テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

天下のヤマハにも失敗作ってあるんだねぇ~

2016年09月28日 | 日記
59年製のギブソンレスポール辺りが火付け役となって中古ギターが人気なのだ

ギブソンは別格としてもこの年代のギターは高額で取引される

フェンダーのストラトも数百万円という感じなのだ


まぁ、我々のような庶民が手を出すギターではないと思う

そもそもが元気な音色が好きな人は後悔すると思う


海外ブランドの人気に牽引されるように日本製のギターもカテゴリを形成しているのだ


『ジャパンヴィンテージ』

などと呼ぶ人もいるようだが・・


海外のギターショップは

”日本製の中古ギター・・”

と読んでいるようだ


世界的にも日本製ギターの認識は低い

一部のマニア層は猛烈に調べあげているが・・

多くのギター弾きにはあまり知られていない


むしろ、新しい時代のアイバニーズやトーカイなどが人気なのだ


行き付けの楽器店でも中古ギターを扱う

新品ギターの販売を促進する為の買い取りなのだ


そもそもが新品ギターをメインに扱う店では中古をあまり歓迎しない

もちろん、商売だけに利益は上乗せするが・・

面倒臭い扱いをされる事も多い


中古に興味がある場合は『中古専門店』を訪れた方が良い


以前、日本製の古いギターに興味があった時期がある

特に何の拘りもなかったのだ

とにかく、使い古されたギターが良いと思っていたのだ


ちなみに現在はまったく興味がない

古い年代・・・

ヴィンテージ系・・・


言葉の響きは良い感じだが・・

実物を目の前にすると冷めてしまう

キズだらけで塗装は剥げ、金属パーツは錆ついている

長い間シールを貼っていたのだろうか?

一部、妙な感じで塗装が焼けている

中古ギターとはそんな感じなのだ


読者の皆さんはギターとどのように向き合っているだろうか?

単なる道具だと思っている人にギターの神様は微笑まない


私はギターに恋人のような感情を抱いている

演奏もメンテもそんな感じなのだ


そもそもギターの括れたボディは女性の体をイメージしていると言われている

ギターを可愛いいと言う人は少ない(デザインにもよるが・・)

むしろ、美しいと感じるのではないだろうか?


仮にギターを女性のように擬人化するならば・・

中古ギターは離婚歴がある女性なのだ

さらに年代が古い中古ならば、バツ3くらいの熟女という可能性もある


まぁ、一部のマニア?には支持されるだろうが・・

多くのギター弾きにはむしろ敬遠されると思う


自分が使い続けていたギターならばそれもよい

愛着が湧くと思う

「このキズは学園祭の時に付けちゃったんだよな・・」

「彼女にフラれた時に一日中弾いていたよなぁ・・」

ギターを抱え、眺める度に思い出も蘇る


他人が使ったギターの場合はどうか?

「何でこんな場所にキズが付くの? 扱い悪いんじゃね?」

「ギターを知らない人が使っていたんだろうな・・たぶん」

「フレットもハイポジとか、まったく使っていないんじゃね?」

とにかく文句と不満ばかりが噴出する


これは私の例なのだ


中古が入庫すると連絡をくれるようになっていた

「ヤマハのギターが入ったんですけど・・」

「SFてtシリーズ知ってますか?状態は酷いですね」

こんなギターだった




打痕も酷くかなり雑に使われた感じがあるギターだった

そもそもがこの辺りのギターを買う層が微妙なのだ


当時はフュージョンブームが全盛だった

ヤマハには世界通用するSGというシリーズがあった


高中正義氏が愛用していた事でも有名だった

カルロスサンタナもギブソンから持ち替えたほどの秀逸なギターだった




音色はレスポールを意識したと思われるが・・

ダブルカッタウェイなど演奏性の向上も人気の理由の一つだった

ちなみに高中モデルは当時の新品価格を超えている


まぁ、30万円程度のレスポールが数千万円という事を思えば、驚く事もないが・・

日本製のギターが高値で取引される現状に驚いているのだ


とにかくこの形に拘っていた



難点は値段が高かった事なのだ


ギター少年には敷居が高かった

ライバルが天下のギブソンだけに格安のギターにスイッチは出来ない事情があった


そこで苦肉の策として投入されたのがSFシリーズなのだ

『SF-7000ギター』『SF-5000ギター』などというワードで検索してみていただきたい


ボディの形はストラトを意識したものだが・・

ハム×2、ボディ材はレスポール寄りなのだ


SGはボディ厚にも拘った

それ故にギブソン同様に弾き手を選ぶギターだったようだ


一方のSFはペラペラの極薄ボディなのだ

レスポールの意識しつつもコンター加工を採用するなどコンセプトがブレブレだった

後にストラトを強く意識したシングル×3というモデルを投入するも不発に終わったのだ


コンセプトが中途半端なギターはいつの時代も受け入れられない

良く言えば、万能ギターという表現も出来るが・・・


悪く言えば、心に響くものがないギターなのだ


実際に中古の個体を弾いてみたのだ

演奏、5分で中断したのだ

「このギター欲しくないな・・」

「全然ダメだよね 響かないわ」


持ちこんだお客さんは新しいギターの足しにするという事で買い取りを依頼したのだ

「何か、若い頃に乱暴に弾いていたらしいです」

「その後、手入れする事もなく数十年くらい押し入れで眠っていたようです」

「やっとカビとサビを落としたんですよね 参りましたよ・・ホントに」


弾かれないギターはアンバランスなのだ

見た目は十分に古臭いが・・まったく鳴らない


ある段階で入力を怠ったギターは良い状態を取り戻せない

これは謎だが・・間違いない事実なのだ


初期の段階で上手い人が弾き込んだギターはその後に誰が弾いても音が定着しているのだ

これまた不思議なもので下手な人に手に渡り数年も経過すれば鳴りが悪くなる


ボディの経年変化による鳴りは確保されている

弾き手による入力部分が物足りない


このSFシリーズは当時SGに憧れるも資金が不足していたビギナーに好まれた

押しは値段の安さだけという・・・


まったく売れなかったのだ

それ故に中古のタマが少ない


中古の個体数が少ない事で希少性が生まれる事もあるが・・

残念ながら、このギターに関してはニーズが少ない


楽器店も積極的に仕入れたがらないギターなのだ

今回のように新品ギターを購入する為の下取りなど買い取りの理由が欲しい


巷の楽器点でこのギターをヴィンテージなどと呼ぶと失笑されるのだ

お気を付けていただきたい


楽器の聖地では言動で損得が決まる事もある

店員さんに気に入られれば掘り出しものをゲット出来る事もある


その後、ヤマハはこの失敗を糧に人気のあるブランドを次々に発表できたのだ


”中途半端なギターじゃ世界に太刀打ちできない・・”

身を持って実感したのだ


仮にピカピカの個体に出会っても私は欲しくない

実はこのギターとの出会いがきkっかけで中古ギターの熱が冷めてしまったのだ


現在の古参はジャパンのジャズベなのだ

もう10年は軽く超えていると思う


ストラトも6年を超えていると思う

レスポールも3年を超え、4年目に突入しようとしている


それなりに思い出もあるのだ

まぁ、これらのギターは主に宅録での使用が多いので思い出は曲という事になる


塗装も焼けてきた

大切に扱うもそこそこの小さい打痕が付いている


むしろ、そのくらいの使用感が愛着に繋がっているのだ

手を触れることもなくハードケースの中で眠っていたギターに愛着など湧かない



とにかく情報量が少ないギターなのだ

それ故に掴みどころがない


動画サイトなどを検索しても良い作品に出会えない

そもそもが初心者向けに作られたのだ


初心者が次々に楽曲を作り、それをネットに挙げるとは思えない


ZO-3ギターのようにネタも動画も
次から次へと出てくるギターは人気があるという証なのだ


誰も弾いていないギターが良いという変人?は別としても・・

やはり、自分が持っているギターは人気があるほうが嬉しい


自分が選んだギターは不人気という気持ちはどんな感じだろう?

まぁ、私のようなタイプは対抗意識剥き出しで不人気ギターを猛烈にプッシュすると思う


ダメなギターは何年寝かせてもダメなのだ

誰が弾いてもダメなのだ

何をしてもダメなのだ


SGシリーズが秀逸だけにSFは惜しい

後世にも語り継がれていくと思う


ちなみに先日、某ジャンクショップで見かけた

現状渡しなのだ


購入者に丸投げなのだ


音出し確認しました

ポットにガリノイズあり

複数の打痕、キズあり

一部塗装の焼けムラあり


読者の皆さんも機会があれば弾いてみていただきたい

私と同じような印象を抱くと思う


むしろ、ZO-3ギターの方が良いと感じる


この金額ならZO-3の限定モデルを買う


中古ギターに振り回されない方がよいと思う


新品を自分で育てる事に意味がある

如何だろうか?



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もしも、スティーブヴァイがZO-3ギターを弾いたら・・?

2016年09月28日 | 日記






もしも?シリーズなのだ


もしも、スティーブヴァイがZO-3ギターを弾いたら?





そんな感じをイメージして弾いてみた


バックのオケは先の音源と同じだが・・

ギターの音色構成、フレーズ等が微妙に異なる


今回はリード部分のギターは一本なのだ

その代わりに厚みを付ける為に『パンディレイ』で左右に音を振っているのだ

こういう手法を覚えておくと良いと思う


BR-80にワウの音色はないので代用としてフェイザーを使ってみた

ヴァイのエグい雰囲気が出ているだろうか?



この音源はこれで終わりにするのだ


先の音源と聴き比べてみるのも楽しいと思うのだ

ミニギターでこのくらいの音が出せれば良いと思う

十分にメインギターとしても使える



『BR-80でメタル風Ⅱ』


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ZO-3とBR-80でスティーブヴァイ風に弾いてみた

2016年09月28日 | 日記
ブルースが続いたので久々に重厚なリフをお楽しみいただきたい

スティーブヴァイが好みそうなループ系のメタルを作ってみた




繰り返しのループをいかに遊び倒すか?

そして広げるか?

そこがポイントなのだ


この手の曲は引き出しの多さが求められる

簡易セッションなどでもこの手の曲は好まれる


ギタリストにすべてがかかっているという・・

遣り甲斐のある曲なのだ





今回もZO-3ギターを使用したのだ



こんな音も作れるという一例なのだ




ロック好きの皆さんは楽しめるのでは?

あまりの音圧に最終的なミックスが歪んでしまった


微調整も面倒臭いのでそのままOKテイクにしたのだ

まぁ、雰囲気が伝われば良いかな?という感じなのだ




私なりのスティーブヴァイの解釈なのだ




アイバニーズを持っていた頃はかなりヘビーに聴きまくっていた

最近はあまり聴いていないのだ


好みは変わるものなのだ

ちなみにツェッペリンとジミヘンは1000回聴いても飽きない

何故だろう?

自分でも不思議なのだ


『BR-80でメタル』


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ZO-3ギターも使い方しだいで楽しくなるよ~(^O^)/

2016年09月28日 | 日記
ミニギターは調整&使い方で楽しさが倍増するのだ

巷のミニギターに対する偏見?を払拭したい

特にこのギターは別格だと感じる


数々のミニギターに散財してきた私が言う事に間違いはないのだ


中古での購入が故にブラックだが・・

こんな色も良いと思う



まぁ、私がどんな仮装でも似合ってしまうようにZO-3ギターもどんな色でも仕様でも合うのだ

こんな変形なボディにも関わらず弾き易いという不思議なギターなのだ

私は座って弾く事が多いが・・


今回はブルースの大御所BBキングをイメージしたスローブルースを作ってみた




クラプトンが憧れるギタリストの一人なのだ




数十年前にクラプトンからのオファーで共演が実現した

その時に互いの相性が良い事に気を良くした二人はライブやレコーディングで度々共演するようになったのだ


クラプトンが師弟関係(師弟ではないが・・)的な雰囲気を弁える事が良い関係に繋がっているのだ

目上の人を敬うという・・

現代人が忘れつつある美徳の一つなのだ


趣味の世界であれ、テクニックや知識が上だと思った相手には遠慮するマナーが必要なのだ

それを知らない人が暴走してしまうのだ


BBキングとクラプトンの共演の集大成がこのアルバムなのだ




ベテランのクラプトンが若者に見えるという・・

この貫録が凄い


今回もブルースだが・・

より踏み込んだ実践的なテクニックを紹介したい


”ボリュームの操作・・”

なのだ


トーンがないギターはあるが・・

ボリュームが無いギターはない


過去に持っていたピグノーズギターなのだ



ネットで探し物をしていたら自分の画像に出会ったのだ

最近では良くある出来事なのだ


UKのギタリストの多くは手元(ギター側)のボリュームを頻繁に操作する

一例としてはバッキングでは絞り、リードでは全開という感じなのだ



1ボリュームのギターが好まれる


レスポールは2ボリューム仕様だが・・

レスポールに影響を受けたギターの多くが1ボリュームを採用する理由の一つなのだ



ヤマハの人気モデルなのだ

古いギターだが中古価格が新品時を上回るギターも多い

希少性が増しているのだと思う


日本にも根強いファンは多いが外国のギター弾きに人気がある

外国ではギブソンよりもトーカイ製なのだ


他の国に憧れるという心は今も昔も変わらない

外国の若者は日本の文化に憧れているのだ

そして日本製のギターが好きなのだ


日本製のギターや中古ギターに関しても思うところがあるので追って記事にしたい


ギターの歴史や蘊蓄を知る必要はないが・・

ギターを抱えた時に色々と気付く事は必要だと思う


逆の言い方をするならば・・

ギターを弾いていて何も感じない人は上手くはならない

そもそも良い悪いを感じない人に高価なギターなど必要ないといえる

欲しいものは『ブランド』という人も実は少なくない


まぁ、そんな層が輸入ギターを下支えしている事も事実なのだ

海外のメーカーからすれば好都合なのだ


ユーザーがあまりギターに詳しくなっては困るのだ

そこそこの知識で良いと思っているのだ


ボリュームの話から脱線したが・・・


ボリュームの設定を変える事で音の表情が変わる

ポットに色々なカーブのモデルが存在する理由なのだ


ボリュームをスイッチのように使う人もいるだろう

一方、繊細にコントロールする人もいるだろう


クラプトンは前述したようにバッキングとソロで使い分ける事が多い

場合によるとソロの中で強弱を付ける事もある


ジェフベックもボリュームを頻繁に弄るタイプなのだ

ベックの場合、さらにアーム棒を常に弄っている

完全コピー出来る人は少ない


3大ギタリストのペイジ師匠は他の二人のようにボリュームを弄る事は少ない

その代わりとしてエフェクターなどを駆使する音作りなのだ


理由は簡単なのだ

演奏するジャンルや音楽のタイプが異なるのだ

激しいロックの場合に『絞る』という操作は不要なのだ

まぁ、そんなペイジ師匠も18番のプレイであるブルースでは時にボリュームをコントロールする事もある


音色変化というとエフェクターを踏むと思い込んでいる人がいる

ある意味でエフェクターはスイッチのようなものなのだ


中間というニュアンスはない

ONかOFFなのだ

当たり前だが・・・


一方のボリューム操作は現在の音の延長線上にある音なのだ

ボリューム絞る事で音色はそのままにゲイン(歪み量)だけを削る事もできる


ボリュームについて触れている教則本は皆無なのだ

そんな使い方もあるよ・・という指南はある


一つの奏法として解説し追いこんでいる本は見た事がない

ある意味ではプロでもそこまで気にしないという人も多いのだ


特に昨今の音楽に繊細さなど不要なのだ

講師や執筆者の意識も変化sているのだ


工夫すればZO-3ギターでもここまで表現できるのだ




サブギターとして如何だろうか?

お薦めなのだ




種類も豊富なので気に入ったギターに出会えると思う




まぁ、本物のレスポールを狙っている皆さんはあまり興味がないと思うが・・


ボディ材やネック、パーツも大事だが・・


ギターの鳴らし方うあ接し方にも意識を働かせていただきたい

お手持ちのエピフォンも上手い人が弾けばかなり良い音が出せる

試しにアンプの試奏などという名目で楽器店に自分のギターを持ちこんでみていただきたい


ギターが上手そう?な店員さんに自分のギターを弾いてもらうのだ

自分のギターのポテンシャルを知っておく事が重要なのだ


良いギターを持ちながら、その半分も引き出せなでいる人を多々見かける

まぁ、使い方は自由だし、購入も自由だが・・・


ギター好きの私から見れば、かなり勿体ない

そんなに高いギターが必要なのかな?


まぁ、日本人の場合、コレクター的要素で
ギターを弾いている人もいるので何とも言えないが・・


本人が満足していればよいと思う


そんな、こんなの『ボリューム奏法』なのだ

ゲインの変化をお楽しみいただきたい


後半は『カラオケ』になっているのだ

5弦開放、6弦5フレット辺りでキーが合う

オクターブポジションなど他に使えるポジションが隠れている

ペンタトニックで弾けるはずなのだ

どのように崩すか?

それがアドリブのセンスなのだ

少し考えながら弾いてみていただきたい

コピーだけが練習ではないのだ



『BB系ブルース』


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする