古伊万里のそば猪口です。
故玩館には古伊万里は少ないのですが、その中でもそば猪口は数えるほどしかありません。
あちこち探して、やっと見つかりました。
径 7.1㎝、底径 5.2㎝、高 5.8㎝。江戸後期。
やや小ぶりのそば猪口です。
谷岡ヤスジのマンガのような龍が描かれています。
少しずつ回してみると・・
もう一匹の龍。
見事なニュウ、丹下左膳?(^^;
見込みには、怪人二十面相?(^^;
この時代にはポピュラーな底面。
実は、この品は、故玩館を改修するとき、縁の下にころがっていたのを拾いあげた物です。
時代からすると、3、4代前の人が使っていたのでしょう。
ユーモアや洒落のわかる人物だったのですね(^.^)
おまけに、それを購入して普段使いにする物好き。
私もその当時生きていたら、その一人だったでしょうね(^.^)
「谷岡ヤスジの漫画」、素晴らしいたとえですね!
彼の漫画に多大な影響を受けだ世代にはたまりません
「鼻血ブー」とか「アサー!」とか思い出してしまいました。
長い間、戦争がなかったからだと思われます。
今の時代にもヒントが得られそうです(^.^)
あえなくゴミ箱行きの所を、私が救いました(^.^)
小さくて傷ありのさえない器の方が妙に愛着がわきますね(^.^)
それに、いまの品の無いユーモアとはひと味違ったセンスがあるように思います。
さっそくご紹介くださり、ありがとうございます(^_^)
故玩館伝世品でしたか!
このような物は、由来とかが重要ですよね。
故玩館の守り神が一つ増えましたね(^-^*)