3月5日つまり今日から第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が遂に開幕!大会連覇を目指す日本代表(侍JAPAN)は、4日に東京ドームで最終調整を行いました。
初戦の中国戦で先発するダルビッシュ有は、外野でキャッチボールや走り込みをするなど、本番へ向けて調整を進めました。強化試合では2試合に登板し、豪州戦で2回途中まで3四死球1失点、西武戦では2回2安打1失点と不安を残しました。「調整はうまくできている。まだ絶好調には遠いですけど」と順調であることをアピールしたダルビッシュ、北京五輪でのキューバ戦で4失点でKOと国際大会で苦戦していますが、その不安を打ち消すような好投を見せてもらえたらと思っています。
2戦目に先発予定の松坂大輔投手は、巨人戦で痛めた右ふくらはぎが順調に回復。この日は韓国戦(?)に向けブルペンでの投球練習を行っていました。3日には韓国VS巨人の偵察に訪れ、「参考になる部分はあった」と期待をよせるような発言。松坂投手は2000年のシドニー五輪のとき、韓国戦に2度登板しましたが、2試合とも勝利することが出来ませんでした。それ以来韓国戦では登板がありません。今回韓国と対戦するときがあれば、約9年ぶりの登板となります。強力な韓国打線を封じ込んで、9年前のリベンジを果たしてもらいたいですね。
打線のほうですが、「つなぎの4番」としてチームを引っ張る稲葉篤紀は、チームのまとまりに満足している様子。強化試合では絶好調と日本の4番の重圧を感じない活躍を見せたことで、本番でもつなぎの打撃で勝利に貢献してもらいたいところです。日本のチームリーダー・イチローは、強化試合6試合でヒットわずか3本、打率1割3分台と不調のまま本番に臨むことになりました。練習試合では3番に入ることが多かったですが、WBC本戦では1番に入ることになりました。指定席である1番で不振から脱出し、その後はヒットを量産したいところ。1番・イチローが出塁し、4番・稲葉が決めれば、侍JAPANの打線が勢いづくことになるでしょう。このパターンで行けば、アジアラウンド(A組)1位通過も見えてくるんじゃないかと思います。
初戦で戦う中国は、元オリックスのコリンズ氏が代表監督を務めるチーム。前回のWBCでは18-2、北京五輪では10-0といずれも日本が圧勝しています。練習試合では、巨人に2-9、西武に1-11と完敗。日本戦に先発する李晨浩(リ・チェンハウ)は、前回の日本戦で3回2失点、北京五輪の韓国戦で6回途中まで無失点の好投を見せた中国が誇るエースです。でも、西武戦では3失点を喫して不安を残しています。野球ではまだまだ発展途上の中国、3年間でどこまで成長したのか?日本にとっては普通に圧勝できる相手、内容と結果によっては連覇の道が厳しくなるかもしれません。
韓国と台湾も強化試合を行い、台湾は初戦の巨人戦で6-7と競り負けましたが、林益全に本塁打が出ました。翌日の西武戦は2-13と惨敗。投手陣は打ち込まれるわ、西武を上回る14安打を放ちながらも拙攻続き。これでは第2ラウンド進出には厳しいだろう。対する韓国は、西武戦ではキム・テギュンが本塁打を放つ活躍もあって4-2で勝利。しかし、エースのキム・グァンヒョンが2失点と不調。日本にとっては明るい材料といえそう。翌日は巨人の継投の前に0-3の完封負け。巨人投手陣のインコース攻めに韓国打線が沈黙。侍JAPANも内角攻めで勝負できるか?
会見で「向かう港はひとつ!チャンピオンです」と連覇を目標に掲げた原監督。その港に辿り着くのには、厳しい道のりが待ち構えています。次々と襲い掛かる試練を乗り越れば、連覇が見えてくるはずです。できれば順風満帆であってほしいんだけど。3年前は韓国に2敗したものの、決勝トーナメントで韓国・キューバを破って優勝。絶望の淵から這い上がって世界一に輝いたことで、日本中が興奮と感動が起こりました。今回も優勝すれば、3年前とは全く違う感動が待っていることでしょう。もう一度世界の頂点へ!侍JAPANの選手の皆さんには悔いの無い戦いをしてくれることを信じています。
初戦の中国戦で先発するダルビッシュ有は、外野でキャッチボールや走り込みをするなど、本番へ向けて調整を進めました。強化試合では2試合に登板し、豪州戦で2回途中まで3四死球1失点、西武戦では2回2安打1失点と不安を残しました。「調整はうまくできている。まだ絶好調には遠いですけど」と順調であることをアピールしたダルビッシュ、北京五輪でのキューバ戦で4失点でKOと国際大会で苦戦していますが、その不安を打ち消すような好投を見せてもらえたらと思っています。
2戦目に先発予定の松坂大輔投手は、巨人戦で痛めた右ふくらはぎが順調に回復。この日は韓国戦(?)に向けブルペンでの投球練習を行っていました。3日には韓国VS巨人の偵察に訪れ、「参考になる部分はあった」と期待をよせるような発言。松坂投手は2000年のシドニー五輪のとき、韓国戦に2度登板しましたが、2試合とも勝利することが出来ませんでした。それ以来韓国戦では登板がありません。今回韓国と対戦するときがあれば、約9年ぶりの登板となります。強力な韓国打線を封じ込んで、9年前のリベンジを果たしてもらいたいですね。
打線のほうですが、「つなぎの4番」としてチームを引っ張る稲葉篤紀は、チームのまとまりに満足している様子。強化試合では絶好調と日本の4番の重圧を感じない活躍を見せたことで、本番でもつなぎの打撃で勝利に貢献してもらいたいところです。日本のチームリーダー・イチローは、強化試合6試合でヒットわずか3本、打率1割3分台と不調のまま本番に臨むことになりました。練習試合では3番に入ることが多かったですが、WBC本戦では1番に入ることになりました。指定席である1番で不振から脱出し、その後はヒットを量産したいところ。1番・イチローが出塁し、4番・稲葉が決めれば、侍JAPANの打線が勢いづくことになるでしょう。このパターンで行けば、アジアラウンド(A組)1位通過も見えてくるんじゃないかと思います。
初戦で戦う中国は、元オリックスのコリンズ氏が代表監督を務めるチーム。前回のWBCでは18-2、北京五輪では10-0といずれも日本が圧勝しています。練習試合では、巨人に2-9、西武に1-11と完敗。日本戦に先発する李晨浩(リ・チェンハウ)は、前回の日本戦で3回2失点、北京五輪の韓国戦で6回途中まで無失点の好投を見せた中国が誇るエースです。でも、西武戦では3失点を喫して不安を残しています。野球ではまだまだ発展途上の中国、3年間でどこまで成長したのか?日本にとっては普通に圧勝できる相手、内容と結果によっては連覇の道が厳しくなるかもしれません。
韓国と台湾も強化試合を行い、台湾は初戦の巨人戦で6-7と競り負けましたが、林益全に本塁打が出ました。翌日の西武戦は2-13と惨敗。投手陣は打ち込まれるわ、西武を上回る14安打を放ちながらも拙攻続き。これでは第2ラウンド進出には厳しいだろう。対する韓国は、西武戦ではキム・テギュンが本塁打を放つ活躍もあって4-2で勝利。しかし、エースのキム・グァンヒョンが2失点と不調。日本にとっては明るい材料といえそう。翌日は巨人の継投の前に0-3の完封負け。巨人投手陣のインコース攻めに韓国打線が沈黙。侍JAPANも内角攻めで勝負できるか?
会見で「向かう港はひとつ!チャンピオンです」と連覇を目標に掲げた原監督。その港に辿り着くのには、厳しい道のりが待ち構えています。次々と襲い掛かる試練を乗り越れば、連覇が見えてくるはずです。できれば順風満帆であってほしいんだけど。3年前は韓国に2敗したものの、決勝トーナメントで韓国・キューバを破って優勝。絶望の淵から這い上がって世界一に輝いたことで、日本中が興奮と感動が起こりました。今回も優勝すれば、3年前とは全く違う感動が待っていることでしょう。もう一度世界の頂点へ!侍JAPANの選手の皆さんには悔いの無い戦いをしてくれることを信じています。