがあっても
脳内キャンセルできるから
困ったら
誰かにヘルプを求めればいいし
自分自身の思考を
かつての頃のように
元に戻せば良いんだよ . . . 本文を読む
悪戦苦闘しているうちが
華だよ
この下らない生に
抵抗することを
諦めた時
全ては終わる
あなたが
あなたである限り
尽きぬ苦悩もあるのでしょう
でもその苦悩が
今
この地球を回しているのです . . . 本文を読む
明日には
すべてが
分かるとして
今晩は
とりあえず
一息ついて
寝るだけ
余計な工夫も
打算もいらない
君の声が
耳元で囁いてくれるのを
妄想すれば
いつの間にか
眠りの海に沈んでる
そんな日々の繰り返し
でも更新される日々の営み
きっと
明日には
すべてが
分かるさ
今日
この夜を
深い眠りのうちに
越えれば
明日では答が待っている . . . 本文を読む
何か手の中に残る信念の燃えかすを
明日の天空に思い残すことなく投げ
君の濡れた頬を手の温もりで温めて
ただ新たな世界へ旅立つ直前に傍で
助けてほしいんだ
一人では とても とても 生きていけないから
くよくよしない
僕らの未来が暗黒へ吸い込まれてしまうとしても
それが救いなんだ
僕は
きっと
泣いても
笑っても
生きていることを実感して
太陽が落ちるまでの短い . . . 本文を読む
苦難こそ
僕らに生きる意味を
与えてくれる
かけがえのないものである
それはときに甘いハチミツ
一晩だけでは
解決しない
問題もあろう
しかし
それは青さ故の
妄想である
僕らは
常に幼い
ただ
大気を吸い込み
待機している
大いなる
自由人たちだ
敢えて
「苦難」を選ぶような
. . . 本文を読む
僕らは
今
目の前の道へ
一歩を
踏み出そうとしている
僕は
ためらいながらも
思い切って
飛び込んでいく
滝壺へ吸い込まれるように
僕らの生には
たくさんのイベントが
用意されていて
容易ではないからこそ
超えることに意味があることで溢れている
. . . 本文を読む
僕らが
一人で生きていけないのは
はじめから僕らの思考に
インストールされたプログラムの
作用に因るものだ
すべてを
感じ得ることができなくても
笑ってるだけで
どうにか解消することも
ままある
人々よ
新たに鳴き出す
鳥たちのさえずりを
聴いて欲しい
そこに愛の片鱗は光っているから . . . 本文を読む
何かを忘れることで
何かを知ることができるのだ、と
驚く夕べ
風が七色に
吹き荒めば
粗方新世界は過去のものと成る
夕べ語った老人の箴言は
蠍の猛毒よりも尚カラダを侵し
世界が崩れ去る音を
遠くから
耳を澄まして
聞こうとしたんだ . . . 本文を読む
僕らは
普段から
不断の努力をし続けなければいけない
サボったら
すぐに外面に出る
画面に映る
僕らの化身も
射してくる
白昼の光に
照らされ
怪しく笑う
空を
黒い鳥が
一羽横切るが
それは
僕らの妄想を
育てるだけで
すぐ消えた . . . 本文を読む
水が帝都の街路を
ちゅろちゅろと流れていきます
右に目を遣れば
鳩が目を見開いて
今にも
飛び立とうとしています
砂漠の絶望を
彼らは何ともなく
殲滅させようとしています
一つ残らず
ただ照り付ける太陽が
僕らには
とても眩し過ぎて
徐に間違いをしでかすような
気がしてならないのです
. . . 本文を読む
夜が驚く
夜鴉の啼く声がする
日々の扉を開け放って
静かな夢遊を体験する
閉じた夜の空間のなかで
たった今浮かび上がった
日々の妄想が
僕の額を伝って
枕へ流れ落ちる
それは絶対零度以下である
緊張をさせてはいけないね
夜風に震える君を抱いては
何気ない囁きに耳を澄ます
扉を閉めたら何が消えよう?
躓きの果てに何時かの物語を思い出す . . . 本文を読む
まあるい時を超え
意味が集って踊ってる
世界の終焉のベルの音が
夜霧に覆われた港を震わすように
鳴っている
僕にはそれが
あまりに甘く
そして切なく
苦しみの始源から
溢れ出す
世界の感傷から
漏れ出た
合図なんだと
心得た . . . 本文を読む
無駄が幅を利かせる
この浮世で
深い祈りも
悲しい希望も
ただ崖のそばで
落下しそうな
恐怖を覚える
不確かなもの
叫んだところで
涙は溢れるばかりで
それが
海へ落ちていこうとも
とくに変わらぬ
未来が来るばかり
本能が暴れ出すのは当然のことで
垂直に落下する僕の欲望は
いつの時代も
暗黒を破滅させるように
鮮やかに
日々を反転させる . . . 本文を読む
細密な記憶を辿った
今宵の僕は
ただ溶けるほどの
甘い蜜を
貪る
怠惰な羊
風を受けて
戦慄く僕らは
きっと
春にも咲かないサクラみたいに
不条理を叫ぶ獣
楽な人生など
なかったと
でも
これはこれで
満足のいくものだったと
いつか
言えるもんだろうか?
夜が明けるとき
僕は何気なく欠伸をし
手を伸ばし
僕を包み込む大気に
天地創造の端緒を観る . . . 本文を読む
詩なんて一生書くもんか
乱れる呼吸に
暴れる文字の
妄りな放蕩ぶりに
いっつも腹を立ててる
怒り顔の僕らも
消え去っていく
アサッテの方へ
どうにもならない妄想を
並べ立てて
陳列して
お好きなものからお食べよ、なんて
恥ずかしくって
顔に泥を塗られても言いたくないね . . . 本文を読む