大空と大地の中で。

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ちゃっかり&感謝の登山 北アル 双六岳~笠ヶ岳テント泊縦走♯1

2014-09-30 14:35:07 | ~ 日本百名山 ~

 

9月13日(土)~15日(月)

昨年から北鎌尾根~槍・穂高岳を眺めながら歩きたかった、

北アルプス 双六岳~笠ヶ岳の縦走路

 昨年、予定していた日は台風で中止

今年7月末も、天候不良で中止となる

今年は、もうどうしても歩きたい!天気の良い日を狙ってソロ縦走する事に決め

天気予報と睨めっこの日々が続いていたが、9月の三連休付近天気がいいじゃん!

三連休天気もいいし、山は混みそうだがソロ縦走となると

人が居た方が心強いので、三連休に行く事に決定

バスでゆくか、車でゆくか、電車にするかと、あれこれ考えていると

ふっと、ひらめいた!

 そういえば、双六岳~笠ヶ岳と同じ登山口である、新穂高温泉~槍ヶ岳に登る山友さんがいるではないか

さっそく、その山友さんにメールで確認、「車一人乗れるかな?」って

「乗せてあげるよ」って山友さん、ありがたきお言葉に感謝し

行きは同乗させてもらうことに決め

帰りは渋滞が気になったが高速バスの予約をする

 

深夜2:30 新穂高温泉に到着するが

もう、駐車場はどこも満車で入る事が出来ない

路肩も路上駐車している車が、ダーってどこまでも停まっている

翌朝歩くのは大変だが、仕方がないが鍋平高原まで上がり有料駐車場に停めて仮眠

鍋平高原の駐車場も、もう少し遅かったら停める事が出来なかった ギリギリセーフ

夏の天候が不安定だったので、ようやく安定してきた、この三連休に集中したんだね

 

仮眠している山友さんに「先に行くね」と声をかけ 5:00スタート

暗い中、ヘッデンの灯りを頼りに、鍋平高原から新穂高ロープウェイ乗り場まで山道を下る

コースタイム30分位+となる

新穂高ロープウェイ乗り場に到着すると、ちょうど夜行バスが次々に到着している時間帯と重なり

これまた、凄まじい人・人・人である トイレも渋滞中

一体、この人達は槍ヶ岳方面を目指す人達なのか?

双六岳・笠ヶ岳・鷲羽岳・水晶岳方面を目指す人達なのか?

どちらかな?って・・・

双六小屋のテン場は広いけど、これだけの人が居ると少々テン場も心配になってくる

 

6:00 わさび平小屋へ

わさび平小屋まで70分、この長い林道歩きはマジかったるい

ダラダラと歩き、後ろからどんどん抜かされてゆく

ザックがいつもよりずっしり重い、下山後の温泉道具がいつものザックの中身より多いのだ

7:20 わさび平小屋

ここにも人が多いが、今回はソロなので賑やかな方がいい

人間ウオッチャーしていると、結構楽しめる

秩父沢

秩父沢を過ぎると、本格的な登りがやってくる

テント担いでるので、のんびり・ゆっくり自分のペースで登ってゆく

わさび平小屋からちょうど1時間程の場所で、大きな石の上に座って休憩

多くの登山者が下からどんどんと登って来る

すると、「そんなとこで、何やってんのー」って言う大きな声

声の方向に目を向けると、おや!何処かで見覚えのある顔ではないの

昨年の北海道以来の再会、フルーツゼリーのHさんだ

Hさんと話しているとMさんがやってきた、他のメンバーは? 後はきぃちゃんだけだって

H&Mコンビは双六小屋テン場でテン泊、きぃちゃんは小屋泊らしい

ここから、H&Mコンビと一緒に登ってゆくが、ペースが早く私は着いていけず

先に行ってもらい、再び自分のペースを守りながら時々後ろを振り向き

きぃちゃんの姿を探す事数回、いつものお決まりのスタイルで登って来るきぃちゃん発見!

「きぃちゃーん」って声をかけ手を振る、既に汗で帽子の色が変わってる

きぃちゃんと歩くペースが一緒だったので、久しぶりに話しながら、鏡平小屋まで一緒に登る

きぃちゃん、「笠ヶ岳に行くなら鏡平小屋に泊まるかも?」なんて弱気な発言をしている

「はぁ~? 双六小屋までいくよ!」なんて、強気な発言をしていた私だったが・・・

きぃちゃん「30分ルールって知ってる?」 

「うん、Kさんから聞いて知ってるよ、もう直ぐシシウドヶ原だから、そこまで行って休憩しない?」

シシウドヶ原で休憩

仮眠程度で山に登るのは、やっぱり辛いよねぇ~

シシウドヶ原から

かすかな噴煙を上げている、焼岳が見え

槍の穂先も、ちょろっと見える

地図を眺め鏡平小屋まで後70分だね・・・って

7月末に双六岳は登ってるので、私も笠ヶ岳に行くのだったら鏡平小屋泊でもいいかな?なんて

そんな弱気な事を思うようになってきていた(´・_・`)

鏡平小屋まで、後500m

もう直ぐだぁ~

鏡平のデッキの上で、ザック下ろして一休み

素晴らしい天気だ!逆さ槍もハッキリ池に映し出されている

鏡平小屋到着

H&Mコンビが待っていてくれた

ここから、双六小屋まで後2時間、頑張んべぇ~と4人で出発

Hさんは、いつものハイペースでどんどんと小さくなり、あっと云う間に見えなくなってしまった

その後、私がマイペースで登ってゆく

Mさん、鏡平小屋から一気にペースダウン、きぃちゃんは、いつものマイペースで登る

ナナカマドの赤い実が可愛らしい

弓折乗越で、Mさん きぃちゃんを待つ

きぃちゃんが最初に登ってきた、Mさん途中で具合いが悪くなったらしいが

Mさん到着 話しも出来ないほど憔悴しきってる

「大丈夫?」 少々休憩

ガスが立ち込めてきた、きぃちゃん「あっ!K雲がきちゃったよ」って(笑)

体が冷えてきたので、先にゆく

クロユリベンチで休憩していると

Mさん、きぃちゃんがやってきた、Mさんも回復してきたらしく笑があり話しも出来るようになっていた

「良かったね」

14:40 双六小屋テン場に到着

テン場を確保してくれてるHさんが手を振っている

テント設営して、小屋前のテーブルで夕食

小屋泊のきぃちゃんの食事は、混んでいるので順番で20時~だって

双六小屋前から鷲羽岳

ここからだと、鷲が羽を広げてる姿には見えないのが残念

食事をしながら、きぃちゃん、Hさん、Mさんは、

翌日、笠ヶ岳に行くか、鷲羽岳に行くか色々と検討中

そして、皆さんは笠ヶ岳に行く事に決定となり、翌日も一緒に歩ける事になる

その後、きぃちゃんの食事の時間まで、小屋の乾燥室に入りおしゃべりを楽しみ

おやすみなさい

 

 


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