日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ミルコ・デムーロ、JRA騎手の夢叶わず。騎手試験の1次試験で不合格に・・・。

2013年10月18日 | 競馬
JRAの新規調教師・新規騎手免許1次試験の合格発表が17日に行われ、イタリアを代表する名手で、短期免許で何度も来日しているミルコ・デムーロ騎手が、競馬学校騎手課程の生徒以外の騎手希望者が受験する「第1次試験」に挑みましたが、不合格になりました。


ミルコ騎手は外国人初のJRA騎手免許取得を目指して今年9月に単独来日し、1次試験に向けて日本語や競馬法などの勉強に専念。10月2日に行われた筆記試験では、「とても難しかった」を言いながらも報道陣に笑顔を見せていました。しかし、この日の合格発表で「不合格」という結果が出てしまい、「JRA所属の外国人騎手第1号」の夢が閉ざされました。今回の結果を受けてミルコ騎手は、「一生懸命やったつもりでしたが、このような結果になりました。今後のことはまだ分かりません」とコメントしています。なお、同騎手は今月26日から12月24日まで短期免許が交付されていて、27日の天皇賞・秋ではエイシンフラッシュに騎乗予定です。
「JRA騎手免許試験」は今年から外国人ジョッキーにも開放され、筆記による1次試験(英語でもOK)と日本語での面接による2次試験をクリアすれば、日本での通年騎乗が可能となります。ミルコ騎手も「通年免許取得」へ強い意欲を示していましたが、その夢を叶える事ができませんでした。日本での騎乗経験が豊富で、GIも9勝していて、日本語も流暢に話せるミルコなら受かるだろうと思っていたんですが、JRAジョッキーの道は厳しいですね…。この悔しさをバネにまた来年チャレンジしてほしいです。今度は弟のクリスチャンと一緒に受験しよう。

「ミルコ不合格」の一方で、元騎手で調教助手を務めている柴田未崎さんが騎手免許1次試験を合格しました。柴田未崎さんは柴田大知騎手の双子の弟で、1996年に卒業した「競馬学校花の12期生」の1人でした。現役時代は16年間で通算82勝(平地73勝、障害9勝)を挙げましたが、2011年に引退して調教助手に転向。現在は美浦・斎藤誠厩舎に所属しています。
なぜ再試験に挑んだかについて、未崎さんは「大知(兄)の活躍を見て、自分ももう少しできたかなと思った」と語り、今年4月か5月に再試験に挑む決意を固めたそうです。兄の大知さんも一度は引退寸前にまで追い込まれながらも、中山グランドジャンプで連覇を果たし、今年のNHKマイルカップで涙の平地GI初制覇。昨年は41勝、今年も10月18日現在で35勝を挙げています。お兄さんの「再ブレイク」に刺激を受け、騎手復帰へ一歩前進した未崎さん。来年1月の2次試験で合格すれば、3年ぶりの現役復帰となります。「柴田ツインズ」が再び揃い踏みする時は訪れるでしょうか?



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