大空と大地の中で。

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七面山 敬真院 宿坊体験 ♯1

2019-01-04 10:30:33 | 山 行・ハイキング

 

2018年12月31日(火)-2019年1月1日(水)

 

大晦日から元旦は、日蓮宗の聖地で信仰の山として名高い「七面山」に行ってきました。

七面山は二百名山・山梨百名山の山としても知られている山です。

七面山にご来光登山をするならば、七面山の9合目にある敬慎院で宿坊体験もしましょう♪

夜明けの中央高速から見る、南アルプスの景色。

春木川に架かる羽衣橋の近くには、白糸の滝とお万の方の像があります。

お万の方は滝行で身を清め、女人禁制の七面山に登詣したと伝えられる歴史ある山です。

9:40 七面山の表参道・羽衣登山口は、羽衣集落にあり、

周辺には何軒かの宿がありました。駐車場も登山道入口と麓にあります。

参道は緩やかな階段状になっています。

神力坊

参拝者が道中の安全を祈念する場所。

本堂には、日蓮聖人の木像とともにお万の方の木像が安置されています。

奉納された下駄が、沢山。

登山道の要所、要所に、一言の看板。

十三丁目「肝心坊」

休憩所にもなっている肝心坊で、ちょっとひと息。

登山道は、殆ど展望がありませんでしたので、南アルプスの展望は新鮮でした。

「南妙法蓮華経」と唱えながら歩いている熱心な信仰者さんにも多く会い、

「おはようございます」と挨拶すると「ご苦労さまです」と声をかけてくれます。

さすが、信仰の山ですね。

途中にはこのように○丁目と書かれた真新しい石灯篭があります。敬慎院は50丁目。

46丁目にある 和光門

ジグザグとした山道を登ると額に「和光門」と書かれた門が見えてきます。

和光門は山頂への入り口で、すぐ先に敬慎院があります。

敬慎院の鐘楼

御来光を拝む場所にある隋身門。

隋身門からは富士山をはじめ、眼下には身延山や鷹取山を望むことができます。

隋身門をくぐると、正面に見えてくる七面山敬慎院・本堂。

広々とした境内。

敬慎院にある50丁目の表示、標高が約1700mです

戸を開くと、ハッピを着た大勢の「座敷番」や僧侶の方々が迎えてくれました。

また、勤行への参加が条件で宿泊が可能です。

お部屋は30畳の大広間。

この部屋に19人宿泊。

石鹸類は使用出来ないが、15時からお風呂にも入れ冷えた体が温まりました。

16時から御開帳。

お膳が運ばれ、17時半から夕食。

もちろん、精進料理で質素でしたがお味噌汁がとても美味しかったです。

 

19時から勤行。

19時の勤行を終え、部屋に戻ると1枚の長い布団が敷かれていました。

この長い布団は、敬慎院の名物らしいです。

振る舞い酒。

それと、ぜんざいに甘酒も振舞って頂き、ほっこり温まります。

20時半からお餅つき。

順番にお餅をついて、振る舞い酒頂きながら他の登山者や信者さん達と談話。 

突き立てのお餅は、やはり美味しかった!大根餅ときな粉餅。

この後、22時から勤行があったのですが、眠くてパスしちゃいました。

大広間で人の出入りも多いので、ちょっとウトウトしたら目が冴えてしまい、

23時45分からの除夜の鐘つきに。

除夜の鐘は、108つの煩悩を祓うといい伝えられているので、

やはり新鮮な気持ちで迎えたく、煩悩を祓いに沢山着込んで参加しました。

私は 28鐘目でした。

色々とイベントが盛りだくさんな宿坊で、時間があっという間に過ぎ去り、

貴重な体験をした大晦日の夜のでした。


 

 



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