日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

中日ドラゴンズ 苦しみながらも決勝進出

2007年11月11日 | Sports

2007アジアシリーズは3日目、予選リーグの最終日を迎えました。
日本代表の中日ドラゴンズは、予選2試合を終えて1勝1敗。現在3位と苦戦が続いています。

これまでの戦いぶりを見ていくと、
第1戦の韓国代表・SKワイバーンズ戦では、守備の乱れと先発・中田賢一の3失点、打線のほうはSKの先発キム・グァンヒョンの前に6回まで無失点と沈黙。7回に井上の2点本塁打で反撃するも時既に遅し。6-3で敗れ、日本勢初黒星の不名誉な記録が生まれました。
第2戦は台湾代表・統一ライオンズと対戦。3回にグオ・ダイチィの2塁打で先制されましたが、井端が4打点の活躍。投手陣は、朝倉、久本、平井、岡本、岩瀬の投手リレーで逃げ切り勝ち。4-2でアジアシリーズ初勝利を挙げました。
そして、1勝1敗で迎えた今日はチャイナスターズ(中国)との対戦。北京五輪に向け強化を続けている相手に負けられない試合でした。
その中日ですが、1回表・1死1,3塁の場面で、中国4番・賈冰の犠牲フライで先制されてしまいます。中日打線は、4回まで中国先発・呂建剛の前に無安打でしたが、5回裏に井上がライトへの本塁打で同点に追いつきます。これで井上はアジアシリーズ2本目。6回には荒木が勝ち越し本塁打、7回には打者一巡の猛攻で一挙6得点。あと1点取ればコールドゲーム成立でしたが、その後が続かず。結局9-1で中日が圧勝。中国相手に格の違いを見せつけた形となりました。

中日ドラゴンズ(日本)-チャイナスターズ(中国)
(東京ドーム、12:01、12633人)
中国 1 0 0 0 0 0 0 0 0   1
中日 0 0 0 0 1 2 6 0 X   9
【投手】
(チ)ルゥ・ジエンガン、チェン・クゥン、ワン・ペイ、
   ジャオ・リ-ジャン・ジェンワン
(中)小笠原、鈴木、高橋-小田、清水将
【責任投手】
(勝)小笠原
(敗)ルゥ・ジエンガン
【本塁打】
(中)井上2号ソロ(5回)、荒木1号ソロ(6回)


これで中日は予選3試合を2勝1敗で終了。夜に行われるSKワイバーンズVS統一ライオンズの結果を待ちます。そのSK対統一は、初回に2点を先制したSKが、2回に6得点と打線爆発。その後3回に3点、4回は2点の毎回得点。統一は5回に本塁打で1点を返しますが反撃もここまで。13-1でSKが圧勝。SKは2試合連続のコールド勝ち。予選3戦全勝で1位通過を果たしました。この結果、中日ドラゴンズが2位で決勝進出決定。

最終成績
1 SK  3勝0敗
2 中日  2勝1敗
3 統一  1勝2敗
4 中国  0勝3敗

決勝戦はSKワイバーンズVS中日ドラゴンズとなりました。予選の戦いぶりを見ると、SKは強力打線で3連勝、中日は日本シリーズの強さが影を潜んでいるかの状態でした。中日の主砲タイロン・ウッズがアジア開幕前に帰国したのが影響したのでしょうか?決勝では川上か山井のどちらかが先発で登板すると思います。日本勢3連覇&リベンジがかかる決勝戦。中日の運命は?


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コメント (5)
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