日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

真夏の日韓戦IN札幌!ザックJAPANゴールラッシュで宿敵・韓国に圧勝!

2011年08月11日 | soccer

サッカー国際親善試合「キリンチャレンジカップ2011・日本代表VS韓国代表」が10日、北海道・札幌ドームにて行われました。韓国とは今年1月のアジア杯の準決勝以来の対戦で、前回はPK戦の末に勝利。ザックJAPAN体制になってからは韓国に1勝1分けで、今回で3回目。9月に開幕するブラジルW杯アジア3次予選前最後のテストマッチとなるこの一戦、宿敵を倒して3次予選に弾みをつけたいところです。


スタメンはこちら
GK 1 川島永嗣
DF 3 駒野友一
DF 6 内田篤人
DF 15 今野泰幸
DF 20 吉田麻也
MF 7 遠藤保仁
MF 9 岡崎慎司
MF 10 香川真司
MF 17 長谷部誠
MF 18 本田圭佑
FW 19 李忠成
日本は4-5-1で臨み、右肩脱臼の長友佑都に代わり、駒野友一が左サイドバックで先発出場。代表復帰を果たした香川真司もスタメン入りし、FWには李忠成が起用されました。U-22から招集された清武弘嗣、森本貴幸、家長昭博などはベンチスタート。


試合前、今月4日に急性心筋梗塞のため死去した松田直樹さんに向けて黙祷がささげられ、日韓代表選手、札幌ドームに集まった観客たちが故人の冥福を祈りました。
韓国ボールで始まったこの試合、日本は前半1分に岡崎が右サイドを攻め込み、左足でシュートを放つも枠外。4分には本田のシュートが相手に当たり、続く右CKをショートで繋ぎ、長谷部クロスも吉田には合わず。対する韓国は7分にク・ジャチョル→チャ・ドゥリクロス→イ・グノヘッドもバーの上。8分にはチャ・ドゥリが左サイドをドリブル突破してミドルシュートを放ったが、GK川島が間一髪でセーブ。17分、日本は長谷部のFKから香川がドリブルからシュートも失敗。19分に韓国は左サイドのイグノのクロスにキム・ジョンウがヘディングも枠を捉えられない。22分、日本は本田がドリブル→香川が右足を振り抜くも、韓国GKのセーブに阻まれる。
25分過ぎから日本の時間帯が続き、26分にCKのこぼれ球から長谷部→本田シュートも威力弱かった。27分に右CKのこぼれ球を拾った香川→今野と繋ぎ、遠藤に渡ってチャンスかと思われたが、ハンドの判定。29分には本田の左足シュートも決まらず。33分にはカウンターから遠藤のスルーパスに李忠成が相手DFをかわして左足で狙ったが、GKに掻き出された。そして前半35分、遠藤が右サイドでボールを奪うと、ペナルティエリア内にいた李へとパス。李がヒールで落とし、最後は香川が右足で流し込んでゴール!香川の復活ゴールで日本先制!前半終了間際に韓国が反撃を仕掛けるも、日本DFがしっかりと守り抜き、前半は日本1点リードで折り返します。

後半に入っても日本ペースで進み、後半2分に左サイドのスローインから途中出場の清武がドリブル、李忠成スルーして香川がシュートしたが、チャ・ドゥリが体を張ってクリア。後半4分には李忠成→本田シュートもGKにキャッチされる。
迎えた後半7分、左サイドの駒野がDFをかわし、エリア進入してシュート。ボールはGKに阻まれたが、こぼれ球を清武が拾い、最後は本田が左足で流し込んで2点目!大きな2点目を挙げた日本は更に2分後の後半9分、中盤でパスを繋ぎ、香川が右サイドにいた清武へスルーパス。清武がドリブルからラストパスを出し、香川が右足で合わせて3点目!香川この試合2得点目で日本が韓国を更に突き放します!
3点をリードしている日本は、その後も攻め続け、後半12分に右サイド・内田のクロスに李忠成が頭で合わせますが、GK正面に阻まれてしまいます。13分には左CKからショートで繋ぎ、香川が狙うも相手DFにブロックされる。後半25分、李忠成が中盤で溜めた後に内田へパス。内田が中央でドリブル突破し、相手DFを振り切ってシュートしたが、ボールはポストに弾かれる…。4点目の決定的シーンだっただけにもったいない!
1点を返したい韓国は、後半27分にキ・ソンヨンののFKをク・ジャチョルが飛び込んだが、ゴール左に外れる。後半30分にはキム・ボギョンがボールを奪ってドリブルで持ち込み、ク・ジャチョルがシュートもバーを越える。35分には吉田のパスミスからキム・シンウクが右足でシュートはなるも川島がセーブ。
日本は試合終了直前に右サイドでFKを獲得し、本田が左足で直接狙ったが、GKのパンチングに阻まれる。試合は3-0で終了。日本がホームで韓国に圧勝しました!


日韓両国のプライドをかけた真夏の札幌決戦は、香川選手の2得点&本田選手の活躍で3-0で日本が勝利。ホームでの勝利は1998年3月のダイナスティカップ(現在の東アジア選手権)以来約13年半ぶりとなります。それに日本が韓国から3点以上を挙げて勝利したのは、1974年以来約37年ぶりの快挙だそうです。今まで日韓戦を何度か見てきており、引き分けか僅差での決着が多かったのですが、韓国に圧勝した試合を見たのは恐らく初めてだと思います。アジアの永遠のライバルを完膚なく叩きのめしたのは気分いいですな~。天国の松田さんもこの勝利を喜んでおられる事でしょう。
この試合で2得点を挙げた香川選手は、前回の韓国戦で右足付け根を骨折し、それ以来となる代表復帰戦で最高の結果を出したと共に、因縁の相手に雪辱を果たす事に成功。1点目は相手をかわしてゴール、2点目は清武選手のパスに合わせました。試合前日に「点を取れる予感がすごいする」と自信を持って発言し、その言葉通りの大活躍でした。日韓戦で完全復活、今後はW杯3次予選、それにドイツでの大暴れが期待されます。
香川選手の他に、前半から途中出場した清武選手が、後半に2アシストの活躍で勝利に大きく貢献。フル代表デビュー戦で存在感を発揮しましたねえ。李忠成選手は先制点のお膳立てをすれば、後半には豪快なヘディングを見せましたが、あと一歩及ばず。韓国からゴールを奪えず悔しかっただろうなあ。
DF陣も韓国の決定力不足に助けられた点もありましたが、何とか無失点。長友選手の不在を感じさせず、代役を務めた駒野選手は、左サイドからの攻め上がり(ドリブル突破→シュート)が2点目に繋がりました。
宿敵を倒し、W杯アジア3次予選に大きく弾みをつけたザックJAPAN。就任以降9勝6分け、15戦負け無しと連続無敗記録を更新。9月2日の3次予選第1戦・北朝鮮戦(埼玉スタジアム2002)では、韓国戦同様のゴールラッシュが期待されます。北朝鮮撃破で白星スタート、最終予選進出を目指して頑張ってほしいと思います!



(おまけ)

日韓戦の前に行われた「U-22日本代表VSU-22エジプト代表」の一戦は、前半5分にFKからマルワン・モフセンのヘディングシュートでエジプトが先制。しかし前半11分に右サイドの酒井宏樹のパス→山田直輝が右足で決めて日本が1-1の同点に追い付きます。その後は日本のペースで進み、前半30分に山田がスルーパスを出し、受け取った永井謙祐のシュートはGKに阻まれたが、2発目の右足シュートが決まり日本が逆転します。後半も日本が果敢に攻め込むも、追加点を奪う事が出来ず試合終了。日本が2-1でエジプトに逆転勝利を挙げました。
関塚JAPANの方も白星を挙げましたが、またしても失点を許してしまいました。課題の守備の脆さが立ち上がりに露呈…。なかなか無失点に抑えられないものなんですかねえ。そんな中、エースの永井選手が持ち前のスピードで決勝ゴールを決め、山田選手がこの試合1ゴール1アシストと大活躍。山田選手が結果を出したので、ロンドン五輪最終予選の出場機会が与えられる可能性も高いでしょう。
U-22は9月21日に初戦・マレーシア戦(鳥栖)が控えております。本番まであと1か月弱しかありません。守備陣の強化、新戦力の台頭が求められている関塚JAPAN、ロンドンの切符を手にすることができるのでしょうか?



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