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★コロナ不況の突破口(完):アベノミクスの終焉

2020-08-24 07:44:23 | 日記・エッセイ・コラム
 「コロナ不況の突破口」は、ごく自然なことを実行することで実現するが、利害相反する当事者の我欲が最大のネックになっている。

 それを改革するのが政府の役割だが、長期に渡る安倍政権では、身動き取れない状況に陥ってしまった。

 振り返ってみると、2013年に開催されたG8の後、安倍総理は、「アベノミクスが評価された」と胸を張ったが、コミュニケ文書には、「日本は,信頼できる中期的な財政計画を定めるという課題に応える必要がある」と記述している。

 公共投資と大胆な金融政策は、短期的な刺激として有効だったが、一番重要な財政健全化を放棄したのでは、とても、アベノミクスが成功したとは言い難い。

 安倍首相の通算在任日数は、すでに過去最長だが、8月25日には、連続在任日数でも、大叔父の故・佐藤栄作元首相の2798日を超えて歴代単独1位となる。

 総理の健康不安説が流れているが、アベノミクスの終焉を暗示している気がする。