本日の第二音源なのだ
やはり、アコギの音もお聴きいただきたい
恥ずかしながら、弦は張りっ放しでまったく交換していない
購入から2回ほど交換したが今回の弦は長く使っているのだ
貧乏臭くスプレーなどを吹きかけて凌いでいるのだ
ブルース演奏に決まりはない
もちろん定型のようなスタイルはあるが
教科書のように弾いているプレイヤーはいない
それが弾き手の個性に繋がっているのだ
ブルースの真骨頂は音の足し引きなのだ
バランス感覚が大事だと考えている
自分の音を聴きながら音数をコントロールしているのだ
私は比較的手数が多いタイプなのだ
弾き語りのスタイルでブルースを演奏する場合にはもっと音を削った方が良い
臨機応変なのだ
アコギ系のブルースの手本はストラト同様にジミヘンなのだ
その後、レイヴォーンの存在を知り私なりに進化しているのだ
過去にもお話したが・・
購入後アコギを持て余していた私を救ってくれたのだ
いまさらフォークソングを歌う気もしない
キレイ系のアコギソロを極める気もない
何と言うか・・
もっとガシガシとギターをかき鳴らしたい
ピックでハードに弾きたいのだ
個人的な感覚だが・・
何でもかんでも早い段階で弦を交換する必要もないように感じる
時に使いこんだギター弦の音も悪くない
アルペジオやギターソロ、リードプレイでは新しい弦が良いと思う
しかしながら泥臭いブルースやファンク系のカッティングなどでは
少し使いこんだ弦の方が好みの音が出る場合も多い
あくまでも個人的な感想なので参考程度にしていただきたい
まぁ、弦交換のサイクルにあまりシビアになる必要はないという事が言いたい
錆びた弦や変色した弦は論外だが・・
耳で感じられないほどの僅かな劣化や期間で交換する必要はない
かつて頻繁に弦のレビュー(お試し)をしていた人がいた
一生懸命に各種の弦を比較しているのだが・・
私には音の違いが分からなかった
まぁ、弦の場合、『弾き心地』という重要な要素もあるが・・
弦へのタッチを指先で感じられる人は素人には少ない
ネットで言うほど違いを分かってはいない(と思う)
読者の皆さんの場合、憧れの人と同じ弦でも良いと思う
値段で決めてしまっても良いかも?
エレキでもアコギでもマニアックな組み合わせの弦は避けた方がよい
細い弦はより細く、太い弦はさらに太い・・というセット弦がある
悪い癖がついてしまう
通常のギター弦での演奏が下手になる
すでに上手いという自覚がある人が個性追求の為に使用するのは良い
弦やピックで自分の下手さをカバーする事はできない
ギターにもいえるのだ
高価な輸入ギターを買えば、何とかなる(どうなる?)と思っている人が多い
上手い人は高いギターを使っているからだと勘違いしている
ギブソンやフェンダーのギターが人気の理由なのだ
高価なギターは間違いなく良い、音も良い、演奏性も良い
悪いのはその値段だけなのだ(高過ぎるかも?)
初心者が無理をして高価なギターを買っても後悔する
コレクター的な意味合いで購入するならば満足できる
「ギブソン買ったぜ~ カッコいいなぁ・・」
「フェンダーのストラトはイケメンだよなぁ」
演奏が目的ならば良く考えた方が良い
思い描いたほどの差は無い
・・差はある
「どっちなの?」
差を引き出す為にはそれなりの技術が必要なのだ
言葉で表現するのは難しい
むしろ、小遣いで買えるような安ギターを躊躇なく弾き倒す方が良い結果を生む
安ギターでカッコいい演奏、良い音を出した方が褒められる
ヒーローになれる
ネットに公開する事が目的ならば、なお一層その傾向が強くなる
高価なギターを使った巧みな演奏は結構見かける
ショップから依頼を受けたプロなども入り混じっている
勝ち目はない
一方の安ギターのカテゴリはライバル不在なのだ
試しにヤイリのミニアコギやその他の安エレキの動画を検索してみていただきたい
「俺の方が上手いんじゃね?」
という程度の作品が大半なのだ
読者の皆さんに足りない部分はヤル気なのだ
重い腰を上げて、何かのチャレンジしてみていただきたい
その第一歩としてアコギの購入もありだと思う
エレキ弾きがアコギを弾く意味は大きい
ヤル気と弾く気があるならばメリットの方が大きいはずなのだ
アコギでブルースが弾けるようになる事を目標に設定すると良いと思う
このハードルを超えると本家のエレキのテクが100倍くらい向上しているはずなのだ
これはウソではない
もっと言うならば、アコギを弾けない自称ベテランは一人前ではない
スキルアップを目指すならばアコギが近道なのだ
「俺、好きじゃないから・・・」
苦手な物事をすべて『嫌い』という
これではダメなのだ
私が定点観測している自称ベテランのオヤジも少しギターを弾く
気まぐれで音源などをアップしてくるのだ
自信満々で作品を投入するも・・
私の心に何も響かない
音にパワーがない
キレイに弾く事ばかりに気を取られ肝心な部分を忘れている音なのだ
読者の皆さんにこの場で紹介する事は出来ないが・・・
まぁ、興味ある方は調べてみていただきたい
ある意味で勉強になる
私が言っている言葉の意味が理解きでると思う
ギターは打ち込み音楽ではない
ある部分においてはルーズで泥臭い要素も不可欠なのだ
それが味になっているのだ
最近は打ち込み系の為にギター系のソフト音源も多数販売されている
つまりは鍵盤でギターの音を打ち込む事になる
人間離れしたフレーズも簡単なのだ
ベタにならなければそれっぽい感じに聴こえる
ギターが弾ける人からみればかなり面倒臭いが・・
弾けない人にとってはお宝的なソフト音源なのだ
まぁ、ギターが弾けるならば自分で弾いた方が良い
余談だが・・最近はDAWにおいてギターの音まで修正可能になった
過去には音痴のボーカルを補正する技術が人気だった
聴く人が聴けばその違和感に笑ってしまうが・・
宅録系にとっては画期的な試みである事も間違いない
それがギターにまで移行してきたという事なのだ
ミスタッチを後で微調整するという・・
いわゆるズルなのだ
ネット系の音源ではよくある話なのだ
ネットで耳にする音を100%信じてはダメなのだ
ネットで見かける言葉を100%信じてはダメなのだ
必要な情報を選別して抜きとれる目と耳が欲しい
優秀な読者の皆さんの場合には何の心配もないと思う
私の画像作品の意図や制作の苦労を間接的に感じ取れる方は相当に芸術的レベルが高い
「こいつアホじゃね?」
という人に理解を求める気はない
万人に受ける事象などあり得ない
理解できない人、嫌いだという人に媚びる労力はムダなのだ
『タイプ別アコギ系ブルース』