AFCチャンピオンズリーグ決勝・浦和レッドダイヤモンズ(日本)VSセパハン(イラン)の第1戦が、イスファハンのフーラドシャハル競技場で行われました。日本のクラブチームでは史上初のアジア王者に挑む浦和は、初戦は田中マルクス闘莉王と山田暢久が肉離れで欠場。そしてセパハンのホームスタジアムの標高の高さ&ホーム無敗で不安要素がたくさん詰まっております。負けることは許されないアウェーでの第1戦はこんな結果でした。
前半の立ち上がり、浦和はセパハンの猛攻に苦しめられます。16分にはハジサフィ、20分前後にはナビドキア、カリミがシュートを放ちますが、先制点を挙げることができません。
浦和は23分、左サイドの平川のクロスを、今日スタメン入りの永井雄一郎がヘディングシュートを狙いますが、当たりが悪かった。26分には永井が相次いで強烈なシュートを放つ!特に2本目はポストに直撃!あぁ~惜しい!
前半は0-0で折り返すかと思われた終了直前、ポンテが右足での豪快ミドルが決まって先制!貴重な時間帯での値千金の一撃で前半終了!
このまま1点を守り抜きたいところでしたが、後半開始早々、セパハンが時間的には45秒くらいかクロスボールからシュート、ポスト直撃のこぼれ球をカリミに押し込まれて同点とされてしまいました…。
この1点が後にセパハンに勢いをもたらしたのか、この後猛攻の前に浦和は防戦一方。後半10分までに6本のシュートを打たれサンドバック状態。それでも浦和ディフェンス陣粘る、守る、割らせないっ!
流れが完全にセパハンペースのまま迎えた後半28分、永井に代わって田中達也を投入。田中のスピードで優位に立ちたいところ。
34分、この日全然目立ってなかったワシントンが今日最初のシュートを放つが枠外。田中も積極的なプレーを見せますが、セパハンの守備陣に阻まれます。
最後までセパハンの猛攻とピッチの悪さに苦しめられましたが、1-1でタイムアップ。第1戦を引き分けに持ち込んだ浦和、貴重なアウェーゴールを挙げたものの、課題も見えた試合となりました。
うーん、引き分けに持ち込めば納得というべきか、それともパスミス&苦戦に不満と言うべきか、半分半分ですな。今日はエース・ワシントンが全然ダメでしたね。ピッチの悪さ、自らのコンディションがイマイチだったことが原因でしょう。あと、ディフェンス陣は相当苦労しましたね。闘莉王不在がモロに響きましたが、セパハンの猛攻を1失点に抑えることができました。
先制点を挙げたポンテの隙を突いた強烈シュートは素晴らしかった!20分台の永井の強烈なシュート2本を意識したのではないでしょうか?でも、ポンテ本人はそんなことは無いと思っているはずですけど。
初戦は1-1で終わったACL決勝戦。第2戦は14日、浦和レッズのホーム・埼玉スタジアム2002で行われます。奇しくも11月14日は埼玉県民の日ですね。レッズACL制覇の条件は、①勝利、②0-0で引き分けるかの2点です。仮に浦和の負け、もしくは2-2の引き分けだとセパハンの優勝となります。出来れば90分以内で勝利して、ACL代表としてクラブW杯に出場してほしい!
埼玉県民の皆さん、サッカー好きのブロガーの皆さん、このブログを見ている人も少しだけでもいいから浦和レッズに勇気を与えてください!そして、普段はレッズの試合を見ない人も、第2戦はテレビの前で応援するように!テレビ朝日さん、ACL決勝の第2戦は地上波で生放送やるんですか?
地上波の裏番組の柳本JAPAN(女子バレー)の試合を見てたら、承知しないぞというよりグーでぶっ飛ばすぞ!