図書館で森林浴の本に目が止まって、気になって借りてみた。
なんと、森林浴、”寿司”や”もったいない”、”マンガ”などに引き続き、そのままshinrinyokuとして世界に広まってるんだって。この本も世界で出版された後、逆輸入的な感じで日本で出版されたみたい。
先日、友達に誘われて明治神宮に行ったんだけど、これが原宿はよく行くのに、明治神宮はとんとご無沙汰で、最後に行った記憶は、、高校生で友達と大晦日の夜・・・・・。
原宿駅(こちらもいつの間にやら新しくなって、明治神宮への直通最短の出口が知らぬ間に出来上がっていた)を降りると、あっと驚く。神宮前の大きな広場はまるで魔法のよう。それで、大きくてシックな鳥居をくぐるとそこは、森林浴満載な原宿の森。こんなに素敵だったんだ、と思わず目を瞠る。45年東京に住んでいながら、再今の今まで知らなんだ。ああ、京都まで行かなくてもよかったんじゃないの〜なんて思いながら、5月の爽やかな空気と緑を満喫。感動しながら、そのまましばらく歩いていると、なにやら新しい空間が。ガラス張りのモダンな美術館が現れ、もっと行くと、うどんなど軽食が食べられるレストランと、もうちょっといいレストラン、神宮内で食べ歩きなどされることのないように、この広場で何か食べたい人は済ませなさいということだろう。お土産物屋さんもある。
私たちはちょっといいレストランよよぎへ。お昼時だし、随分並んでたけど、紙に名前を書いて呼ばれるまで待つ。ちゃんと待つ席があるので、友達と一緒ならちょっとおしゃべりしている間に意外とすぐに順番が回ってきた。ここ、今年の2月にリニューアルオープンしたらしい。スタッフの人、みんな親切丁寧。テラス席に案内される。原宿ってどこも凄い並んでて人混みをかき分けなきゃなストレスフルな場所なのに、ここはまるで天国。目の前はだだっ広い広場に緑。ご飯も美味しい!!ケーキセットなんて今時千円よ!!(しかもちゃんと美味しいケーキだった)
ゆったりした後は、菖蒲を見に庭園へ。ここは500円の入園料がかかる。
しかし5月はまだ菖蒲には早くて、見れなかったが、代わりに蓮の花が見れた。
昔、皇族が釣りなどをしていた鬱蒼とした池。
それからパワースポットとして有名な加藤清正の井戸。江國香織の本じゃないけど、きらきらひかる。水の精霊が住み着いてるんじゃないかってくらいキラキラに澄んでる。待受にするといいと聞いて、早速。何だかね、いい気がするのよ、これホント。
あまりよかったので、1ヶ月も経たぬうちにまた別の友達と訪れた。同じレストラン、同じ庭園。今度は菖蒲が見れた。雨が少ないせいか、少ない気がした。これで正解なのか?初めてだからわからないけど、今度は井戸を見るのにすっごく並んでいた。
話は変わって、森林浴の本に影響されて、在宅勤務の後、近所の大きめの公園へ行ってみた。そこではできれば何もしないでただぼーっとするんだって。20分くらい。ぼーーーっと。
出来る?
やってみたけど、長いね。人間観察大好きな私でも長い。長いけど、なんかいい。
すっごくいい。忙しい現代人に大事な時間だと感じたので、これから森林浴をもっとやってみようと思います!!