前記のセメント・砂・砂利・水の配合比についてです。
実家に置いてあった砂袋に丁寧に表記されていました。
この砂袋は「中目」という表記がされています。
「粗目」「中目」「細目」があるのかもしれません。
しかも、ちゃんと「左官砂」と表記されていますね。
砂はどれも同じじゃないんです。
まぁ、一般的には袋の上にあるように「一般建設」とあれば間違いないでしょう。
モルタルとコンクリートの違いは砂利が入っているか、いないかの違いです。
モルタルはセメント25Kg「1」:砂20Kg「3」:水 1:3 です。
コンクリートはセメント25Kg「1」 :砂20Kg「2」:砂利20Kg「3」:水 1:2:3です。
私は1:2:3で覚えてました。
この袋にはちゃんとどれくらいの量になるのか?
m3(立米 リューベ、 立方メートル)
m2(平米 へーべー、 平方メートル)
の量も表記されています。
1m3は1000ℓです。
箱ものにコンクリートを流し込むときにリューベで計算をします。
このリューベ計算分の量を計算するのが難しいのでこれはありがたい表記です。
単純に袋を足した量になるわけではありません。
随分昔左官さんに言われて「0.3m3分位の砂と砂利を買ってきてくれ」と言われ、
単純に袋の大きさを足した量で買って行ったら
「こいじゃ、砂利の量しか(コンクリに)ならんバイ!」と言われました。
砂利の隙間に砂が入り込み、
その隙間に接着剤としてのセメントと水が混ざり合ったものが足されるわけです。
前記のように粒のそろった「砂利」と砂の場合と、
「砕石バラス」と砂の場合では出来上がるm3の量に違いが出ますね。
但し、販売店が扱う商品が15kgだったり18kgだったり20kgだったりと
それぞれの袋のkgに差がありますので、袋の表記にならうしかないですね。
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