日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

【アジアカップ最終予選】 日本VS香港 岡崎がハットトリック!ゴールラッシュで快勝!

2009年10月09日 | soccer

岡田JAPAN、試練の10月3連戦始まる!この3連戦には本田圭佑・森本貴幸の海外組、石川直宏・佐藤寿人・徳永悠平などを招集。新メンバー達の活躍に活躍したいところです。3連戦第1戦となる8日は、アジアカップ最終予選の第3戦「日本VS香港」がアウトソーシングスタジアム日本平(静岡)で行われました。現在アジアカップ予選では2試合終えて1勝1敗でA組2位。格下相手にしっかり勝ち点3を獲得したい今回の一戦は、岡崎選手が地元・清水で大暴れです。


日本代表8日のスタメン
GK 35 西川周作
DF 3 駒野友一
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 22 中沢佑二
DF 25 長友佑都
MF 7 遠藤保仁
MF 10 中村俊輔
MF 16 大久保嘉人
MF 17 長谷部誠
FW 11 玉田圭司
FW 33 岡崎慎司
GKには西川がフル代表初先発、駒野が右サイドバックで先発。中盤には長谷部・俊輔の海外組、FWには玉田・岡崎・大久保の3人が起用されましたが、実質的には岡崎&玉田の2トップ。ベンチには徳永・本田・佐藤寿が入り、森本と石川はベンチ外となりました。

日本は開始3分、右サイドで長谷部がクロスを入れ、大久保が飛び込んで行くも相手DFがブロック。その直後に香港はゴールキックから陳肇麒が抜け出してシュートを放つも枠を捉えられず。5分、日本は左サイドのFKを遠藤が蹴り、岡崎が合わせるもファウルを取られます。10分、大久保→長谷部と繋ぎ、玉田がドリブルからシュートを狙うもサイドネットに直撃。15分、長谷部が中央からミドルを放つが、ボールはポストに直撃。その跳ね返りを拾うと、駒野のクロスに闘莉王がヘディングするも相手DFがブロック。日本は2度の決定機を外し、先制点が獲れません。
両チーム無得点で迎えた前半18分、長谷部のスルーパスを受けた岡崎が抜け出し、右足で流し込んで日本が先制!日本平に駆けつけたサポーターの期待に応えました。エースの先制点で勢いづいた日本は、その1分後に右サイトにいた俊輔が右足でグラウンダーのクロス、岡崎・玉田・大久保・長谷部が飛び込むもみんな合わせられない。4人総倒れで2点目奪えず、このプレーで玉田が倒れ込んでしまう。香港も反撃し、22分に沈国輝のロングシュート、23分にはロングパスから陳肇麒がボレーを狙うもダメ。日本は26分のCKで大久保のヘディングが外れ、2本目は俊輔が蹴るも、中澤が合わせられない。そして29分、岡崎が左サイドからシュートするもポスト直撃、跳ね返りを長友が拾い、相手を交わしてのシュートが決まって2点目をゲット。
2点リードの日本は33分、玉田がわき腹を痛めて負傷退場。代わりに松井大輔が入る。35分、日本はゴール中央の位置でFKを獲得し、俊輔が直接狙いに行くが、ボールはバーに弾かれた。この後38分に岡崎、40分に長谷部がドリブルからシュートするも3点目は奪えず。前半は2-0のリードで折り返します。

後半も日本が試合の主導権をキープ。後半5分に岡崎がゴール前で相手のボールを奪ってシュートを見せますが、ゴール右に外れます。6分、遠藤の左CK→大久保のクロスに中澤のボンバーヘッドが決まって3点目。香港との差を突き放します。その2分後、俊輔のスルーパスから駒野のクロス、ゴール前にいた大久保が合わせるも決められない。11分には俊輔のクロスに岡崎がダイビングヘッドを見せるも届かない。更に12分、大久保スルーパス→岡崎シュートはGKが弾き、こぼれ球を松井が放つもバーの上。波状攻撃が続き、決定的なシーンが何度も訪れますが、4点目が遠い…。
後半15分、駒野が下がり徳永を投入。徳永はこれが代表デビューとなります。22分、俊輔の右CKを中央にいた徳永が飛び込むも届かず、しかし闘莉王が落としてそのまま押し込んでゴール。泥臭みのあるゴールで4点目を奪い、さらにリードを広げました。23分に左サイドの松井がパス、岡崎が左足で狙うもダメ。27分には俊輔がペナルティエリア内で倒されますが、判定はノーファウルでPKなし。
日本は後半30分に大久保に代えて佐藤寿人が入ります。その直後、徳永のクロスに岡崎が走りながら頭で合わせてゴール!岡崎この試合2得点目!さらに3分後、今度は寿人のシュートのこぼれ球を岡崎が押し込んでハットトリック達成!この快挙に日本平のサポーターは大喜び!日本はこれで6-0、後半に入って4得点のゴールラッシュです。
34分、ペナルティ手前でFKを獲得した日本は、遠藤が狙うも大きく外れます。何とか一矢を報いたい香港は、35分にFKから主将・コルデイロが合わせようとするが、中澤がクリア。続くCKは西川がキャッチ。2度のセットプレーもチャンスにつながらず。40分、俊輔→徳永クロスに長友がボレーを見せるも失敗。長友は42分に左サイドを切り込んでシュートするも外してしまいました。ロスタイム、長谷部のパスを受けた寿人が左足で決めるが、オフサイドの旗が上がって惜しくも7点目ならず。試合は日本が6-0で香港に快勝し、ホームで勝ち点3を獲得。アジア杯予選2勝目を挙げました。


NHK-BSで見られて本当によかったわぁ~。前半に岡崎と長友のゴールで2点を奪い、後半は中澤&闘莉王のセンターバックコンビ、岡崎連続ゴールで4得点のゴールラッシュ。終わってみれば6得点を奪い、香港を相手に貫禄の勝利を挙げました。この試合は公式戦なんですけど、試合内容やスコアを見ると練習試合のような感じもしました。大勝したのは良かったけど、あと2得点は獲れていたような気もしたなあ。(長谷部のミドルor闘莉王のヘッド、寿人の幻の7点目)
この日最も輝いていた岡崎選手は、所属先・清水エスパルスのホームスタジアムでハットトリックを達成。清水のエースが、地元サポーターの期待に大きく応える活躍を見せました。日本代表の国際Aマッチでのハットトリックは実に9年ぶり、史上18人目となります。過去には三浦カズ、ゴン中山、高原選手も成し遂げたこともあるこの偉業、岡崎選手も名ストライカーの仲間入りか?ハットトリックを決めたのは凄かったけど、前半30分のシュートは本当に惜しかった…。ポストに弾かなければ1試合4得点だったのに。
新メンバーもデビューし、GKの西川選手は守備機会が少なかったけど、無失点で抑えました。後半に途中出場した徳永選手は、CKに飛び込んだり、右サイドでクロスを上げたりと何度もチャンスを演出。後半30分には岡崎選手の2得点目をお膳立てし、代表初アシストをマークしました。デビュー戦で結果を残し、今後の代表定着をアピールできたんじゃないでしょうか。
ところで、前半33分に交代した玉田選手は、試合中に肋骨を強打している事がわかりました。岡田監督が「長引かないでほしい」と心配しているので、骨に異常がなければいいのですが…。もし骨折した場合、ACL制覇を目指すグランパスにとっては大きな痛手となるだろう。
3連戦の初戦・香港戦を大勝し、白星スタートで飾った岡田JAPAN。次戦は10日・土曜日に日産スタジアム(横浜)でスコットランド代表と対戦します。スコットランド戦では、香港戦で出番が無かった森本選手、本田選手、石川選手、中村憲剛選手が出場する予定です。スコットランド戦やトーゴ戦でも選手たちの素晴らしいプレーが見てみたい。



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