平成26年9月14日(日)
縦走2日目の朝、北アルプスは初霜が降りる
双六岳~笠ヶ岳までのコースタイムは、5.5H スタートは7:00の予定
5:00 目覚ましの音で目覚め、始動開始
テントは霜でバリバリ、どうりで夜中寒かった訳だ
ご来光を眺めに行こうかと思ったが、対して興味もなく
テントの中でコーヒーを呑みながら、一人、まったりした朝の時間を過ごす
分岐点となる双六小屋
ここから、鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳方面へ行く人
西鎌尾根から槍ヶ岳に行く人
笠ヶ岳方面へ行く人、新穂高温泉へ下山する人に分かれる
我々は、弓折乗越から笠ヶ岳へ 7:00スタート
「今日は、天気もいいし時間は十分にあるし楽勝、景色をみながらゆっくり行こうねぇ~」
クロユリベンチから白山
クロユリベンチから西鎌尾根・北鎌尾根・槍ヶ岳・穂高岳の絶景
そう、昨年からこの景色を眺めながら歩きたかった、憧れの縦走路
今日は、十分にこの景色を堪能しながら、歩こうと決める
ちょろっと噴煙を上げている焼岳 「あっ、浪平さんの頭だ」
その後ろが、「乗鞍岳」
そして、かなりの時間をクロユリベンチで費やし
9:15 弓折乗越、眼下に鏡平小屋
ここでも休憩 きぃちゃん「いくら今日は余裕があるからって、そろそろ行こうぜぇ~」
笠ヶ岳を目指し、遥かな縦走路の旅が北海道メンバーらと共に始まる
弓折乗越から笠ヶ岳まで、アップダウンが多い
槍・穂高を眺めては、足が止まり写真撮影となる
弓折岳を過ぎ、大ノマ乗越付近から
西鎌尾根に北鎌尾根・槍ヶ岳 「きゃぁ~、かっこいいぃ~」
秩父平を過ぎ
秩父岩まで登り上がる
この日、一番辛かった場所だ
きぃちゃんが登ってきて一言
「何が今日は楽勝だよ、騙された!鷲羽岳にすれば良かった・・・ ふざけんなよ!」って(笑)
「騙してませんけど・・・」
皆で「K雲がきちゃったよぉ~」って(笑)
ここまで登り上げてしまえば、笠ヶ岳までは尾根道なので結構楽だが
笠ヶ岳小屋までは、後2時間
雲の切れ間から時折見える笠ヶ岳は、遥か彼方にある
「まだ、あんなにあるよぉ~」
「今日は楽勝」なんて、舐めているとこう云う結末になるんだよね、大体が・・・(ーー;)
ザックデポして、抜戸岳山頂へ
地図を眺め、ため息
「もう動きたくないね、抜戸岩ってどれなんだろうね」
あの岩?この岩?等など
岩と岩の間を抜けてゆく、抜戸岩
抜戸岩を通り抜けると、目指す笠ヶ岳がみえた 雲の切れ間の一瞬の出来事
抜戸岳から2/3程来た場所だ
さぁ~て、ここまで来ればこっちのものだ
テン場までの最後の登り
14:50 テン場到着
笠ヶ岳小屋は、テン場から10分程登った場所にある
水場もトイレも小屋まで登ってゆかなければならないテン場は、ちょっと不便な場所であるが
景色は最高のテン場である
テント設営して、小屋経由で笠ヶ岳山頂を目指す
16:00 笠ヶ岳山頂
久しぶりの再会に、記念撮影
普段は、一緒に行ったメンバーのイニシャルや写真等、シークレットにしたい方だが
今回は特別にアップしちゃった
山頂から笠ヶ岳小屋
山頂から笠ヶ岳テン場
山頂からこの日歩いた縦走路
そして、ブロッケン現象 皆で遊ぶ
雲の中から、ひょっこり穂高が顔を出す
夕闇に染まる縦走路と槍ヶ岳
この日は、天気が良く風もまったくない穏やかな日でありました
小屋の前で、お疲れさまの乾杯
小屋泊のきぃちゃんの寝床は、食堂の15番だって
「なんじゃぁ~、それ」
そうなんです、部屋が全て満室状態なので食堂で寝るそうです
食事の最終が、21時らしいのでそれまでは寝られないそうです
でも、きぃちゃんの後に小屋に到着した人達は、もう小屋の中も寝場所がなく
小屋の外にテントを張って、寝袋で寝かされたそうです
ちょっとの差で小屋で寝られただけでも、良かったね
そして、H&Mコンビと私はテント泊だったので
快適な安眠となり、夜中に起きる事もなく大爆睡でありました
ちなみに、行きに同乗させてもらった槍ヶ岳に行った山友さん達は
槍ヶ岳山頂に登るのに、2時間待ちだったそうです
双六岳~笠ヶ岳の縦走路は、快適な縦走路でありました
テントの中で寝酒を呑んで 21:00
おやすみなさい