ここ数回のブログで紹介している磁胎七宝の茶器ですが、さらにもう一個、似たような器が、別の業者から、バラで出ました。
幅 10.8㎝、底径 6.1㎝、高 8.7㎝。重 192g。
少しぶ厚い器体に、泥七宝で草花紋と鳥が描かれています。秋草と雀です。
竹様の把手には節があり、鉄釉と緑釉で彩色されています。
やはり、「松岡製」です。
先回のシュガーポットと並べると、器の造形、模様の描き方などがピッタリと一致し、この二つはセットであることがわかります。
以前紹介した大急須を加えてみました。
色模様は異なりますが、これらは同じ所で作られた2組のティーセットのはぐれ品であると思われます。
ですから、以前紹介した磁胎七宝大急須は、磁胎七宝草花蝶鳥紋ティーポットに、名称変更をします。
あとは、ティーカップを探し出せば、明治の輸出ティーセットがまがりなりにも完成。
これでアーフタヌーンティーを楽しめば、気分はもはや、ヨーロッパの上流階級(^.^)
しかし、目玉の黒いうちに揃えるのはかなり難しそう(^^;