日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

おいさぁー!大場3年ぶりの完封勝利!オリックスに3タテで今季最多の貯金31!

2011年08月19日 | HAWKS

オリックスに連勝して3カードぶりの勝ち越しを決め、再び貯金を30にした福岡ソフトバンクホークスは、18日もヤフードームでオリックスと対戦。18日はソフトバンクが3連勝中の大場翔太、オリックスがマクレーンが先発でした。外国人左腕を攻略して3タテを決められるでしょうか?


18日のスタメンはこちら。
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(右)内川聖一
4(左)松中信彦
5(指)カブレラ
6(三)松田宣浩
7(一)オーティズ
8(中)長谷川勇也
9(捕)細川 亨
 (投)大場翔太


1回、先発の大場が坂口を2塁ゴロ、大引を3塁ゴロに打ち取り2死とした後、赤田・後藤、バルディリスに3連打を浴び、2死満塁の大ピンチを背負います。イ・スンヨプの場面で3ボールまで追い込まれましたが、最後はストレートで2塁ゴロに打ち取り、初回の大ピンチを0点で凌ぎました。
その裏、ホークスは1死から本多が四球で出塁すると、内川がライト前ヒットで1死1,3塁と先制のチャンスを作り、松中がきっちりと犠牲フライを放ち、本多生還で1点を先制。松中は3試合連続で先制打を挙げました。
2回、大場が1死から辻俊哉に四球を与え、2死2塁とまたも得点圏に走者を背負いましたが、坂口を投手ゴロに打ち取り無失点。2回裏に松田が四球を選んで出塁し、オーティズの場面で2塁への盗塁を決めます。この後2死3塁となり、細川がオリックス先発・マクレーンの変化球を叩きつけ、センターへ抜けそうな当たりをオリックス2塁手・後藤が飛びついてキャッチするも、1塁への送球が高くなり、細川セーフ。この間に松田が生還し、2点目を奪いました。
2点の援護を貰った大場は、中盤から調子を上げ、4回と5回にオリックス打線を3者凡退に抑え、6回には後藤に四球を与えるも、スンヨプを三振に斬り落として0点。7回もこの日3度目の3者凡退でオリックスに反撃を与えません。これに対して打線の方は、5回に2死1,2塁と追加点のチャンスに内川が空振り三振、6回には松中のヒット、カブレラの四球で無死1,2塁となるも、松田が3塁ゴロ併殺打に倒れ、更なる追加点を奪う事ができません。
迎えた8回、大場が打たせて取るピッチングで3者凡退に退けると、その裏に2死からカブレラがオリックス4番手・比嘉からレフト線を破る2塁打で出塁し、松田が四球を選んで1,2塁となり、途中出場・明石健志が。ど真ん中のシンカーを狙い撃ち!鋭い打球はライト線を破って長打コース!2塁から中西健太(カブの代走)が生還すると、1塁の松田も一気にホームイン!打った明石は3塁到達!明石のタイムリー3塁打でホークスに大きな2点が入り、4-0で9回へ。
9回、今季初完投&初完封を目指して大場が続投。先頭の後藤にスライダーをセンター前に弾き返され、先頭打者の走者を出してしまいます。続くバルディリスにもスライダーを狙われますが、9回からセンターの守備に就いた城所龍麿がダイビングキャッチ!超ファインプレーで大場を助けました。この後、スンヨプをセンターフライ、日高をライトフライに打ち取りゲームセット。大場が9回を投げ切って完封勝利!ホークスがオリックスに3連勝!


試合結果 パ・リーグ 2011/08/18(木)
ソフトバンク-オリックス 15回戦 
(ソフトバンク8勝6敗1分、ヤフードーム、18:00、30354人)
Bs 000 000 000  0
Sh 110 000 02x  4
【投手】
(オ)マクレーン、香月、吉野、比嘉-辻、鈴木
(ソ)大場-細川
【責任投手】
(勝)大場19試合5勝
(敗)マクレーン3試合1勝2敗


今季3度目の同一カード3連勝!この日は序盤にマクレーンから2点を奪った後はなかなか追加点が取れませんでしたが、8回に明石選手が2点タイムリー3塁打で待望の追加点ゲット。投げては大場投手が完封勝利を飾り、4-0で勝利しました。2試合連続完封勝ち、3タテしたことで、VSオリックス戦は5連勝。苦手と言われていた時期はもう過去の事です。
この日の先発・大場投手は、34人の打者と対戦して116球を投じ、被安打4・5奪三振・3四球・無失点の内容で今季5勝目。初回に3連打を浴びた時は以前の大場投手に逆戻りするんじゃないかと不安になりましたが、何とか0点で切り抜けました。中盤以降にギアチェンジしてオリックス打線を沈黙。3者凡退に抑えたイニングが4度もありました。完投&完封は今季初、完封勝利はルーキー時代の2008年以来3年ぶり3度目です。先発で4連勝、5勝0敗と最近の大場投手は勝ち運と実力が共についてますねえ。ヒーローインタビューでの「おいさー!」も定着しつつあります。この掛け声が今年あと何回聞けるだろう。
打線の方は全体で6安打。松中選手はこの3連戦全て先制点を挙げました。初戦はセンター前タイムリー、2戦目は近藤投手からホームラン、この日はマクレーン投手から犠牲フライでした。2点目となる内野安打を打った細川選手は、巨体を揺らしながらの全力疾走が実りましたね~。打点をマークしたのは6月30日以来だそうです。
この日はサブメンバーが攻守で見せ場を作りました。まず明石選手が8回にライト線への2点タイムリー3塁打。今季初打点を挙げた明石選手は、今季4安打のうち3塁打を3本打っています。守備では城所選手がヒット性の当たりをダイビングキャッチ。超ファインプレーで大場投手を助けました。大場投手と同学年の2人もヒーロー級でしたよ。
オリックスに3タテを決めたホークスは、これで今季最多の貯金31。2位の日本ハムが引き分けたため、4ゲーム差とわずかに拡げました。千葉でのロッテVS日ハムの試合はとんでもない乱打戦だったそうで、2回にロッテが8点を取れば、日ハムが6回に6点を奪い返し、7回に同点に追い付きました。9-8でロッテリードの9回に鶴岡捕手がロッテ守護神・薮田投手からホームランを放って9-9の引き分けに持ち込みました…。日ハムの粘りも凄いけど、2度も追いつかれたロッテはヒドい…。
19日の金曜日からは、ホーム・ヤフードームで東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦。初戦の予告先発は、ソフトバンクが岩嵜翔、楽天が藤原鉱通となっています。岩嵜投手は今季4勝のうち楽天戦で2勝、7月28日にはプロ初完封を飾っていて、得意としております。岩嵜投手も大場投手に続けられるか期待したい。



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