2017年8月26日(土)~28日(月)
七倉登山口~船窪小屋~蓮華岳~針ノ木小屋~針ノ木雪渓~扇沢 と、
昨年の10月に同じルートを予定し、憧れの船窪小屋に宿泊、
翌日、蓮華の大下りから蓮華岳~針ノ木小屋泊の予定でしたが、翌朝は風が強く蓮華の大下りが不安の為に、
予定を変更して下山。今年はそのリベンジ登山となりました。
前夜、登山口に到着し仮眠。
翌朝、目覚めると登る意欲がなくなる程、車を打ちつける雨、
山友さん曰く、「もう直ぐ止むから・・・」の言葉を信じ、身支度をし車中で待機。
7時過ぎには雨も止み、いざ出発。
天狗の庭までの登山道の様子は、昨年のブログをどうぞ。
エッチラ、オッチラと登り、やっと天狗の庭に到着。
槍ヶ岳を眺め、ここまで登ってこれた事に感動。
昨年の記憶だと、ここから登りもなく、緩やかな登山道を歩き小屋が待っていて、
ビールが飲めるぞぉ~と思いこんでいたが大きな勘違いだった。
対した登りではないのだが、頭の中はビールモードになっていた為か、偉く長く感じた。
登り終えると、小屋までの道のりは山が見渡せ花畑がありホットする場所で癒されます。
時期がもう少し早ければ、一面のチングルマの群生でした。多分見事だったでしょう。
昨年と変わらずに出迎えてくれた船窪小屋。
到着と同時に、温かいお茶でおもてなし。
近頃、真夏の山でも温かいものを飲むとホットするのは、やはり歳のせいなのでしょうか?
昨年までのオーナーご夫婦は高齢の為引退され、息子さんに受け継がれていました。
今回は、息子さんはいらっしゃいませんでしたが、おもてなしはちゃんと受け継がれていました。
ただ、夕食後の演奏会がなかったのは残念。
昨年は、囲炉裏を囲んで常連さんのアコーディオン・フルートの演奏会があり盛り上がっていましたけどね。
昨年は、雨で見る事の出来なかった夕日は見事でした。
小屋番さんも、今年は天気が悪く こんな綺麗な夕日は今年初めてだって。
肌寒さを忘れ、ずっと眺めていても飽きる事のなかった、
刻々と移り変わる美しい夕日でした。すっごく得した気分にもなりました。
夕日に染まる読売新道。