59年製のギブソンレスポール辺りが火付け役となって中古ギターが人気なのだ
ギブソンは別格としてもこの年代のギターは高額で取引される
フェンダーのストラトも数百万円という感じなのだ
まぁ、我々のような庶民が手を出すギターではないと思う
そもそもが元気な音色が好きな人は後悔すると思う
海外ブランドの人気に牽引されるように日本製のギターもカテゴリを形成しているのだ
『ジャパンヴィンテージ』
などと呼ぶ人もいるようだが・・
海外のギターショップは
”日本製の中古ギター・・”
と読んでいるようだ
世界的にも日本製ギターの認識は低い
一部のマニア層は猛烈に調べあげているが・・
多くのギター弾きにはあまり知られていない
むしろ、新しい時代のアイバニーズやトーカイなどが人気なのだ
行き付けの楽器店でも中古ギターを扱う
新品ギターの販売を促進する為の買い取りなのだ
そもそもが新品ギターをメインに扱う店では中古をあまり歓迎しない
もちろん、商売だけに利益は上乗せするが・・
面倒臭い扱いをされる事も多い
中古に興味がある場合は『中古専門店』を訪れた方が良い
以前、日本製の古いギターに興味があった時期がある
特に何の拘りもなかったのだ
とにかく、使い古されたギターが良いと思っていたのだ
ちなみに現在はまったく興味がない
古い年代・・・
ヴィンテージ系・・・
言葉の響きは良い感じだが・・
実物を目の前にすると冷めてしまう
キズだらけで塗装は剥げ、金属パーツは錆ついている
長い間シールを貼っていたのだろうか?
一部、妙な感じで塗装が焼けている
中古ギターとはそんな感じなのだ
読者の皆さんはギターとどのように向き合っているだろうか?
単なる道具だと思っている人にギターの神様は微笑まない
私はギターに恋人のような感情を抱いている
演奏もメンテもそんな感じなのだ
そもそもギターの括れたボディは女性の体をイメージしていると言われている
ギターを可愛いいと言う人は少ない(デザインにもよるが・・)
むしろ、美しいと感じるのではないだろうか?
仮にギターを女性のように擬人化するならば・・
中古ギターは離婚歴がある女性なのだ
さらに年代が古い中古ならば、バツ3くらいの熟女という可能性もある
まぁ、一部のマニア?には支持されるだろうが・・
多くのギター弾きにはむしろ敬遠されると思う
自分が使い続けていたギターならばそれもよい
愛着が湧くと思う
「このキズは学園祭の時に付けちゃったんだよな・・」
「彼女にフラれた時に一日中弾いていたよなぁ・・」
ギターを抱え、眺める度に思い出も蘇る
他人が使ったギターの場合はどうか?
「何でこんな場所にキズが付くの? 扱い悪いんじゃね?」
「ギターを知らない人が使っていたんだろうな・・たぶん」
「フレットもハイポジとか、まったく使っていないんじゃね?」
とにかく文句と不満ばかりが噴出する
これは私の例なのだ
中古が入庫すると連絡をくれるようになっていた
「ヤマハのギターが入ったんですけど・・」
「SFてtシリーズ知ってますか?状態は酷いですね」
こんなギターだった
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打痕も酷くかなり雑に使われた感じがあるギターだった
そもそもがこの辺りのギターを買う層が微妙なのだ
当時はフュージョンブームが全盛だった
ヤマハには世界通用するSGというシリーズがあった
高中正義氏が愛用していた事でも有名だった
カルロスサンタナもギブソンから持ち替えたほどの秀逸なギターだった

音色はレスポールを意識したと思われるが・・
ダブルカッタウェイなど演奏性の向上も人気の理由の一つだった
ちなみに高中モデルは当時の新品価格を超えている
まぁ、30万円程度のレスポールが数千万円という事を思えば、驚く事もないが・・
日本製のギターが高値で取引される現状に驚いているのだ
とにかくこの形に拘っていた
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難点は値段が高かった事なのだ
ギター少年には敷居が高かった
ライバルが天下のギブソンだけに格安のギターにスイッチは出来ない事情があった
そこで苦肉の策として投入されたのがSFシリーズなのだ
『SF-7000ギター』『SF-5000ギター』などというワードで検索してみていただきたい
ボディの形はストラトを意識したものだが・・
ハム×2、ボディ材はレスポール寄りなのだ
SGはボディ厚にも拘った
それ故にギブソン同様に弾き手を選ぶギターだったようだ
一方のSFはペラペラの極薄ボディなのだ
レスポールの意識しつつもコンター加工を採用するなどコンセプトがブレブレだった
後にストラトを強く意識したシングル×3というモデルを投入するも不発に終わったのだ
コンセプトが中途半端なギターはいつの時代も受け入れられない
良く言えば、万能ギターという表現も出来るが・・・
悪く言えば、心に響くものがないギターなのだ
実際に中古の個体を弾いてみたのだ
演奏、5分で中断したのだ
「このギター欲しくないな・・」
「全然ダメだよね 響かないわ」
持ちこんだお客さんは新しいギターの足しにするという事で買い取りを依頼したのだ
「何か、若い頃に乱暴に弾いていたらしいです」
「その後、手入れする事もなく数十年くらい押し入れで眠っていたようです」
「やっとカビとサビを落としたんですよね 参りましたよ・・ホントに」
弾かれないギターはアンバランスなのだ
見た目は十分に古臭いが・・まったく鳴らない
ある段階で入力を怠ったギターは良い状態を取り戻せない
これは謎だが・・間違いない事実なのだ
初期の段階で上手い人が弾き込んだギターはその後に誰が弾いても音が定着しているのだ
これまた不思議なもので下手な人に手に渡り数年も経過すれば鳴りが悪くなる
ボディの経年変化による鳴りは確保されている
弾き手による入力部分が物足りない
このSFシリーズは当時SGに憧れるも資金が不足していたビギナーに好まれた
押しは値段の安さだけという・・・
まったく売れなかったのだ
それ故に中古のタマが少ない
中古の個体数が少ない事で希少性が生まれる事もあるが・・
残念ながら、このギターに関してはニーズが少ない
楽器店も積極的に仕入れたがらないギターなのだ
今回のように新品ギターを購入する為の下取りなど買い取りの理由が欲しい
巷の楽器点でこのギターをヴィンテージなどと呼ぶと失笑されるのだ
お気を付けていただきたい
楽器の聖地では言動で損得が決まる事もある
店員さんに気に入られれば掘り出しものをゲット出来る事もある
その後、ヤマハはこの失敗を糧に人気のあるブランドを次々に発表できたのだ
”中途半端なギターじゃ世界に太刀打ちできない・・”
身を持って実感したのだ
仮にピカピカの個体に出会っても私は欲しくない
実はこのギターとの出会いがきkっかけで中古ギターの熱が冷めてしまったのだ
現在の古参はジャパンのジャズベなのだ
もう10年は軽く超えていると思う
ストラトも6年を超えていると思う
レスポールも3年を超え、4年目に突入しようとしている
それなりに思い出もあるのだ
まぁ、これらのギターは主に宅録での使用が多いので思い出は曲という事になる
塗装も焼けてきた
大切に扱うもそこそこの小さい打痕が付いている
むしろ、そのくらいの使用感が愛着に繋がっているのだ
手を触れることもなくハードケースの中で眠っていたギターに愛着など湧かない
とにかく情報量が少ないギターなのだ
それ故に掴みどころがない
動画サイトなどを検索しても良い作品に出会えない
そもそもが初心者向けに作られたのだ
初心者が次々に楽曲を作り、それをネットに挙げるとは思えない
ZO-3ギターのようにネタも動画も
次から次へと出てくるギターは人気があるという証なのだ
誰も弾いていないギターが良いという変人?は別としても・・
やはり、自分が持っているギターは人気があるほうが嬉しい
自分が選んだギターは不人気という気持ちはどんな感じだろう?
まぁ、私のようなタイプは対抗意識剥き出しで不人気ギターを猛烈にプッシュすると思う
ダメなギターは何年寝かせてもダメなのだ
誰が弾いてもダメなのだ
何をしてもダメなのだ
SGシリーズが秀逸だけにSFは惜しい
後世にも語り継がれていくと思う
ちなみに先日、某ジャンクショップで見かけた
現状渡しなのだ
購入者に丸投げなのだ
音出し確認しました
ポットにガリノイズあり
複数の打痕、キズあり
一部塗装の焼けムラあり
読者の皆さんも機会があれば弾いてみていただきたい
私と同じような印象を抱くと思う
むしろ、ZO-3ギターの方が良いと感じる
この金額ならZO-3の限定モデルを買う
中古ギターに振り回されない方がよいと思う
新品を自分で育てる事に意味がある
如何だろうか?
ギブソンは別格としてもこの年代のギターは高額で取引される
フェンダーのストラトも数百万円という感じなのだ
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まぁ、我々のような庶民が手を出すギターではないと思う
そもそもが元気な音色が好きな人は後悔すると思う
海外ブランドの人気に牽引されるように日本製のギターもカテゴリを形成しているのだ
『ジャパンヴィンテージ』
などと呼ぶ人もいるようだが・・
海外のギターショップは
”日本製の中古ギター・・”
と読んでいるようだ
世界的にも日本製ギターの認識は低い
一部のマニア層は猛烈に調べあげているが・・
多くのギター弾きにはあまり知られていない
むしろ、新しい時代のアイバニーズやトーカイなどが人気なのだ
行き付けの楽器店でも中古ギターを扱う
新品ギターの販売を促進する為の買い取りなのだ
そもそもが新品ギターをメインに扱う店では中古をあまり歓迎しない
もちろん、商売だけに利益は上乗せするが・・
面倒臭い扱いをされる事も多い
中古に興味がある場合は『中古専門店』を訪れた方が良い
以前、日本製の古いギターに興味があった時期がある
特に何の拘りもなかったのだ
とにかく、使い古されたギターが良いと思っていたのだ
ちなみに現在はまったく興味がない
古い年代・・・
ヴィンテージ系・・・
言葉の響きは良い感じだが・・
実物を目の前にすると冷めてしまう
キズだらけで塗装は剥げ、金属パーツは錆ついている
長い間シールを貼っていたのだろうか?
一部、妙な感じで塗装が焼けている
中古ギターとはそんな感じなのだ
読者の皆さんはギターとどのように向き合っているだろうか?
単なる道具だと思っている人にギターの神様は微笑まない
私はギターに恋人のような感情を抱いている
演奏もメンテもそんな感じなのだ
そもそもギターの括れたボディは女性の体をイメージしていると言われている
ギターを可愛いいと言う人は少ない(デザインにもよるが・・)
むしろ、美しいと感じるのではないだろうか?
仮にギターを女性のように擬人化するならば・・
中古ギターは離婚歴がある女性なのだ
さらに年代が古い中古ならば、バツ3くらいの熟女という可能性もある
まぁ、一部のマニア?には支持されるだろうが・・
多くのギター弾きにはむしろ敬遠されると思う
自分が使い続けていたギターならばそれもよい
愛着が湧くと思う
「このキズは学園祭の時に付けちゃったんだよな・・」
「彼女にフラれた時に一日中弾いていたよなぁ・・」
ギターを抱え、眺める度に思い出も蘇る
他人が使ったギターの場合はどうか?
「何でこんな場所にキズが付くの? 扱い悪いんじゃね?」
「ギターを知らない人が使っていたんだろうな・・たぶん」
「フレットもハイポジとか、まったく使っていないんじゃね?」
とにかく文句と不満ばかりが噴出する
これは私の例なのだ
中古が入庫すると連絡をくれるようになっていた
「ヤマハのギターが入ったんですけど・・」
「SFてtシリーズ知ってますか?状態は酷いですね」
こんなギターだった
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打痕も酷くかなり雑に使われた感じがあるギターだった
そもそもがこの辺りのギターを買う層が微妙なのだ
当時はフュージョンブームが全盛だった
ヤマハには世界通用するSGというシリーズがあった
高中正義氏が愛用していた事でも有名だった
カルロスサンタナもギブソンから持ち替えたほどの秀逸なギターだった

音色はレスポールを意識したと思われるが・・
ダブルカッタウェイなど演奏性の向上も人気の理由の一つだった
ちなみに高中モデルは当時の新品価格を超えている
まぁ、30万円程度のレスポールが数千万円という事を思えば、驚く事もないが・・
日本製のギターが高値で取引される現状に驚いているのだ
とにかくこの形に拘っていた

難点は値段が高かった事なのだ
ギター少年には敷居が高かった
ライバルが天下のギブソンだけに格安のギターにスイッチは出来ない事情があった
そこで苦肉の策として投入されたのがSFシリーズなのだ
『SF-7000ギター』『SF-5000ギター』などというワードで検索してみていただきたい
ボディの形はストラトを意識したものだが・・
ハム×2、ボディ材はレスポール寄りなのだ
SGはボディ厚にも拘った
それ故にギブソン同様に弾き手を選ぶギターだったようだ
一方のSFはペラペラの極薄ボディなのだ
レスポールの意識しつつもコンター加工を採用するなどコンセプトがブレブレだった
後にストラトを強く意識したシングル×3というモデルを投入するも不発に終わったのだ
コンセプトが中途半端なギターはいつの時代も受け入れられない
良く言えば、万能ギターという表現も出来るが・・・
悪く言えば、心に響くものがないギターなのだ
実際に中古の個体を弾いてみたのだ
演奏、5分で中断したのだ
「このギター欲しくないな・・」
「全然ダメだよね 響かないわ」
持ちこんだお客さんは新しいギターの足しにするという事で買い取りを依頼したのだ
「何か、若い頃に乱暴に弾いていたらしいです」
「その後、手入れする事もなく数十年くらい押し入れで眠っていたようです」
「やっとカビとサビを落としたんですよね 参りましたよ・・ホントに」
弾かれないギターはアンバランスなのだ
見た目は十分に古臭いが・・まったく鳴らない
ある段階で入力を怠ったギターは良い状態を取り戻せない
これは謎だが・・間違いない事実なのだ
初期の段階で上手い人が弾き込んだギターはその後に誰が弾いても音が定着しているのだ
これまた不思議なもので下手な人に手に渡り数年も経過すれば鳴りが悪くなる
ボディの経年変化による鳴りは確保されている
弾き手による入力部分が物足りない
このSFシリーズは当時SGに憧れるも資金が不足していたビギナーに好まれた
押しは値段の安さだけという・・・
まったく売れなかったのだ
それ故に中古のタマが少ない
中古の個体数が少ない事で希少性が生まれる事もあるが・・
残念ながら、このギターに関してはニーズが少ない
楽器店も積極的に仕入れたがらないギターなのだ
今回のように新品ギターを購入する為の下取りなど買い取りの理由が欲しい
巷の楽器点でこのギターをヴィンテージなどと呼ぶと失笑されるのだ
お気を付けていただきたい
楽器の聖地では言動で損得が決まる事もある
店員さんに気に入られれば掘り出しものをゲット出来る事もある
その後、ヤマハはこの失敗を糧に人気のあるブランドを次々に発表できたのだ
”中途半端なギターじゃ世界に太刀打ちできない・・”
身を持って実感したのだ
仮にピカピカの個体に出会っても私は欲しくない
実はこのギターとの出会いがきkっかけで中古ギターの熱が冷めてしまったのだ
現在の古参はジャパンのジャズベなのだ
もう10年は軽く超えていると思う
ストラトも6年を超えていると思う
レスポールも3年を超え、4年目に突入しようとしている
それなりに思い出もあるのだ
まぁ、これらのギターは主に宅録での使用が多いので思い出は曲という事になる
塗装も焼けてきた
大切に扱うもそこそこの小さい打痕が付いている
むしろ、そのくらいの使用感が愛着に繋がっているのだ
手を触れることもなくハードケースの中で眠っていたギターに愛着など湧かない
とにかく情報量が少ないギターなのだ
それ故に掴みどころがない
動画サイトなどを検索しても良い作品に出会えない
そもそもが初心者向けに作られたのだ
初心者が次々に楽曲を作り、それをネットに挙げるとは思えない
ZO-3ギターのようにネタも動画も
次から次へと出てくるギターは人気があるという証なのだ
誰も弾いていないギターが良いという変人?は別としても・・
やはり、自分が持っているギターは人気があるほうが嬉しい
自分が選んだギターは不人気という気持ちはどんな感じだろう?
まぁ、私のようなタイプは対抗意識剥き出しで不人気ギターを猛烈にプッシュすると思う
ダメなギターは何年寝かせてもダメなのだ
誰が弾いてもダメなのだ
何をしてもダメなのだ
SGシリーズが秀逸だけにSFは惜しい
後世にも語り継がれていくと思う
ちなみに先日、某ジャンクショップで見かけた
現状渡しなのだ
購入者に丸投げなのだ
音出し確認しました
ポットにガリノイズあり
複数の打痕、キズあり
一部塗装の焼けムラあり
読者の皆さんも機会があれば弾いてみていただきたい
私と同じような印象を抱くと思う
むしろ、ZO-3ギターの方が良いと感じる
この金額ならZO-3の限定モデルを買う
中古ギターに振り回されない方がよいと思う
新品を自分で育てる事に意味がある
如何だろうか?