今回は、おなじみ、幸せをよぶ福助です。
そんな所で畏まらなくても・・・・・もっとこっちへ来てくださいな。
うーん、やっぱりお辞儀をしたまま。
横から見てみても・・・
上から見ても・・・
後ろから見ても・・・
律儀に、お辞儀をしたままです。
しかもこれは、貯金箱。お金が貯まりそうです。
福助は、やはり、福をもたらしてくれそう(^.^)
福助人形については、こんな記述があります。
享和雑記(柳川亭著・享和三年) 「叶福助といふ人形、其始山城の伏見にて焼出せし由、享和の頃に至りて江戸にて流行出し、焼物もあり、張貫も多し、子供の持遊びにて夥敷売る也、然るに此人形を棚へ上置、朝夕膳を備へ信心すれば何事によらず、心願成就すると申して敬ひ尊む人あり、其謂を知る事はなし、すべてこれらの事は欲心より己が心を闇まして迷ふ事多し、かへりみ思ふべし」
このように、福助人形は、江戸後期から人々に愛され続けてきました。
福助は、佐太郎という男がモデルであったとも言われています。彼は、大頭の小男、障害者であったそうです。不具助をもじって福助と称しましたが、彼と接した人は幸せになったことから、その死後、福助人形が作られ、人気を博しました。
以来、多くの福助人形が作られました。けれど、この品のように、ここまで腰の低い福助人形は少ないと思います。決して、顔をあげようとしないのですから(^.^)
福助が今もいたなら、あちこちから声がかかるかもしれません。どこかの国の総理大臣からも。
『「桜を見る会」の招待者名簿は、「障害者雇用職員」が廃棄しました』・・・とおっしゃる暗愚宰相のことですから・・・・
『数々の不祥事は、私にかわって、彼が平身低頭謝ります』
クワバラ、クワバラ。
暗愚宰相、屑政治家、奴隷官僚・・・・クズ人間のやま(^^;)
【朱に交われば赤くなる】
いえいえ、
【クズに交わればカスになる】
福助は、やはり、福助人形のままがいい。
手の上に座っていてくれれば、心願成就、コロナウィルス封じの御利益がありそうです(^.^)