本日、2話目の投稿なのだ
ギター好きの読者の皆さんにとって『音源無し』は失礼?だと思う
実は今回の音源は数字前から温めていたのだ
曲ではないので『サンプル音源』なのだ
当ブログのアクセスワードでストラトのアームについて書いた記事が上位に入っているのだ
ストラト好きの私としては嬉しいのだ
申し訳ないが・・
”猫も杓子もレスポール・・・”
ギターはレスポールだけではないのだ
レスポールがカッコいいのは当然なのだ
音が良い事も知っている
シングルの繊細な音に触れていただきたい
ストラトの音は線が細いと勘違いしている人も多い
そんなストラトがあるのも事実なのだ
どちらかというとヴィンテージを意識したストラトという事になる
現代のストラトは繊細さと大胆さを併せ持っている
ピックアップもさることながら・・
ストラトの最大の武器は『アームユニット』なのだ
メンテが苦手な人はこれを嫌う
しっかりとメンテしていればかなりのプレイでもチューニングが狂う事はない
ストラトのアーム・・的な検索をしていたら懐かしい画像にヒットした
かなり手をかけたギターだった
もう一本購入できるほど改造を加えたギターでもあるのだ
現在は知人が大切に使っているのだ
よりストラトを積極的に使う為に手放したのだ
時にそんなストイックさも大事なのだ
何でもかんでも抱え込んでいる人がいる
それはそれで良いが・・私は好きではない
すべてを使い切りたい
ギターアームというと私の世代はリッチーなのだ
実はリッチーはハンドビブラートが苦手だったのだ
それ故にアームをビブラートの代わりとして使っていたのだ
世界一のビブラート使いであるクラプトンがアームを不要だと感じるのも納得なのだ
たしかに傾向としてアームを多用する人はビブラートを使わない事が多い
ジェフベックなども手の代わりにアーム棒で表現するのだ
アームの方が掛りが派手になる
表現者としてのセンスと好みだと思う
ジミヘンもアームを多用したが・・
少し考え方が異なる
ジミヘンはビブラートではない
ギミックとしてアームを使っていたのだ
ジミにとってはエフェクターのような存在だった
ウッドストックの爆撃機のシュミレートはかなり衝撃的だった
チョーキングやビブラートは音程が上がる
音を下げる事は物理的に無理なのだ
伝わっているだろうか?
アームの場合、上げ下げが自在なのだ
場合によると双方をミックスする事も可能なのだ
アームアップを多用すればハンドビブラートのような効果が狙える
これはリッチーが曲中で多用した奏法なのだ
『アームってどう使うの?』
和音を軽く揺らすだけでも良いと思う
伸ばしたコードの末尾を揺らすだけでも効果的なのだ
レスポールやテレキャスには出来ない芸当なのだ
アーム使いの高度な奏法として『クリケット奏法』が挙げられる
スティーブヴァイなどが得意とする奏法なのだ
まぁ、ピッキングと同時にアームを動かすという事になる
特に決まりはない
『同時』というのがポイントになるのだ
今回はすべてストラトで弾いているのだ
アームの音もさることながら、エッジが効いたバッキングの音色を確認していただきたい
音作りによってはかなりロックなのだ
このような音がバンドでは抜ける
アンサンブルという考え方が出来ると音作りの幅も広くなる
『アーム奏法の一例』