ニーハオ~
今日は京都府南丹市、美山かやぶきの里です
美山かやぶきの里は今、外国人にも人気のエリアです
関西に遊びに来て、白川郷に行くツアーもあるけど日帰りは厳しい
でも、日本らしい風景が見たい!
となると、やはり美山ですよね
関西からは伊根、天の橋立とセットになった外国語のツアーもあるので利用しやすいです(KKDAY)
私も一度だけお客様をお連れしたことあるんですけど
到着したときには空は真っ暗
何も見えず、半分想像しながら眺めていました 笑
なので、また案内するまでにちゃんと見ておきたかったんですよね
と、いうわけで旦那と娘と下見に付き合ってもらいました
では、行ってみましょう
まず場所を確認
京都駅からだと1時間半くらいです
ルートは京都市内を抜けて、高雄を通る下道コースと、京都縦貫自動車道を通る高速コースがありますが
私はお金がかかるけど、高速コースがおススメ
我が家の車のナビ、高雄を抜ける下道コースを案内したので、それに従って行ったけど
めっちゃ、道が狭かった
旦那が運転してくれたからよかったけど、私だったら泣いてたくらい狭かったです
でも、途中、高雄の神護寺を通るんだけど
さすが、紅葉の名所ですね
本当にめっちゃ紅葉がきれいでした
来年は絶対、神護寺に行こうと思いました
帰りは高速コースで帰ってきたんですが、ちゃんと2車線あるし、高速なので信号もなく
観光地を通らないので渋滞もなく行きより45分も早く帰宅できました
美山は今が紅葉の見頃
☟美山かやぶきの里への道のりの風景
綺麗ですね~
天気も良くて、景色がきれいなんて最高です
11時頃、美山かやぶきの里に到着~
駐車場は500円、先払いです
駐車料金を払うと、観光マップを頂けます
白川郷とは違って小さな集落なので、迷うことはないと思うけど、道がちょこちょこ分かれてるので
観光マップはあると助かります
美山かやぶきの里は山に囲まれてたたずむ小さな集落です
50戸あるうち、38戸が茅葺の屋根、人口は100人程度
93年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されています
特徴はマップにも書いてますが
①入母屋造(白川郷は手を合わせたような形の合掌造り)
②板壁、建具は板戸
③千木と雪割を乗せる
④あげにわ(地面より玄関が少し高くなってます)
以前、テレビで見たのですが、美山には現在、1人の茅葺の職人さんがいるそうで
茅葺の屋根をまっすぐに揃えられるようになるまで、少なくとも5年はかかるらしいです
また、茅葺は火に弱いので、白川郷と同様に年に二回、火災訓練や放水銃の点検も兼ねて放水されます
その放水する風景も素敵で、写真は見たことありますが、いつか実際にみてみたいものです
私たちは11時に到着したので、先にランチをしました
ランチに選んだのは ピザカフェ「さかや」さん
(Facebook さかや Instagramさかや)
営業は基本、土曜日と日曜日だけのようなので、行かれる前に確認した方がいいと思います
外観
旅に来た!ってことが実感できる素敵な場所
普段と違うことを体験できたり、普段と違うものに触れ合えるからこそ旅は楽しい
レトロなものがたくさんありました
古い箪笥
娘は物語の中でしか見たことのない時計に興味津々でした
お座敷か、縁側か選べます
折角なので、風景を楽しんる縁側でお食事を頂きました
この席に案内されたとき、今は亡きばあちゃんの家の匂いがしたんですよ
思わず、「ばあちゃん家みたい」って言っちゃいました
メニュー
ドリンクメニュー
娘がジンジャーエールを注文したら
「自家製なので辛いかも」と言われたので、娘はりんごジュース
私は逆に辛いジンジャーエールが大好きなので、注文しました
ジンジャーエールとバナナジュースとほうれん草とベーコンのピザです
ピザ生地はもっちり 余計なものが入ってないんだろうなぁっていうシンプルなお味でした
おススメのカフェです
美味しいもの頂いたあとは、また美味しいもの
売り切れたら終了というので、先に買いに行ってきました
それが、米粉で作ったパン屋「吉之丞(きちのじょう)」さん
「さかや」さんのすぐ下、坂を下ったところにあります
外観
パンの種類も豊富です
写真には写ってないけど、この他にも、レーズン、かぶら、ミニミニ食パンもありました
どれも美味しそうなんだけど
秋の味覚のサツマイモをチョイス、旦那はあんぱん
アラフィフ夫婦だからね~
娘はきなこ揚げ、次男にはポテサラ、長男にはチョコを買って帰りました
次の日の朝に、少しチンして頂きました
全然、固くなくて、こちらも(いい意味で)素朴な味でとても美味しかったです
パンを購入したら、さっ、いよいよ観光です
まずは、近くにあった地井八幡神社
こちらは紅葉がきれいだったので引き込まれるように階段を上っていきました
誰もいなくて静かに参拝できました
そして、上からみた美山かやぶきの里の風景
紅葉が綺麗すぎます
つづいて 鎌倉神社
見逃してしまいそうな小さな神社です
実際、この私たちがいる間は、誰も来なかったです
でも、この神社からは美山かやぶきの里が上から一望できます
そんなに高くないので、白川郷のようには見られませんが、それでも、いい眺めです
カフェ美卵(みらん)の庭の紅葉
真っ赤でした
カフェ美卵ではプリンやジェラートが売られていて、こちらのお庭で食べることができるようです
民族資料館です
元は200年前に建てられた家屋を資料館として活用してきたけど
残念なことに、2000年に火事で焼失
現在の家屋はその後、復元したものだそうです
入館料が300円です
受付があるところが台所で、囲炉裏があります
台所横の部屋には当時使われいたであろう日用品などが展示されています
五右衛門風呂
お風呂の横が厩(うまや)で牛の出入り口だったところ
渡り廊下(昔はなかったようです)を渡って、物置、仕事場、そしてトイレ
スペースが、めっちゃありますね
昔の家って、トイレが離れにありますよね
ばあちゃん家は離れまでではなかったけど、玄関横の寒々しい場所にあって
夜中にトイレ行くの、すっごい怖かったんですよね
今は思い出です
厩にもどって屋根裏部屋へ
昔は藁や茅を収納していたそうです
ふご
テレビで見たことあります
うちの長男なんて、この中に入れておいたら、ずーっと泣いてたと思います
揺らすか、抱っこしてないと泣く子だったんで
座敷に戻って逆側の渡り廊下を渡り、蔵へ
太夫に関するものや、巻物などが展示されてました
裏(?)から見た資料館
昔話の世界~
トンビが飛び回ってます
食べ物を持っていると襲ってくるみたいなので注意が必要です
「吉之丞」の前で、オバサマが持っていたパンが狙われてました
それを見て、私たちは購入後、すぐにバックに入れました
皆さんも、食べ物には気を付けてくださいね
最後は道路を渡って向かい側から
いいですね~
紅葉と田舎の風景に癒された一日でした
秋以外にも素敵な風景を見られるようなので次回は違う季節に行ってみたいですね
では今日はここまで