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遂にWBCも決勝戦!連覇に王手をかけたWBC日本代表は、決勝で韓国と今大会5度目の対決。この試合の勝者が野球世界一の座に輝くという頂上決戦、日本にとっては絶対に負けられない戦いです。両チームの先発は、予想通り日本が岩隈久志、韓国はボン・チュングンという組み合わせになりました。2勝2敗のイーブンで迎えた日韓最後の対戦は、延長戦までもつれ込む激闘となりました。
決勝戦のスタメンはこちら。
日本 韓国
1(右)イチロー (中)イ・ヨンギュ
2(遊)中島裕之 (指)イ・ジンヨン
3(中)青木宣親 (左)キム・ヒョンス
4(捕)城島健司 (一)キム・テギュン
5(一)小笠原道大 (右)チェ・シンス
6(左)内川聖一 (三)イ・ボムホ
7(指)栗原健太 (二)コ・ヨンミン
8(二)岩村明憲 (捕)パク・キョンワン
9(三)片岡易之 (遊)パク・キヒョク
(投)岩隈久志 (投)ボン・チュングン
日本は決勝で打順とメンバーを入れ替えてきました。城島がWBC2度目の4番に入り、福留孝介をスタメンから外して、青木が3番・センター、内川が6番・レフトに入りました。追加招集・栗原が7番DHでスタメン出場、片岡が9番・三塁手で先発です。
日本は初回、先頭のイチローがセンター前ヒットで出塁すると、中島の犠打で2塁に進みます。青木が凡退した後、城島が四球を選んで2死1,2塁となりますが、小笠原が2塁ゴロに倒れて2者残塁で無得点スタート。その裏に岩隈がマウンドに上がり、韓国打線をわずか10球で3者凡退に打ち取る上々の立ち上がりを見せました。
2回、日本は2死から岩村の死球と片岡のヒットで1,2塁と再びチャンスとなるも、イチローが1塁ゴロに凡退しまたもチャンスを逸します。3回、中島が内野安打の後、青木の2塁手正面の当たりが2塁手のグラブを弾いてライトへ。記録は2る手のエラーで無死1,2塁と3たび先制のチャンス。城島遊撃ゴロ→青木封殺で1死後、小笠原がチュングンの3球目のチェンジアップを上手くライト前に運ぶタイムリーヒットで日本が先制します。この後、内川のライト前ヒットで1死満塁と追加点のチャンスでしたが、栗原が三塁併殺打に倒れて追加点ならず。しかし、日本が決勝戦で先制点を奪いました。
岩隈は2回と3回も韓国打線を3者凡退に抑え、3回まで30球投げてパーフェクトピッチング。4回も韓国の上位打線を簡単に2死を取りますが、ヒョンスのセンター前ヒットで初めて走者を許します。しかし、テギュンをレフトフライに打ち取ってこの回も0点。岩隈が韓国を沈黙し続けます。
5回、先頭の中島が四球で出塁、続く青木がライト前ヒット、1塁走者・中島は3塁まで進み、ヒットエンドラン成功で無死1,3塁。この一撃でボン・チュングンをKO。追加点の絶好の場面を迎えた日本ですが、城島と小笠原が韓国2番手チョン・ヒョンウクの前に連続三振。小笠原のところで青木が盗塁するも、2塁でタッチアウトとなり三振ゲッツー。追加点のチャンスを逸した日本はその直後、岩隈が先頭のチョ・シンスにバックスクリーンへの一発を浴びて同点に追いつかれてしまいます。三振ゲッツーと本塁打で流れが韓国に傾き、1死後にコ・ヨンミンがレフト前ヒットで2塁を狙うが、左翼手・内川が好返球を見せてヨンミンを2塁憤死。内川のファインプレーで悪い流れを断ち切りました。
6回に韓国がジンヨンが三振に倒れると、1塁走者・ヨンギュが2塁を狙うも城島が強肩で盗塁を阻止して三振ゲッツー。やられたらやり返す!日本は7回、先頭の片岡がレフト前ヒットを放つと、イチローの場面で盗塁を決めて無死2塁とします。イチローはバントを見せると、3塁線へ上手く転がして内野安打。無死1,3塁の場面で、中島がレフト前タイムリー!日本が3連打で勝ち越しに成功します。8回には1死から内川のヒットと稲葉の2塁打で2,3塁とすると、岩村のレフト犠牲フライで1点を追加。8回表を終えて3-1と日本が2点リードします。
岩隈は7回に4度目の3者凡退に抑えますが、8回に先頭のボムホにライトへの2塁打を浴びると、1死3塁の場面で韓国代打・イデホの犠牲フライで1点を返されます。続くキヒョクに四球を与えたところで降板。それでも韓国打線を抑え続ける好投を見せてくれました。日本は2番手に杉内俊哉が登板。長打が出れば同点とされる場面で登場した杉内は、ヨンギュに対してカウント1-3としますが、5球目をレフトフライに打ち取って同点のピンチを阻止しました。
日本が1点リードで迎えた9回、8回2死から登板した杉内が続投しようとするが、韓国の右の代打が出たところで交代。3番手に前日の米国戦の9回に登板したダルビッシュ有が登場。ダルビッシュは先頭のチョン・グンウを三振に仕留めて1死としますが、ヒョンスとテギュンに連続四球を与えてピンチを招きます。重圧に苦しむ場面でチョ・シンスを空振り三振で2死、優勝まであと1人!しかし、イ・ボムホにスライダーをレフト前に弾き返され、2塁走者が生還して同点に…。試合は3-3の同点、優勝の行方は延長戦にもつれ込みました。
延長10回、日本は先頭打者・内川がライト前ヒット、稲葉犠打の後、岩村のヒットで1死1,3塁と勝ち越しのチャンス。ここで日本は片岡に代えて川崎宗則が代打で登場しますが、遊撃フライに倒れて2死。2死1,3塁となり迎えるバッターはイチロー。侍JAPANを引っ張り続けてきた男が、この一番でやってくれました!韓国4番手イム・チャンヨンの8球目をセンター前に弾き返すタイムリーヒット!内川と岩村が生還して2点を奪います!日本に大きな2点が入ったその裏、ダルビッシュが続投。先頭打者を四球で歩かせますが、チェ・ジョンを三振、ヨンギュをレフトフライに打ち取って2死とし、最後はグンウをスライダーで空振り三振に仕留めてゲームセット!日本が5-3で韓国を降し、WBC2連覇達成です!
2009/03/23(月) 韓国-日本 (ドジャースタジアム、18:38 日本時間:24日 10:38)
JPN 001 000 110 2 5
KOR 000 010 011 0 3
【投手】
(日)岩隈、杉内、ダルビッシュ-城島
(韓)奉重根、鄭現旭、柳賢振、林昌勇-朴勍完、姜ミン鎬
【責任投手】
(勝)ダルビッシュ1勝
(敗)林昌勇1敗
侍JAPANがロサンゼルスで向かう港であるチャンピオンに辿り着きました!決勝戦で宿敵・韓国に延長の末5-3で競り勝ち、2大会連続でWBC日本代表が野球世界一に輝きました!先発の岩隈投手が8回途中まで韓国打線を2点に抑えれば、ここまで調子が良くなかったイチロー選手が4安打の活躍を見せました。
岩隈投手は7回2/3を投げ、韓国の打者27人に対して97球、被安打4・6奪三振・1四死球・失点2・自責点2・被本塁打1という内容。序盤の3イニングは韓国打線を完璧に抑え、中盤以降は走者を出しながらも打たせて取る投球を見せ、3者凡退に抑えたイニングも4度もありました。9回に同点に追いつかなければ岩隈が勝利投手、MVP候補に挙げられていたんですが…。ダルビッシュは9回に2死1,2塁の場面で同点タイムリーを許しましたが、10回には韓国の反撃を阻止。2回を投げて5つの三振を奪って勝利投手になりました。
打線の方はチーム全体で15安打を放ち、イチローが6打数4安打2打点と大活躍。7回の第4打席で見せたバントヒットを見せると、最後の打席ではセンター前への決勝タイムリーを放ちました。準決勝までは苦しい打撃が続いていましたが、決勝で完全復活し、最後はここ一番で仕事を果たしました。やはりイチローは本当にやってくれる男です。イチロー以外にも内川が3安打、中島と片岡がともに2安打放って優勝に貢献しました。
大会MVPには松坂大輔投手が2大会連続で選ばれました。松坂投手はこの大会に3試合登板し3戦全勝、防御率2.45、13奪三振という成績を挙げました。本人は「今回は僕だとは思わなかった」と語りましたが、3勝という成績は立派ですよ。岩隈投手もMVPクラスの投球を見せたんですが、韓国戦で黒星を喫したこと、決勝戦で勝利投手になれなかったことでMVPにはなれず。決勝でもいいピッチングをしたんですから、岩隈投手にもMVPをあげてほしかった…。
私も決勝戦をライブで見まして、岩隈が好投している時は安心して見ることができ、タイムリーが出た時は拍手、打てなかったときはため息とツッコミを入れてました。試合が徐々に進み、韓国の反撃ムードになった時は心臓がドキドキするようになり、ダルビッシュが苦しんでいる時はあまりにも怖くて見れなかったので、ミヤネ屋の陣内さんの離婚会見に切り替えていました。だって心臓に悪そうな場面だったし、陣内さんがどんな事を語るのか気になってたんですよ。WBCに戻すと、イチローが決勝タイムリーを打った時は本当に嬉しくなり、侍JAPANの連覇の瞬間を見たときはもう最高で、嬉し涙は出ないけど大いに感動しました。
日本代表は今回のWBCで9試合戦って7勝2敗という成績でした。連覇までの道のりを振り返ると、
第1戦:日本4-0中国
コールド勝ちが予想された試合で4得点、貧打が解消されず不安なスタート。
第2戦:日本14-2韓国
キム・グァンヒョンから2回まで7得点を奪い、村田修一と城島の本塁打もあって7回コールド勝ち。
第3戦:日本0-1韓国
東京ラウンド順位決定戦でボン・チュングンの前に1点も奪えず。東京ラウンド2位通過。
第4戦:日本6-0キューバ
松坂が8奪三振の好投を見せれば、3回に3点を奪ってキューバに完封。
第5戦:日本1-4韓国
ダルビッシュが初回に3失点、打線はまたもボン・チュングンに阻まれる。
第6戦:日本5-0キューバ
負ければ終わりの一戦で、岩隈が6回無失点、2番手の杉内はパーフェクトピッチングでキューバ打線を沈黙。打っては青木が4安打の活躍。
第7戦:日本6-2韓国
サンディエゴラウンドの順位決定戦。2回に内川がホームランを放つと、8回に小笠原と岩村のタイムリーで3点を奪って韓国戦の連敗をストップして1位通過を決めた。
準決勝:日本9-4アメリカ
先発の松坂が苦しみながらも2失点。4回に一気に5得点を奪うと、8回には3点を奪ってアメリカに快勝。
決勝:日本5-3韓国
延長10回にイチローが決勝タイムリーを放って勝負あり。
韓国とは5度対戦して3勝2敗と勝ち越し。韓国に負けるのは本当に嫌だったので、韓国に勝って連覇を決めたのは本当に嬉しかったし正直ホッとしました。キューバには2試合連続完封勝ち。強打のキューバ打線を沈黙させたというのは本当にすごいし、日本の投手力が証明された形でした。準決勝のアメリカ戦は、3年前のリベンジに成功すれば、日本の野球がアメリカのベースボールを越えたという歴史的な日となりました。
難しいだろうと思われたWBCの連覇を成し遂げた日本代表、侍JAPANの選手の皆さんは日本の誇りであり、最高の野球人です!連覇達成おめでとうございます。それにありがとうございましたっ!
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