五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

カウンセラー

2009年12月29日 | 第2章 五感と体感
昨晩、たまたまテレビを付けたら○○大学の臨床心理のスクールカウンセラーについての講義をやってました。
しばらく見ていたのですが、臨床心理士という職業が「あたかも国に認められた認定資格である」と国民に思い込ませてしまった反省と混乱を感じました。
先生は、一所懸命、顔はにこやかに、内容は厳しく語っていらっしゃいました。

日本には、カウンセラーの国家試験はありません。

世間には、溢れるほどのカウンセリング団体があります。
数回の研修を受けて、認定証を渡してしまうも団体もあれば、一つの理論のみを強化し学ぶ団体もあったり、いろいろです。

私たちが学んでいるユースフルライフ研究所・カリタスカウンセリングもその中の一つです。

通信講座にてレポートを返書人とやり取りしながら、カウンセラーに必要な科目を6つに分けて段階を踏んでいきます。
ワークショップに参加し、勉強仲間との交流を深めながら、「3級資格」を取るのに最低でも3年間はかかります。
その後も、2級、本免許目指して、勉強をしていきます。たぶん、一生の学びです。

本気で勉強したい人は、主宰者である先生から「教育分析」を受けながら、まさに大学院並みに指導を受けています。

カウンセラーという職業は、どの職業もそうでしょうが「向き不向き」が明確に表れます。
勉強を始めた理由が何にせよ、1000人に一人でも「これが私の天職だ」と思える人が現れたら、それでOKではないでしょうか?

全体を見渡せることはカウンセラーに必要なことです。
確かに自分の経験だけでカウンセラーにはなることはできないはずです。

☆カウンセリングの理論を折衷で使いこなせるか?
☆法律を意識しているか。それを仕事中思い出せるか?
☆人権・倫理について勉強しているか?
☆そして、カウンセラーと称する人自身が自分に抱えた問題を意識化しているか?
受容しているか?自分自身の傾向を意識できているか?
☆人間関係の繋がりを楽しめるか?
☆あらゆる学問や歴史、文化、芸術、人類学に興味を持つことができているか?
☆・・・そして、上記のことを、生涯学び続けることを怠っていないか?

そして、
☆謙遜であるか?
☆森羅万象に肯定的であるか?
☆ほんとうに人が好きか?

最後に、
☆私は、何のために生きているのか?
☆私の生き甲斐は何か?
☆私は私の心と魂と体を大切にしているか?
・・・この問いを、常に自問自答しているか?
☆自然体か?

年末に長々と書いてしまいましたが、
まだまだ、書けそうです。。。今日はこのへんで止めておきます。。。

ともかく、カウンセリングを受けたいと思われる方々も、「ヘンなカウンセラー」を見極める必要があります。ヘンだと思ったら、パスしてください。

皆さま、暮れの忙しい中、お体ご自愛を!

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