ニーハオ!
今日は精神科の通訳のお話
私は定期的に某精神科で通訳をしているのですが
「診察」の通訳の中でも難しいなと思います
まず、通訳時間が他の診療科に比べてとても長い
それはいいのです
長い通訳はそんなに苦痛ではないのです
(終わったらどっと疲れはでますが)
ただ、精神科というのは「話が合わない」こともあるのです
だから私は聞き間違いしたか、うまく聞き取れなかったのかなって思ってしまい
再確認することも多々あります
確認すると間違ってなくて
でも、それを通訳すると医師も??となることもあるのですが
そこは精神科
医師も別の質問をしたり、聞き直したりして再確認されます
前回言ってたことを違うな~ってこともありますが
もちろん私は何も言わずそのまま通訳します
(当たり前ですが)
あとは言い回しがくどいこともありますね
丁寧に、丁寧にと思ってるのでしょうね
「なんというか」みたいな発言もわりと多いと思います
患者にしかり医師にしかり
そこに日本語の曖昧が重なると
日本語を読み取る能力がものすごく必要になる
時々、読み取れなくて確認しています
精神科は「単語され覚えればいい」というものではありません
服もできるだけ明るい色を選ぶようにしています
(先輩通訳者がそうしてると聞いてから私も心がけています)
表情の読み取り、言葉の読み取り
他の診療科以上に気を遣います
先日の通訳では
読み取りはしたものの、上手に訳せた!までいけず
なんとか意味は伝えられたものの
もっとスムーズに訳せたんじゃないか・・と猛反省
次回の診察までに復習です
通訳が日々勉強
インバウンドが戻ってきたら
なかなか時間がとれなくなるかもしれません
今のうちにしっかり勉強して
その日の到来に備えたいと思います
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