政府が発表した新型コロナウイルスによるGDPへの影響は、リーマン・ショック(17.8%)を上回る27.8%の下落で、回復にかなりの期間を要する。
リーマン・ショックと質的に違い、コロナの呪縛から解放されない限り、正常な日常生活が出来ず、経済活動も回復基調に向かわないので、現在の政策を継続する限り、楽観できないと思う。
2013年以降、アベノミクス「三本の矢」と称して、輸出企業への優遇税制で国際競争力を高め、GDPを押し上げようとして来たが、世界規模のコロナ不況下では、通用しないスキームになった。
しかも、GDPをけん引しているのは、「輸出産業」と誤解されがちだが、「個人消費」が全体の約60%を占めている。
「コロナ不況の突破口」は、この「個人消費」をどうやって回復基調に乗せるかにかかっている。
リーマン・ショックと質的に違い、コロナの呪縛から解放されない限り、正常な日常生活が出来ず、経済活動も回復基調に向かわないので、現在の政策を継続する限り、楽観できないと思う。
2013年以降、アベノミクス「三本の矢」と称して、輸出企業への優遇税制で国際競争力を高め、GDPを押し上げようとして来たが、世界規模のコロナ不況下では、通用しないスキームになった。
しかも、GDPをけん引しているのは、「輸出産業」と誤解されがちだが、「個人消費」が全体の約60%を占めている。
「コロナ不況の突破口」は、この「個人消費」をどうやって回復基調に乗せるかにかかっている。