福岡ソフトバンクホークスはヤフードームで千葉ロッテマリーンズと対戦しておりますが、火曜日は成瀬の前に完敗、水曜日は和田投手が好投しながらも7回に崩れて逆転負け…。ロッテ相手にまさかの連敗&久々の負け越し決定。正直気分悪い!(水曜日はサッカーがあってよかった。ザックJAPANが韓国に勝ってよかった)3連敗だけは絶対に避けたい木曜日の試合は、ソフトバンク・大場翔太、ロッテ・上野大樹の先発でした。
11日のスタメン
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(指)内川聖一
4(左)松中信彦
5(三)松田宣浩
6(一)オーティズ
7(右)多村仁志
8(中)長谷川勇也
9(捕)細川 亨
(投)大場翔太
先発で2連勝と結果を出している大場は、初回にロッテの上位打線を3者凡退に打ち取って上々の立ち上がりを見せると、2回は2死から福浦にヒットを浴びたものの、後続を抑えて無失点。3回も打たせて取るピッチングで0点に抑えました。
両チーム無得点で迎えた2回、ホークスは先頭の松中がセンター前ヒットを放つと、松田が四球を選び無死1,2塁とします。オーティズが倒れて1死後、多村が6球目のスライダーを上手く弾き返し、レフト前ヒット。2塁から松中が生還してホークスが1点を先制します。3回には1死から内川がセンター前ヒットで出塁し、続く松中が上野の初球ストレートを振り抜き、センターフェンス直撃のタイムリー2塁打。1塁から内川が一気にホームインして2点目が入ります。
2点リードの4回、長谷川のヒット、細川の犠打で2死2塁の場面で、川崎がライト線を破るフェンス直撃のタイムリー2塁打で1点を追加すると、本多が左中間を破る2塁打を放ち、連続タイムリーで4-0とします。この後内川の四球で2死1,2塁とチャンスが続き、松中のライト前タイムリーで5点目、さらに松田も続きセンター前タイムリーで6点目。この回4本のタイムリーで4点を奪い、6-0とロッテを大きく突き放します。
大量援護を貰った大場は、5回までロッテ打線を無失点に抑える好投を見せます。6回に先頭の伊志嶺に死球を与えると、岡田の3塁ゴロを松田がエラーし、無死2,3塁と反撃のピンチを背負い、井口の3塁ゴロの間に1点を返されますが、ロッテの反撃を1点に留めます。7回は3人の打者を打たせて取るピッチングで3者凡退に抑えたところで降板しました。
8回からは中継ぎ陣が登板し、8回に2番手・藤田と3番手・吉川の継投で無得点に抑えると、9回は4番手・森福が2死から清田に2塁打を浴びるも、里崎を抑えて試合終了。ホークスが6-1で快勝し、連敗をストップしました。
試合結果 パ・リーグ 2011/08/11(木)
ソフトバンク-ロッテ 14回戦
(ソフトバンク7勝6敗1分、ヤフードーム、18:00、34530人)
M 000 001 000 1
H 011 400 00x 6
【投手】
(ロ)上野、服部、中郷、川越、吉見-里崎
(ソ)大場、藤田、吉川、森福-細川
【責任投手】
(勝)大場18試合4勝
(敗)上野5試合2勝1敗
負ければ同一カード3連敗という一戦だった11日のロッテ戦は、2回に多村選手、3回に松中選手のタイムリーが飛び出し、4回には集中打で一挙4得点を奪い、4回で勝負を決めました。9日と10日はなかなか点が取れない、逆転負けとホークスにとって嫌な事ばかりでしたが、一気に払拭するような快勝劇。10日に他界された秋山監督の実母・ミスエさんに捧ぐ白星となりました。
この日の先発の大場投手は、7回まで打者26人に対して96球を投じ、被安打4・1奪三振・1死球・1失点と言う内容。終始打たせて取るピッチングでロッテ打線を散発の4安打に抑え、今季4勝目をマーク。そのうち先発では3戦3勝と負け知らず。1年で4勝を挙げたのは自己最多でしょう。先発で結果を出し続けているから、ローテーション確保に一歩前進か。ヒーローインタビューでは川崎選手の「チェスト」をパクった「おいさー!」を披露。この掛け声が流行るといいのですが…。
打線の方は全体で14安打。オーティズにヒットが出れば先発全員安打でした。4打数3安打2打点の猛打賞だった松中選手は、2打席目に2点目となるタイムリー2塁打、4回の第3打席では4点目となるライト前タイムリーを放ちました。川崎選手も3打席連続ヒットで猛打賞を達成。他にも内川選手と長谷川選手が共にマルチヒットでした。
残念な点を挙げるなら、4回までに6得点を挙げ、5回以降も得点圏にランナーを進めたものの、ダメ押し点が奪えなかったことでしょう。7回には1死2,3塁で本多が三振、内川も凡退…。2人ともチャンスに強いのに、凡退はいかんなあ。
この日はホークスが勝利し、2位・日ハムが敗れたため、ゲーム差が3.5となりました。12日からは札幌ドームに乗り込み、北海道日本ハムファイターズとの首位攻防戦!福岡での3連戦はホークスが3タテし、日ハムを突き放す事に成功。今度の札幌決戦ではどんな結果が待ち構えるのか。12日の第1ラウンドはソフトバンクが山田大樹、日本ハムはダルビッシュ有が予告先発。いきなりダルかよー。前回は打ち崩せたけど、今度は自信ないわあ。再びダルから白星を奪うという「奇跡」が起きる事を願う。