遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

竹花生け⑪竹編双耳花瓶

2023年07月03日 | 花道具

やはり、家にあった花瓶です。

これまでの物のような仰々しさはなく、私でも使えそうな品です(^.^)

口径 12.6㎝、最大径(耳部含まず) 17.6㎝、底径 12.4㎝、高 21.9㎝。明治ー大正。

程よい大きさの軽い花瓶です。

竹ヒゴで編んだ籠に落しを入れてあります。

 

奇をてらわずに、きっちりとした素朴な味わいの竹細工です。

編みの始まりと終わりはわかりません。

〇〇作と銘のあるような品ではありませんが、職人技はすばらしいですね。

これで何とかならなければ、ブログをやめる?・・・天の声が聞こえて来そうです(^^;

梅雨しばし 花と花瓶に 助けられ  遅生子

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (水仙)
2023-07-03 16:11:43
このお花器は自己主張しないで、お花を活かせてあげる優しい味わいですね。古いものなのに保存状態のよいことに感心いたしました。
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遅生さんへ (Dr.K)
2023-07-03 18:42:59
ここのところ、格式の高い花器の登場が続き、見る方も、「ん!」と身構えるところでしたが、今回は、ちょっとリラックスさせてもらいました(^_^)
私も、このような籠の花器を2~3点、骨董市などで手に入れてきて、妻にプレゼントしています。
それを、私は使えませんが、妻は、時々使っています。
遅生さんは、すっかり堂に入ってますね(^-^*)
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水仙さんへ (遅生)
2023-07-03 19:22:49
等身大、分相応の花器です。
ホッとします(^^;

煤竹或は燻した竹を使っているので、虫に喰われ難いのだと思います。
以前に紹介した太い竹をそのまま切って作った花器は、どれも虫が入っています。
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Dr.Kさんへ (遅生)
2023-07-03 19:30:10
分不相応の品物は、敷居が高いですね。その点、今回の品は同じ土俵にのっていますので、一応勝負になります(^.^)
花器のプレゼントとは、しゃれてますね。私もかなりの数の花器(
もどきの品)を連れて帰りましたが、今となっては、プレゼントの一言を添えればよかったと後悔しています(^^;
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