野菜の高値が続いているが、原因は、天候不順だけでなく、輸入に頼るために、新型コロナウイルスの影響を受けたことを無視できない。
農水省データでは、2018年度の先進国の食料自給率(カロリーベース)は、カナダ264%、オーストラリア224%、アメリカ130%、フランス127%、ドイツ95%に対し、日本は極端に低く、37%に過ぎない。
2010年、当時の民主党政権が、2020年までに食料自給率を50%にする目標を立てた。しかし、安倍政権になって、目標値自体を45%に引き下げてしまったが、それでも達成には、程遠い状態だ。
現政権の農業戦略は、高付加価値の農産物の生産量を増やして、外貨を稼ぐアベノミクス・スキームなので、自給率は上がらない。
輸入に依存し過ぎると、相手国の国内事情に左右され、極めて不安定になることを、コロナ災禍を通じて、思い知るべきだと思う。
農水省データでは、2018年度の先進国の食料自給率(カロリーベース)は、カナダ264%、オーストラリア224%、アメリカ130%、フランス127%、ドイツ95%に対し、日本は極端に低く、37%に過ぎない。
2010年、当時の民主党政権が、2020年までに食料自給率を50%にする目標を立てた。しかし、安倍政権になって、目標値自体を45%に引き下げてしまったが、それでも達成には、程遠い状態だ。
現政権の農業戦略は、高付加価値の農産物の生産量を増やして、外貨を稼ぐアベノミクス・スキームなので、自給率は上がらない。
輸入に依存し過ぎると、相手国の国内事情に左右され、極めて不安定になることを、コロナ災禍を通じて、思い知るべきだと思う。