プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★帰省自粛と帰国断念(後編)

2020-08-14 07:25:09 | 日記・エッセイ・コラム
  新型コロナの感染拡大が続くメルボルンでは、先日、6週間にわたる夜間外出禁止令が出され、結婚式は禁止になった。状況に変化が無ければ、一段と厳しい措置がとられる予定だ

 一方、となりの西オーストラリア州では、早期にボーダーを閉鎖し、罰金等の対策を徹底したので、すでに感染が終息し、普段の社会活動に戻った。娘は、子供が、手洗いを嫌がらなくなったと喜んでいる。

 さて、オーストラリア人は、日本人よりも個人の自由を尊重する国民だが、厳しい措置を渋々でも受け入れる。背景には、「信賞必罰」が社会規範として、根付いていると、私は理解している。

 日豪の決定的な違いは、自治体単位の権限と強制力の差で、日本では、拘束力を持つ法的規制は、人権侵害にあたるとして、短絡的に反対する。

 しかし、「他人の権利を侵害してまで、自己の権利を主張することは許されない」ことを、青森の事件を通して学びたい。