今回の品は、アフリカ仮面と思われますが、部族などは不明です。
幅 24.6㎝x 長 32.3㎝ x 高 12.0㎝。重 1045g。アフリカ。国、部族不明。20世紀。
堅い木に、しっかりとした彫りが施された大型の仮面です。
部族や国名は不明ですが、作行きからして、アフリカの面だと思います。
ゴリラをモデルにしているのでしょうか。
見る角度によって、表情が変わります。
裏面の彫りも、手抜きがありません。
アフリカらしい、大胆な彫りです。
大きな耳は、伎楽面のよう。
存在感にあふれていますね。
上目遣いにすると、とたんに表情が子供っぽく見えるからフシギですね💛
前回のレガ族の仮面・・のほほんとしつつもどこか魂を持って行かれそうな表情がちょっと怖かったです💦「ブワミと呼ばれる秘密結社」っていうフレーズも怖いですし💦お祭りにでも用いたのでしょうか・・
(トイレ美術館の油絵作品と並べても実に釣り合いのとれる重厚さにおどろきです👑)
日本でも数少ないけれど動物面はあります。
でも、アフリカ面は、人間と動物とが融合して、動物の表情をもったヒト仮面であることが特徴です。野生動物と人間の距離が近かったからでしょう。
今回の品は、ゴリラ人間仮面とでもよべそうです。
確かに、明治の油絵にまけない重厚さがありますね。
おもしろい仮面ですね!
造形が細かくこらまでのものより現代的なデザインに見えます。
私の知り合いに似た人がいるような、、笑
きっとモチーフが人間よりなんでしょうね。とても愛着が湧きそうな仮面です。(^^)
確かに、こんな風貌の人がいますね。
野生が失われつつある時代なので貴重ですね(^.^)
また、耳が極端に長く、伎楽面を連想させますね。
いろんな発想が融合して作られているように感じました。
紹介しているアフリカ面では、能・狂言面に使えそうな物もあります。
面は人の顔ですから、期せずして似た物になるのでしょう。