五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

諫早湾と移民1千万人

2008年06月27日 | 第1章 意識と知覚
原因と結果、そして裏付け。

今なぜ、これが必要なのか?

そのための裏付けは?

私が活動しているNPO法人も、いま補助金申請のためのプレゼンをやり続けています。

生き甲斐の心理学は、平素暮らしている中で、不安に思ったり、イライラしたり、そんな自分の内に湧き上がってくる感情を自分自身が向き合うことで自ら解決していけるよう、共に学んでいく学習です。

心の問題は、誰もが何かしなくては、と思いながらも、具体的に見える問題ではありません。
何か、問題が起こった時に背景に浮かびあがってくるのが心の問題です。
でも、心の問題をどうにかすることは今の日本社会にとても大事なことだとわかっていても、見えないものに税金を使っていくことはなかなか至難の業です。

苦労は承知の助で始め活動ではありますが、前例のないものに前例をつくるのも私たち。声を出し、アピールをし続け、勉強会を開くことで、少しずつ理解してくださる方々も増えてきました。

「見えて初めて、裏付けが立証できる」では、遅いのです。

道路を造って雇用を広げるは如何なものか・・・。そろそろ違う形でのインフラを整備する時期にきているのではないでしょうか?

諫早湾の今日の判決から、今後農水省がどう動くか。
そのうえ、日本への移民、優秀な人材中心に1千万人構想というのも、日本の雇用体系の現状がしっかり見えているうえでの構想だとしたら、かなり無謀なものだ、と首をかしげます。

見えるもの、見えないものに枠を作らず、想像する力が国の豊かさになっていくのではないでしょうか?

だからこそ、これからは、見えないものに対してのインフラ整備に力を注ぐべきだと思うのです。

・・・ともかく、諫早湾という目に見える大きな問題、一石を投じる判決に、今の私の仕事を重ねつつ、ちょっと固めのブログとなってしまいました。。。
御許しを!

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コメント
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