日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

マキシマムザホルモンの「肉に撃たれて眠りたい」 第195回 PART2

2010年03月14日 | マキシマムザホルモン
2月7日放送の「肉に撃たれて眠りたい」は、前回に引き続きギタリストのマーティ・フリードマンさんがゲストで登場!PART1では、卵が苦手なマーティさんが関西風お好み焼きを食べた事や、マキシマムザホルモンの曲をべた褒めする話がありました。マーティさんがホルモンを非常に気に入っている事で、ダイスケはんやナヲちゃんも感激。PART2も3人のトークが止まらないぞ!


昨年5月にリリースしたマーティさんのカヴァーアルバム「TOKYO JUKEBOX」で「爪爪爪」を1曲目に選んだそうで、ダイちゃんが「ルイジアナ・ボブ」が途中入っている事に気付きました。マーティ曰く「両方の部分がすごく好き」なので、組み合わせたんだとか。ホルモンのメンバー4人がスタジオで実際に聴いたら、クオリティの高さに「ハンパねえ!」と感動しまくり。
アメリカ人に「カヴァーソングです」と伝えた後、Youtubeで本物の爪爪爪のPVを見せたら、みんなが「強烈だ!」という感想が。洋楽のバンドは地味で楽器に集中しているけど、「爪爪爪」はみんなが大暴れしていて、「最高に天国のビデオだ!」と語るマーティ。天国=派手で面白いという意味でしょうか?
このアルバムは12曲収録していて、バリエーションがハンパないらしい。特にダイちゃんのお気に入りは石川さゆりさんの「天城越え」。「何があってももういいの~」というサビの部分は、「シルシルミシル」の「すぐ調べる課」のコーナーのオープニング曲に使用されています。他にもPerfumeの「ポリリズム」、広瀬香美さんの「ロマンスの神様」、SMAPの「世界に一つだけの花」、「TSUNAMI」といった日本を代表する名曲をマーティさんがアレンジ。ナヲちゃんは「いろんなものを吸収し、アンテナを張り続けている事にすごいなと思う」とマーティさんの偉大さを実感しました。
「メタルをやってる人はJ-Popをバカにしたようなところがある」という一言に、マーティさんは即座に反論し「J-POPやってる人はみんなメタラーですよ!」と断言!3,4年前に鈴木亜美さんのライブツアーに参加した時、アミーゴさんの曲をCD通りに演奏したかったんだけど、「メタラーなスタッフ」のせいで弾きまくってアミーゴの代表曲を完全にメタル調にアレンジしてしまった。これに反応したダイちゃんが「亜美メタル」とダジャレを披露。

マーティ&アンドリューW.K.のコラボ曲「牙」が流れたあと、話は来日した時のエピソードにチェンジ。マーティさんはメガデス時代20回以上も日本に来たと言い、ツアーとプロモーション活動の度に来日したんだそうです。日本でのプロモーションは大体がマーティさんが担当。「一番やりたかったし、他の奴も休みたかったかも」メンバーに気を遣ってたのね。その時に日本語を覚え、取材の時は通訳無しで対応していたんだとか。日本語上達するまでにかなりの猛勉強を費やしたんじゃないかと思います。どうしてプロモで日本を積極的に選ぶ理由については「できればヨーロッパとかは避けたかったんです」移動が嫌だから?
日本が好きな理由について訊かれると、日本は音楽を愛している国で「音楽人生」を楽しんでいる。老若男女集まる紅白歌合戦は代表的で、大物の演歌歌手にアイドル歌手といった「両極端のジャンル」が集まる環境が好きだという。確かに北島三郎や和田アキ子、嵐・AKB48といった歌手が出てきますね。逆にアメリカの場合は「結婚したら終わり」らしい。なぜなら音楽を聴く環境が無くなっちゃうからなんです。つまり我々日本人は、音楽の環境に恵まれたところに産まれたのだと自論を持ちかけたのでした。
ナヲちゃんはマーティさんの事を「前世日本人」、ダイちゃんは「恐らく苗字は杉山にしましょう」と勝手に命名。ちなみにマーティさんはホテルにチェックイン、日本人の名前でサインするらしい。秘密とかは「バキューン」で伏せられてますが、その内容にホルモン2人は大ウケ。バンドマンとかはファンが見つけないようにふざけた偽名を使い、アメリカ人だったら「ジョン・レノン」とかあり得ない名前でサインするという。「バキューン」(マーティの偽日本名)連発で、ナヲちゃんが「今日のゲストは『バキューン!』さんで」と紹介。あまりにも会話が弾んだので、ナヲちゃんが「番組のレギュラーにしよう」と提案。マーティさんも「ナイスアイディアですね!」乗り気見たいです。

エンディングでナヲちゃんが軽音学部のOGとの新年会で、先輩が「ナヲはバンドやってるからマーティに会った事あるの?」と話しかけたそうで、この番組で出会ったのでその先輩に収録後さっそくメールする事を決めました。先輩が「マーティに会ったよ!」といったナヲちゃんのメールを見てビックリしたんじゃないか?ダイちゃんも「15歳の頃の自分に戻りたい」と本音を漏らし、目の前でマーティさんがいる事に感動。メタル界の大御所に絶賛されたナヲちゃんは、リスナーに「みんな音楽やった方がいいよ!」と呼びかける。いつかはマーティさんに認められるようなバンドになれるといいですね。
日本はマジメな人たちが楽器をやっている、アメリカでは道から外れた人が音楽を頑張っている。スポーツが苦手なマーティさんもその中の1人で、「アメフトは考えられない!殺されるんじゃないか…」マーティさんはアメフトの選手と比べて細いから…。
2週続けて出演して下さったマーティさんとはいよいよお別れ。新曲、著書のお知らせの後、エンディングトークでマーティさんが「爪爪爪でベースが弾けなかった」とこぼれ話を語りました。最後は「マーティ・フリードマン」とクールな日本語で締めのあいさつを披露。マーティさん、本当にありがとうございました。というわけで、今回の肉うたレポ終了!


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