遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

垂直栽培!?の野菜で恋鬼たち

2021年05月08日 | ものぐさ有機農業

春野菜も盛期をむかえています。

特に、今年は、エンドウが豊作です。

昨年は、全滅だったので、スナップエンドウともども、満を持して頑丈な棚をつくりました。

そして、上方へこまめに誘引しました。

もう190㎝くらいになりました。

 

ずーっと実り続けています。

大豆やソラマメが倒伏してしまうと、極端に出来が悪くなることは、毎年経験済みです(^^;

ならば、倒れないようにまっすぐ育ててみたらどうかということでやってみた訳です。

エンドウに気をよくして、ジャンボニンニクも葉を支えて、なるべくシャンとした姿にしました。

 

ジャンボとはいえ、ものすごい太さの茎。地中でどれくらいの大きさになっているのか、楽しみです。

ソラマメもかろうじて直立を保っています。出来は上々(^.^)

実は、これらは今話題の野菜の垂直栽培のまね事を、栽培途中からやってみたものです。

やってみた結果、具合がよさそう。

ならば、最初からやってみよう。

苗の段階から、支柱に茎をギュッとしばり付け、垂直の姿勢を保ちます。

トマトでは、こんな具合。麻紐でギュッと縛る。

垂直に保つことによって、生長点で生成した植物ホルモン、オーキシンが下へ移動して根を発達させると同時に、他の植物ホルモンを活性化して、ホルモン全体のバランスを良好に保ち、野菜の成長を促すというものです。

不耕起、無農薬、無肥料、無堆肥で行います。さらに砂利まじりの土が望ましい。

病虫害には無縁で、収穫大。

まさに、ぐうたら有機農業にピッタリの方法ではないですか(^.^)

今回は、畝をつくり、マルチを張った段階で、すでに牛糞、鶏糞を入れてしまっていたので、本当の垂直栽培にはならないかもしれませんが、夏野菜類の一部を、小さい段階から垂直に縛ってみることにしました。これまで通りのやり方のものと較べてみます。

 

畑の隅に目をやると・・・・・・・

5年前に切倒したナンキンハゼの大木(作業はプロです(^^;)にキノコが。

このブヨブヨとしたものはキクラゲだと思うけど・・・・・

残念ながら、知識と勇気の欠如。食するには至りませんでした(^^;

 

少し横のサクランボ。これなら安心して食べれます。

しかも、数日前まで、ひっきりなしに食べに来ていたヒヨドリの姿がパッタリと消えました。

代わりに、ウグイスがずーっと鳴いています。例年なら1週間くらいで山の方へ行ってしまうのですが、今年はどういうわけか、まだいます。

三月の初めから、もう二か月も、毎日鳴いています。

姿は見えませんが、この場所だと10mほどしか離れていません。うるさいくらいの大きな鳴き声。

どうも2羽いるようです。恋人ならぬ、恋鳥たち。

ここで、愛の巣をつくるつもりでしょうか(^.^)

 

キクラゲはパスしましたが、スナップエンドウ、エンドウは大量。

サクランボをあしらってみました。

女鬼  と  男鬼

恋鬼たち?

 

コメント (14)
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