日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

星野JAPAN オーストラリアに先勝

2007年11月23日 | Sports

北京五輪出場を目指す野球日本代表は、今日から2日間オーストラリア代表との壮行試合に臨みます。まず第1戦は中日のエース・川上憲伸が先発しました。

1回、先発のマウンドに上がった川上は、豪州打線の1,2番を連続三振、3番には1塁フライに打ち取って3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せます。その裏の日本は、先頭の西岡剛が四球で出塁しますが、続く大村三郎の場面で牽制死。前途多難のスタートかと思われましたが、大村がレフト前ヒット。3番・青木宣親は3塁内野安打で1死2,3塁と先制のチャンス。新井貴浩の遊撃ゴロの間に1点を先制しました。
先制の援護を貰った川上は、3回まで4奪三振、1人の走者も出さない見事なピッチング。4回、2死まで簡単に抑えますが、3番・ヒューバーにセンター越えの2塁打を打たれてしまいます。一打同点のピンチを迎えましたが、ライシンガーを空振り三振。川上は4回1安打6奪三振でマウンドを降りました。
打線のほうは、2,3回は3者凡退でしたが、4回に阿部慎之助と村田修一の連打で1死2,3塁、稲葉篤紀がレフト前タイムリーを放って1点追加します。
5回、日本は2番手に高橋尚成が登板。その高橋は先頭打者を四球で歩かせますが、後続の3人をセンターフライと連続三振に仕留めました。6回は小林宏之が登板。1死後、6番・ウィリアムズにセンター前ヒットを打たれましたが、後続を抑えて無得点。
2-0のまま迎えた8回、日本はこの回の先頭の新井が内野安打、代打・和田一浩がレフト前ヒットで続きます。1死後、稲葉がライト前ヒットで満塁?となり、里崎のセンター前タイムリーでようやく1点追加。続く川崎がレフトへの2点タイムリーで5-0。この後西岡が四球で出塁、大村の2塁ゴロの間に1点を追加。この回打者一巡の猛攻で4点を奪いました。
リリーフ陣は、7回に長谷部康平、8回に岩瀬仁紀、9回は上原孝治がオーストラリア打線をそれぞれ3者凡退に抑える見事なリリーフ。第1戦は日本が完封リレーで勝利しました。

日本-豪州 (ヤフードーム、18:32、16929人)
豪州 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0
日本 1 0 0 1 0 0 0 4 X  6
【投手】
〔オーストラリア〕
T・ブラックリー、ウィルトシャー、ワイズ、ヒル、トンプソン
トーマス - グレアム、ケント
〔日本〕
川上、高橋、小林、長谷部、岩瀬、上原 - 里崎
【責任投手】
(勝)川上
(敗)トラビス・ブラックリー

まず初戦は投手陣がいい仕事を見せました。6投手で被安打2・四死球1と豪州打線を完全に沈黙させました。打撃陣では、阿部と新井が2安打、川崎が8回に2点タイムリーを放ちました。今日はつなぐ打線で6得点、明日はホームランが見たいところです。
第2戦はダルビッシュ有が先発予定。パリーグMVP男のプライドを見せて欲しい。