同級生のＹ君から依頼を受けているゴミ箱のふたの取替。
我が家のはとっくの昔に私が蓋や前板は処分してしまい、コンクリートだけにしてしまった。
大事に使っておられる。
しかし、経年劣化は否めない。
先月中に納める約束だったのだが、大工さんが忙しくて約束を守れなかった。
それでも、そろそろ具体的に寸法を確認しようと行った。
確認して驚いた。
もっと単純な造りかと思ったら、細部が工夫・加工してある。
正面の板は受けのコンクリートの溝がＲになってるので、片方を削ってある。
蓋は木板に板金でカバー。
板の厚みを計ると７ミリ。
え～、７ミリの板はバラ板１２ミリを削ってもらわないといけないなぁ。
それに端の部分は、木板も板金もすこしＲに加工してある。
結構、ちゃんとした仕事がしてあることに驚いた。
これは、安請け合い（請負金額が安いという事ではないよ）したようだぞ。
思っていたよりも難しい。
ヘタに創ると締まらなかったりして、笑われちゃうなぁ。
そこで、
よい修繕例がないかと、ご近所を廻ってみた。
途中でご婦人から声を掛けられる。
「こんにちは。今日は暖かくなりましたね」
「はい、昨日、一昨日と寒かったですねぇ」
近所の者でもないのに気軽に声を掛けてくれる。
これが防犯の一つでもある。
にゃんこにも会う。
横を通っても逃げなかった。
更に廻ってみる。
色んな工夫がしてあったり、塗装がしてあったり。
素材も色々。
このタイプが幾つかあった。
新しい改良版だろう。
余所のゴミ箱を開けて廻る不審者がいると通報されても困るので、
さすがに開けて確認はしていないが、
丁番を隠している。そして、雨の侵入に対する改善をしているようだ。
これも確かに一考だが、強風に弱い所が難点かな？
ネコ等に蓋が簡単に開けられないような処置もリクエストなのだが、
バンドで止めてあったお家はその対策だろうか。
事前に購入した部品を取付する方法では無骨すぎるような気がする。
もう少し考えよう。
そんな訳でＹ君、
大変遅れて申し訳ありませんが、もう少し時間を下さい。
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