人間は欲が出る生き物なのだ
現状のwin10に音楽環境が移行できた事だけでも十分に幸せなことだが・・・
”もっと良い音・・”
が欲しくなってしまうのだ
音楽制作にはいろいろなアプローチがあると思う
鍵盤主体に作る人も少なくない
DAWの世界ではむしろ、そんな人の方が多いようにも感じる
言い換えれば、ギターが無くても作曲は出来るということなのだ
ご存じのように私はギター弾きなのだ
厳密には『弦好きオヤジ』なのだ
ロングネックのベースからミニサイズのウクレレまでカバーするプレイヤーは少数派だといえる
何だろう・・
弦に触れていれば幸せな気持ちになれるのだ
最近の私は読者の皆さんが大好きな『柔らかいマシュマロ』よりも弦の方が萌えるのだ
脱線しそうなのでこの辺で・・・
ギター弾きが作曲する場合、最も重要になってくるのが『ドラム』なのだ
過去曲の多くもドラムのフレーズから作り始めた作品が多い
ドラムのフレーズからギターのフレーズが浮かぶことも少なくない
実際のバンドでもドラマーのグルーブ感に他のメンバーが追従するという形が多い
もちろん他の楽器がリードするというスタイルもあるが・・
まぁ、ドラム主体だといっても過言ではないと思う
ご存じのように音楽ソフトや周辺機器の移行に成功したが・・
肝心のドラム音源は無理だったのだ
私が失敗したというよりは『使用制限』が理由なのだ
セキュリティソフトなどと一緒のアルゴリズムなのだ
インストールを記憶しているのだ
旧パソコンでは使えるが・・・
正直、現実的とは言い難い
今現在も傍らの旧パソコンの電源は切ってある
地デジなどのテレビ放送を観るくらいしか使用目的がないのだ
今回の数々の移行でさらにその傾向が高まったといえる
ドラムの打ち込み作業は奥深い
いわゆる『ベタ打ち』では人間が叩いたようなグルーブ感が生まれない
ダンス系など、あえてスクエアなリズムを追求する場合はそれも良い
ロック系ならば、プロが叩いたような響きとノリが欲しい
現状では音楽ソフトに内蔵されているドラム音源だけが使えるのだ
幸いにローラン系のソフトの音源も読み込めるようになったのだ
今回はローランド系SONARのドラムキットを立ち上げてみた
同時に異なるタイプのドラムを立ち上げてみた
ツインドラムという感じなのだ
同じフレーズをコピペしているのだ
分かり易いように最初の数小節は交互に鳴らしてみた
そのままブレンドしてみたのだ
ベロシティ(音量)やタイミングなどを工夫してスイング感を出してみた
これはこれで成り立っているが・・
正直な話、物足りないのだ
生ドラム音源の音を知っているのだ
身体と耳が覚えているのだ
中華街の本格中華料理の味を知った人が家庭で作ったお手軽中華を食べたような感じなのだ
いくら調味料で味付けしたところで『感動する味』にはならない
ちょっと調べただけでも色々なドラム音源があることを知ったのだ
以前に私が使っていた製品は価格を抑えたお試し版という感じなのだ
”気に入ったら『拡張』してね・・”
という感じなのだ
製品にバンドルされている音楽ソフトと同じような感じなのだ
この辺りで満足(挫折?)してしまう人が多いことにメーカー側も苦慮しているのだ
どのメーカーも製品版(フルバージョン)はかなり音源やエフェクトが充実しているようだ
迷ってしまうのだ
現状で行くか?
購入するか?
実際にwin10で音楽を作ろうと思えば、新たに対応ソフトを購入する必要があるのだ
最低でも3万円くらいだろうか?
私が購入した当時で上位機種は約10万円だったと記憶している
箱の中に皿が一枚入っているだけなのだ
メーカーがコピーガードに神経質になる理由が何となく理解できるのだ
何でもフリーという人も多いようだが・・
忘れてならないものは『安定感』なのだ
セキュリティソフトなども同様なのだ
”安かろう悪かろう・・”
では困ってしまう
無料のソフトに製品版の快適さを求めるのはナンセンスなのだ
お金の払うということは快適と幸せを買うものだと私は理解しているのだ
ヘッドフォンからプロが叩いたようなドラムの音が響いた時には身震いするような感動を覚えた
使い込んでいくうちに日常になってしまったが・・・
どんなに美人と結婚しても一年くらいで飽きてしまうという
ドラム音源も一緒だと思う
現状の私はバツイチになり、バーチャルな世界でモヤモヤしているような感じなのだ
そんな状況下でドラムを鳴らしているのだ
伝わっているだろうか?
音楽ソフト本体を買った気持ちになればドラム音源など安いものなのだ
さらに新規の音楽ソフトを勉強する為に購入するであろう分厚い書籍も馬鹿にならない
一冊で4000円くらいするのだ
周辺機器も動かなければ最新の製品に買い換える必要もあったのだ
実は今回は単純にドライバを更新しただけではないのだ
かなり工夫しているのだ
数々のハードルを越えているのだ
今回のドラムの音は如何だろうか?
私は満足していないのだ
これから、検索の旅に出るのだ
まぁ、私は変態なので・・・
買い物衝動が抑えられないのだ
『打ち込みドラムのリアリティ』