日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

クライマックスシリーズ2013 巨人が広島に3連勝して日本シリーズ出場決定。

2013年10月19日 | Sports

プロ野球クライマックスシリーズは、セ・パ両リーグともファイナルステージが行われており、セリーグの「巨人VS広島」は、巨人が3勝(1勝アドバンテージ含む)で日本シリーズ進出に王手。17日から始まったパリーグの「楽天VSロッテ」は、楽天が先勝しました。18日は東京ドームでセリーグCSの第3戦が行われました。この試合で巨人が勝つと、2年連続の日本シリーズ進出が決まります。



両チームのスタメン
  巨人              広島
1(中)長野久義         (中)丸  佳浩
2(二)寺内崇幸         (二)菊池涼介
3(捕)阿部慎之助       (遊)梵  英心
4(三)村田修一         (一)キラ
5(左)高橋由伸         (三)小窪哲也
6(一)ロペス           (左)エルドレッド
7(遊)坂本勇人         (右)迎祐一郎
8(右)亀井善行         (捕)石原慶幸
9(投)杉内俊哉         (投)野村祐輔
第3戦の先発投手は、巨人は広島戦で2敗の杉内、対する広島は今季12勝の野村が登板。3連勝を狙う巨人はロペスと坂本の打順を入れ替え、ロペスが6番、坂本が7番に入りました。一方、もう後がない広島は3番に梵、4番キラ、5番に小窪が入り、前日4番だったエルドレッドが6番に下がりました。


1回、広島は先頭の丸が四球を選んで出塁すると、菊池がきっちりと犠打を決め1死2塁とします。一打先制の場面で梵が巨人先発・杉内の初球を叩き、センター前へのタイムリーヒット。2塁走者・丸が生還し、広島が1点を先制します。
1点を追う巨人は、広島先発・野村の前に2回まで無得点に抑えられます。しかし3回、2アウトから長野がヒットで出塁すると、寺内もセンター前ヒットで続き、2死1,2塁のチャンスで阿部が野村の3球目のカーブをすくい上げ、センター前にポトリと落とす技ありのタイムリーヒット。これで1-1の同点に追い付きました。
4回、巨人は1死からロペスが四球で出塁、続く坂本が5球目のストレートを弾き返し、打球は左中間を深々と破る2塁打。1塁走者・ロペスは3塁を回って一気にホームイン。巨人が2-1と逆転に成功。打たれた野村は4回でマウンドを降りました。5回には長野のヒット、寺内の犠打で1死2塁と追加点のチャンスを作り、前の打席で同点タイムリーを打った阿部が、広島3番手・横山竜士のストレートを振り抜き、ライト前へのタイムリーヒット。1点を追加して3-1と広島を突き放します。
初回に1点を失った巨人先発・杉内は、2回以降は立ち直ります。3回には丸に2塁打を浴びるも、菊池と梵を連続三振に仕留めると、4回から7回までは4イニング続けて3者凡退に抑え、広島打線の反撃を許さず。7回まで2安打1失点の好投でお役御免。8回には2番手・マシソンが2死から広島の代打・天谷宗一郎にヒットを許すも、丸を空振り三振に切り取り無失点。9回は守護神・西村健太朗が登板し、菊池を遊撃ライナー、梵を遊撃フライ、最後の打者・キラを遊撃フライに打ち取り試合終了。巨人が3-1で広島を下し、3連勝で日本シリーズ進出を決めました。


試合結果 ファイナルステージ 2013/10/18(金)
巨 人-広 島 3回戦 (巨人4勝、東京ドーム、18:01、46081人)
C 100 000 000  1
G 001 110 00x  3
【投手】
(広)野村、横山、久本、今井、永川勝-石原、倉
(巨)杉内、マシソン、西村-阿部
【責任投手】
(勝)杉内1試合1勝
(S)西村2試合2S
(敗)野村1試合1敗


セリーグのファイナルステージ第3戦は、崖っぷちに追い込まれた広島が初回に先制点を奪ったものの、3回から巨人が地力の差を見せつけ、4回に坂本選手のタイムリーで逆転。投げては先発の杉内投手が7回1失点の好投を見せると、マシソンと西村投手の中継ぎコンビも広島打線を寄せ付けず。逆転勝ちで3連勝した巨人が、対戦成績4勝0敗(アドバンテージ1勝分含む)で2年連続日本シリーズ出場決定です。昨年は3連敗から3連勝で突破したけど、今年はあっさりと決まっちゃいましたね~。広島も頑張ったんだけど、第1ステージで阪神を破った勢いがありませんでした。キラとエルドレッドの外国人コンビが不発だったのが痛かったかもしれません。
今シリーズの最優秀選手(MVP)には、第2戦で完封勝利を挙げた菅野智之投手が選ばれました。菅野投手は17日の試合で広島のエース・前田健太投手に投げ勝ち、11個の奪三振の好投を披露。ルーキーイヤーの今季は13勝を挙げ、右のエース格として活躍して優勝に貢献。新人選手がCSのMVPに選ばれたのは恐らく史上初めてではないでしょうか。MVP選手以外では、村田選手が初戦で守備ミスを帳消しにする決勝タイムリーを打てば、寺内選手が2戦目でマエケンから値千金の3ラン本塁打。まさか寺内選手がセリーグを代表するピッチャーからホームランを打つとは思いませんでした。坂本選手も3試合で2打点をマークしました。
2年連続日本シリーズ出場を決めた巨人、もし日シリで優勝すれば40年ぶりの2年連続日本一となります。40年前の1973年は巨人が南海ホークス(現在の福岡ソフトバンクホークス)を破って9連覇を達成した年です。V9以来の日本一連覇は達成されるのか?


巨人の対戦相手を決めるパリーグ・ファイナルステージ「楽天VSロッテ」ですが、第2戦は楽天・則本昂大、ロッテ・グライジンガーの先発で始まり、両先発の投げ合いで6回まで両チーム無得点で進みましたが、7回にロッテが井口資仁選手と今江敏晃の連続ヒットで1死1,3塁と先制のチャンスを作り、代打・ブラゼルの投手ゴロの間に1点を先制します。しかし9回裏、楽天は1死走者無しで4番・ジョーンズがロッテ4番手・内竜也の初球を捉え、左中間スタンドへのソロ本塁打で1-1の同点に追い付きます。
ところが、10回表にロッテ先頭のブラゼルが楽天2番手・金刃憲人からライトスタンドへの本塁打を放ち、2-1と勝ち越しに成功。これで勢いに乗ったロッテは、1死2,3塁で根元俊一のセンター前タイムリーで2点追加。4-1とリードを3点に拡げます。楽天はその裏、聖沢諒選手のホームランで1点を返すも反撃はこの1点のみ。第2戦はロッテが4-2で勝利。対戦成績は楽天の2勝1敗です。
19日の第3戦の予告先発は、楽天は美馬学、ロッテは今季9勝の古谷拓哉が登板します。楽天が王手をかけるのか、ロッテが連勝で対戦成績を五分にして、2度目の下剋上に望みをつなげられるか?パリーグの方は最終戦までもつれそうな予感がしますが…。


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