もう春夏野菜の準備をしなければならないので、畑にそのままにしておいた里芋を掘り上げようと思いました。例年は、12月中に全部掘って保存するのですが、今回は4株だけそのままにしておきました。種用の里芋が、小屋で保管中にダメになるかもしれないけれど、土中ならば生き延びるのもあるだろう、と保険をかけたのです。
案の定、小屋に置いてあった発泡スチロール箱の蓋をきっちりと閉め過ぎてカビがきていました。あわてて空気に晒して乾燥し、事なきをえました(^^;
というわけで、畑の4株は御用済みなので、掘り上げることになったわけです。
簡単に覆っておいたマルチを剥いでみると・・・
どうやら、株は残っています。
4株とも、腐ってはいないようです。
でも、何かが違う!!
芋がどれも異様に大きい!
手にあまるほどの芋もかなりあります。
これは一体どうしたこと??
この場所には、110個の種を植え、すべて育ちました。12月中旬までに、106株を掘りました。トータルで300㎏ほど、この備中鍬一本でよくもまあやったものです(^.^) 何回か計量して出来具合をみました。ほとんどの株は、2.5㎏-3.5㎏の大きさでした。芋の大きさは、大小さまざま。
ところが、今回は4株で、16㎏にもなりました。しかも、小さな芋はほとんどなし。これはもう、越冬中に太ったとしか思えません。
上の葉はとっくに枯れているのに、地下の芋が太る!?!?
光合成原理に反するようなことが起こりうるのでしょうか?
謎は深まるばかりです。
ジャガイモでも同様に、冬の地下太りが見られたという報告があります。
葉がなくなってもなお、芋類は太るのでしょうか!!!???
サトイモは皮をむくと残りが少ないので、大きい方が効率が良いですね。でも、味は小振りの物の方が良いように思います。まあ、料理の種類にもよりますが。そうそう、誰かのブログでおしえてもらったサトイモチップ、非常に美味しかったです。これには、大振りの芋が適してますね。
300㎏掘ったはいいけど、さばくのが大変でした。もう、あちこちへ押し売り。クリンちゃんが近くなら、大振り芋を何十㎏でもさしあげたのに(^.^)
里芋はぬめりがあって皮をむきにくいから大きい方が調理の時に助かりますよね⤴✨
枯れてなお・・・・や、老いてなお・・・は、シニアの悪あがき(^^;というより、まだまだいける希望の光と思いたいですね(^.^)
ど同時に何か寓意を読み取らせるようなタイトルですね。
★枯れてなお太り続ける里の芋
この「里の芋」が、いろいろな言葉に置き換えられると思います。
私などなら、わが子から見ると、
★老いてなお太り続ける里の親
とかになるかもしれません。
勝手に、どうも失礼いたしました。m(__)m
高知弁で〇・・〇とか言うらしですが、土性骨のすわった一途な女性がそこここにいらっしゃるのですね(^.^)
ハハハ、Drの刀は正統派で切れ味鋭いですが、私のは竹光です。鈍く光って見えるのは、銀継ぎ補修してあるからです(^^;
以前私が高知で人気の 葉ニンニクを書いたとき
遅生さまがずいぶんお詳しくて 驚きました。
あれも ひろちゃんからの情報だったのですね。
今見てきましたが ひろちゃんが畑で説明する後ろの山を見ると
ああ あのあたりだとすぐ分かります。お元気な方ですね
さっそく私もチャンネル登録しました。
遅生さまもKさまも 古いものや伊万里などの立派な本業!をお持ちですのに
農業のこともお詳しく 二刀流のチェコの選手みたいで感心しました。
ただ、研究心には頭が下がります。失敗を恐れず新しいことに挑戦し続ける姿は、男女の枠を越えて、老人の鏡ですね。
茨城の気温はわかりませんが、こちらとそれほど違わないでしょう。昔は、この辺の農家はみな大きな穴を掘ってもみ殻や藁で覆いをして、一旦掘り上げた里芋を埋めて保存していました。今はみなさん、寒くなる前に全部掘りあげて小屋に保管しています。
今回の私の場合は、生えているそのままの状態(芋が一部地表に出ている)で、ボロの黒マルチを掛け、飛ばされないように瓦で押さえておいただけです。文字通りのものぐさ(^^;
冬は結構寒かったですが、親芋の腐りもなく、ちょっと拍子抜けの感じです。しかも、その間に芋が太るとなれば、こんなオイシイ話はありませんね😋
自分で甘みを作り出すのですね。これが、寒野菜が美味しい理由です。
南国原産の里芋は寒さに弱く、低温だと腐ってしまうのですが、運よく無事だと旨さが倍加します。今回はそのケースでした(^.^)
>葉がなくなってもなお、芋類は太るのでしょうか!!!???
ホント、「光合成原理に反するようなことが起こりうるのでしょうか?」、、、。
なかなか面白いユーチューブですね。
2~3日前も、ジャガイモ栽培には石灰を使用しないということを学ばせてもらいました(^_^)
我が家では、里芋の種は、1m程の穴を掘り、里芋を網に入れ(掘り起こす際にそっくり掘り出せるようにするため)、網ごと穴に埋めて保存しています。
穴が浅く、30cmくらいの場合は、当地方の場合、寒さにやられてしまいますので、1m位の深さにしているわけです。
案外、「ひろちゃん農園」にあるように、掘り起こさないで、そのままの状態の上に土か籾殻をかけておけば保存が可能なのかもしれませんね(^_^)
それだと手間が省けますものね。
今年は、それを実験してみようと思います。
お味次第では地下保存もありですかね?
(↑育ててないのに言ってみる^^;)