水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

希望のコマンド

2014年12月06日 00時04分42秒 | 詩編
 そう人間は  どんな状態だってOKだ!    悪いことがあっても  脳内キャンセルできるから  困ったら  誰かにヘルプを求めればいいし  自分自身の思考を  かつての頃のように  元に戻せば良いんだよ . . . 本文を読む

悪戦苦闘

2014年12月05日 23時33分46秒 | 詩編
 悪戦苦闘しているうちが  華だよ    この下らない生に  抵抗することを  諦めた時  全ては終わる  あなたが  あなたである限り  尽きぬ苦悩もあるのでしょう  でもその苦悩が  今  この地球を回しているのです . . . 本文を読む

明日にはすべてが分かるとして

2014年12月05日 23時32分45秒 | 詩編
 明日には  すべてが  分かるとして  今晩は  とりあえず  一息ついて  寝るだけ  余計な工夫も  打算もいらない  君の声が  耳元で囁いてくれるのを  妄想すれば  いつの間にか  眠りの海に沈んでる  そんな日々の繰り返し  でも更新される日々の営み    きっと  明日には  すべてが  分かるさ  今日  この夜を  深い眠りのうちに  越えれば  明日では答が待っている . . . 本文を読む

新たな歓び

2014年12月05日 23時32分05秒 | 詩編
 何か手の中に残る信念の燃えかすを   明日の天空に思い残すことなく投げ  君の濡れた頬を手の温もりで温めて  ただ新たな世界へ旅立つ直前に傍で  助けてほしいんだ  一人では とても とても 生きていけないから  くよくよしない  僕らの未来が暗黒へ吸い込まれてしまうとしても  それが救いなんだ  僕は  きっと  泣いても  笑っても  生きていることを実感して  太陽が落ちるまでの短い . . . 本文を読む

苦難があるからこそ

2014年12月04日 17時26分50秒 | 詩編
 苦難こそ  僕らに生きる意味を  与えてくれる  かけがえのないものである  それはときに甘いハチミツ  一晩だけでは  解決しない  問題もあろう  しかし  それは青さ故の  妄想である  僕らは  常に幼い  ただ  大気を吸い込み  待機している  大いなる  自由人たちだ  敢えて  「苦難」を選ぶような   . . . 本文を読む

未知の上を歩いて

2014年12月04日 17時23分09秒 | 詩編
 僕らは  今  目の前の道へ  一歩を  踏み出そうとしている  僕は  ためらいながらも  思い切って  飛び込んでいく  滝壺へ吸い込まれるように  僕らの生には  たくさんのイベントが  用意されていて  容易ではないからこそ  超えることに意味があることで溢れている . . . 本文を読む

The Last of our Lives

2014年12月03日 17時44分19秒 | 詩編
 僕らが  一人で生きていけないのは  はじめから僕らの思考に  インストールされたプログラムの  作用に因るものだ  すべてを  感じ得ることができなくても  笑ってるだけで  どうにか解消することも  ままある  人々よ  新たに鳴き出す  鳥たちのさえずりを  聴いて欲しい  そこに愛の片鱗は光っているから . . . 本文を読む

忘却

2014年12月03日 17時43分25秒 | 詩編
 何かを忘れることで  何かを知ることができるのだ、と  驚く夕べ  風が七色に  吹き荒めば  粗方新世界は過去のものと成る  夕べ語った老人の箴言は  蠍の猛毒よりも尚カラダを侵し  世界が崩れ去る音を  遠くから  耳を澄まして  聞こうとしたんだ . . . 本文を読む

日常の白旗

2014年12月03日 00時17分31秒 | 詩編
 僕らは  普段から  不断の努力をし続けなければいけない  サボったら  すぐに外面に出る  画面に映る  僕らの化身も  射してくる  白昼の光に  照らされ  怪しく笑う  空を  黒い鳥が  一羽横切るが  それは  僕らの妄想を  育てるだけで  すぐ消えた . . . 本文を読む

夏の帝都

2014年12月01日 22時21分30秒 | 詩編
 水が帝都の街路を  ちゅろちゅろと流れていきます  右に目を遣れば  鳩が目を見開いて  今にも  飛び立とうとしています  砂漠の絶望を  彼らは何ともなく  殲滅させようとしています  一つ残らず  ただ照り付ける太陽が  僕らには  とても眩し過ぎて  徐に間違いをしでかすような  気がしてならないのです . . . 本文を読む

夜Ⅰ

2014年12月01日 22時20分32秒 | 詩編
 夜が驚く  夜鴉の啼く声がする  日々の扉を開け放って  静かな夢遊を体験する  閉じた夜の空間のなかで  たった今浮かび上がった  日々の妄想が  僕の額を伝って  枕へ流れ落ちる  それは絶対零度以下である  緊張をさせてはいけないね  夜風に震える君を抱いては  何気ない囁きに耳を澄ます  扉を閉めたら何が消えよう?  躓きの果てに何時かの物語を思い出す . . . 本文を読む

暗闇ポップネス

2014年12月01日 11時13分18秒 | 詩編
 まあるい時を超え  意味が集って踊ってる    世界の終焉のベルの音が  夜霧に覆われた港を震わすように  鳴っている  僕にはそれが  あまりに甘く  そして切なく  苦しみの始源から  溢れ出す  世界の感傷から  漏れ出た  合図なんだと  心得た . . . 本文を読む

無駄を体現する辺境

2014年12月01日 11時08分26秒 | 詩編
 無駄が幅を利かせる  この浮世で  深い祈りも  悲しい希望も  ただ崖のそばで  落下しそうな  恐怖を覚える  不確かなもの  叫んだところで  涙は溢れるばかりで  それが  海へ落ちていこうとも  とくに変わらぬ  未来が来るばかり  本能が暴れ出すのは当然のことで  垂直に落下する僕の欲望は  いつの時代も  暗黒を破滅させるように  鮮やかに  日々を反転させる . . . 本文を読む

空気

2014年12月01日 11時01分26秒 | 詩編
 細密な記憶を辿った  今宵の僕は  ただ溶けるほどの  甘い蜜を  貪る  怠惰な羊  風を受けて  戦慄く僕らは  きっと  春にも咲かないサクラみたいに  不条理を叫ぶ獣  楽な人生など  なかったと  でも  これはこれで  満足のいくものだったと  いつか  言えるもんだろうか?  夜が明けるとき  僕は何気なく欠伸をし  手を伸ばし  僕を包み込む大気に  天地創造の端緒を観る . . . 本文を読む

詩なんて一生書くもんか

2014年12月01日 11時00分55秒 | 詩編
 詩なんて一生書くもんか  乱れる呼吸に  暴れる文字の  妄りな放蕩ぶりに  いっつも腹を立ててる    怒り顔の僕らも  消え去っていく  アサッテの方へ  どうにもならない妄想を  並べ立てて  陳列して  お好きなものからお食べよ、なんて  恥ずかしくって  顔に泥を塗られても言いたくないね . . . 本文を読む