日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

一発攻勢でヤクルト・小川を粉砕!3連勝でまたまた首位浮上。

2015年05月29日 | HAWKS

交流戦開幕カードの中日ドラゴンズ戦を2勝1敗と勝ち越した福岡ソフトバンクホークス。29日からは福岡ヤフオクドームで、セリーグ5位・東京ヤクルトスワローズとの3連戦を戦います。ヤクルトは主砲・バレンティン不在が響いているのか、下位に低迷しています。3連戦初戦の29日は、ソフトバンク・攝津正VSヤクルト・小川泰弘の「エース対決」でした。




両チームのスタメン
  ソフトバンク   東京ヤクルト
1(一)中村晃   (二)山田哲人
2(遊)今宮健太  (中)藤井亮太
3(中)柳田悠岐  (三)川端慎吾
4(左)内川聖一  (右)雄平
5(指)李大浩   (一)畠山和洋
6(三)松田宣浩  (指)デニング
7(右)福田秀平  (遊)今浪隆博
8(二)田知季  (捕)中村悠平
9(捕)細川亨   (左)三輪正義
 (投)攝津正   (投)小川泰弘

この日のホークスは、開幕前に右手親指を骨折していた細川亨がようやく1軍に合流。9番キャッチャーで即スタメン入りしました。そして、中村晃が1番ファースト、福田が7番ライト、高田が8番セカンドで先発出場。


1回、ホークスは先頭の中村晃が内野安打で出塁。今宮の犠打、柳田の内野ゴロで2死3塁と一打先制の場面で、4番・内川がヤクルト先発・小川の4球目のフォークを振り抜き、レフトスタンドへの2ラン本塁打。4番の一振りでまず2点を先制します。さらにイデホも続きます。初球ストレートを弾き返し、右中間スタンドに飛び込むソロ本塁打!2者連続アーチで1点を追加し、3-0とします。
しかし2回、ホークス先発・攝津が、ヤクルト5番・畠山に四球を与えると、続くデニングに甘く入った変化球を狙われ、ライトホームランテラスへの2ラン本塁打を浴びてしまい、2点を失う。この後、今浪の2塁打、三輪の四球で1死1,3塁と同点のピンチを招く。しかし、1番・山田の場面で、細川が盗塁を狙った1塁走者を刺殺して2アウト。山田にはフルカウントまで追い込まれるも、最後はシンカーで空振り三振を奪い、ヤクルトの同点を阻止しました。
1点差とされたホークスは、2回に福田と高田の連続ヒットで無死1,3塁の後、細川がセンターへきっちりと犠牲フライを放ち4点目。続く3回、先頭打者・柳田が小川の2球目ストレートを捉え、レフトスタンドへ叩き込むソロ本塁打。この試合チーム3本目のホームランで5点目。4回にはまたも福田と高田の下位打線コンビがチャンスを作り、中村晃のライト犠牲フライで6点目。4回まで6-2とリードを拡げます。
2回に2点を失った攝津は、4回に四球とヒットのランナーを出すも、三輪を併殺打に打ち取り無得点。5回にはヤクルトの上位打線を3者凡退に抑えます。6回、先頭の雄平に四球を与えると、2死1塁で今浪に初球を狙われ、ライトスタンドへの2ラン本塁打を浴びてしまう。これで6-4と2点差まで詰め寄られた。
それでもホークスはその裏、松田が小川の5球目のフォークをジャストミート!レフトへの大きな当たりは、スタンド中段に突き刺さるソロ本塁打。松田にも一発が生まれ、7-4と突き放します。
ホークスは終盤になってから継投に入り、7回は2番手・森唯斗が先頭打者にヒットを浴びるも、山田を併殺打に打ち取り、3人で抑える。8回は3番手・五十嵐亮太がクリーンナップから2つの三振を奪う。そして9回は5番手・サファテが3者連続三振で締めてゲームセット。ホークスが7-4で3連戦の初戦を制しました。





◇交流戦  2015年5月29日 (金)        
ソフトバンク-ヤクルト1回戦
(ソフトバンク1勝、ヤフオクドーム、35,632人)  
YS 020 002 000-4 
SH 311 101 00×-7 
▽勝 攝津 10試合4勝4敗   
▽S サファテ 23試合2勝11S 
▽敗 小川 10試合3勝3敗  
▽本塁打 [ヤ] デニング 1号2ラン、今浪 2号2ラン
     [ソ] 内川 5号2ラン、李大浩 12号ソロ、柳田 11号ソロ、松田 12号ソロ


ヤクルトとの3連戦の初戦は、ヤクルトのエース・小川投手から4本のホームランを浴びせてノックアウト。初回の内川&イデホの連続アーチを皮切りに4回まで毎回得点を挙げ、2点差とされた6回裏に松田選手がトドメの一撃を放ちました。投手陣も攝津→森→五十嵐→サファテの投手リレーで逃げ切りました。一発攻勢で快勝したホークスは3連勝。この日はパリーグ首位の日本ハムが中日に敗れたため、またもや首位に躍り出ました。1週間ぶりのパリーグ首位ですよ。もう「2日天下」だけはイヤです。せめて1週間、いや1ヶ月以上はキープして欲しい。そのためには交流戦の間にライバルを引き離すしかないでしょう。
先発の攝津投手は、6回まで95球を投げ、被安打5・5奪三振・4四死球・4失点の内容で今季4勝目。3者凡退抑えた5回以外は毎回走者を出し、2回と6回に2ラン本塁打を浴びました。先頭打者に四球を与えたのが原因でしたね。内容は良くなかったものの、打線の援護に恵まれ、2試合ぶりの白星。これで4勝4敗と五分になりました。
打線の方はチーム全体で11安打。この日ホークスが放った4本塁打は、すべてホームランテラス越え。初回に先制2ランを放った内川選手は、ヤフオクドームでのホームランは3月31日のオリックス戦以来今季2本目です。イデホ選手は約1週間ぶりの12号ソロ。腰の痛みを抱えながらも、打撃は衰え知らず。今月は8本塁打と当たっているイデホ選手、5月の月間MVPもあり得るかもしれません。
3回にレフトスタンドへの一発を放った柳田選手は、前日の中日戦に続き2試合連続本塁打。前日は7回にレフトへ、8回にライトへの一発を放ったことから、工藤監督に「怪物だ」と言わしめました。ただ、この日の一発について柳田選手本人は「今日は怪物じゃなかった」とコメント。でも、軽々とレフトスタンドまで持っていく自体怪物クラスですよ。
下位打線も存在感を示し、福田選手と高田選手がともに2安打のマルチヒット。高田選手は前の試合で走者一掃のタイムリー2塁打を打ち、この日もバッティングで結果を出しました。細川選手は復帰後初打席で犠牲フライを打ち、今季初打点を挙げました。守備でも2回にヤクルト・三輪選手の2塁への盗塁を阻止しました。細川捕手、お帰りなさい。





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なでしこジャパンW杯前最後のテストマッチ!大儀見の決勝点でイタリアに勝利!

2015年05月29日 | soccer

カナダ女子W杯開幕まで残り9日に迫った28日、南長野運動公園総合球技場にて「キリンチャレンジカップ2015 女子日本代表VS女子イタリア代表」が行われました。24日のニュージーランド戦は、澤穂希選手のゴールにより1-0で勝利したなでしこジャパン。W杯前最後のテストマッチに勝って、決戦の地・カナダに向かいたいところです。



スタメンはこちら
[日本女子代表]
GK 18 海堀あゆみ
DF 2 近賀ゆかり
DF 3 岩清水梓
DF 4 熊谷紗希
MF 10 澤穂希
MF 8 宮間あや
MF 9 川澄奈穂美
MF 6 阪口夢穂
MF 13 宇津木瑠美
FW 11 大野忍
FW 17 大儀見優季

この日はGKに海堀が入り、宇津木が左サイドバックに起用され、阪口と大野が先発出場しました。



イタリアボールのキックオフで始まったこの試合、開始2分にイタリアはFWジレッリがペナルティエリア手前から左足シュートを放ったが、わずかに右にそれる。対する日本は4分、川澄の縦パス→大儀見がボールキープ→大野→宮間がミドルシュートを打ったが、枠を捉えられず。9分、左サイドで宮間がクロス→ゴール前で澤が合わせようとしたが届かず。今度は阪口の縦パス→大儀見に通るもオフサイド。
18分、日本は中盤でボールを奪うと、大野がドリブルで仕掛けてから左足を振りぬいたが、シュートはポスト右に直撃してゴールならず。その1分後の19分、イタリアはMFチェルノイアがミドルを狙ったが、GK海堀が防いだ。日本は28分、高い位置でボールを回し、大野のパスを受けた大儀見が抜け出したが、左足のシュートは相手にブロックされる。前半33分、PA手前・右の位置でFKを獲得し、宮間が左足で低いボールを蹴り、ゴール前で澤が足を伸ばそうとしたが、わずかに届かず。日本はイタリアの堅い守備の前にゴールが奪えず、前半は0-0で折り返します。


後半、日本は川澄を下げてFW菅澤優衣香を投入。後半5分、左サイドで宇津木→大儀見→宮間クロス→菅澤が頭で落としたが、DFに当たってしまった。そして後半7分、左サイドの宇津木がクロスを入れるも、相手にクリアされる。しかし、相手ボールを澤が拾って宇津木にパス→宇津木が左足でクロスを上げ、大儀見が合わせてゴールネットを揺らす!エース・大儀見のゴールで、ようやく先制点を奪います。
リズムに乗る日本は8分、右サイドのクロスに大儀見がニアサイドで飛び込むも及ばず。後半17分、澤が下がってDF鮫島彩がピッチに入る。その鮫島はすぐにチャンスを演出したが、味方には通らず。後半23分、宮間の左CKを阪口が頭で叩きつけたが、ワンバウンドしてバーの上を越えてしまい追加点ならず…。
1点を追うイタリアは、後半27分にMFカリッシミがシュートを放つもバーの上。日本は後半40分に鮫島のスルーパス→途中出場・安藤梢が反応するも相手DFが先にクリア。さらにその直後、大野が強烈なシュートを打つもダメ。後半44分、右サイドのロングボールを受けた菅澤が突破を図り、PA内でDF1人をかわすと、GKまでかわし、ゴール前まで上がった鮫島へラストパス。鮫島がシュートを打ったが、枠を捉えられず…。決まればダメ押し点だっただけにもったいない。後半アディショナルタイム、イタリアがカウンターを仕掛け、右サイドのFWガッビアディニがクロス→FWボナンセアのダイビングヘッドは届かず。試合は1-0で日本が勝利。なでしこジャパン、W杯前最後のテストマッチを白星で飾りました。



長野では初めての日本代表戦となった一戦は、90分間攻めの姿勢を貫いた日本が、大儀見選手のゴールによってイタリアを下しました。女子代表はこれまでイタリアを相手に過去7戦全敗でしたが、8試合目にして初勝利。昔はイタリアが強くて、日本はまだ弱かったからなあ。今では日本の方が格上になったけど、イタリアも強かったです。
決勝ゴールを挙げた大儀見選手、「さすがなでしこのエース!」と言わんばかりの技ありゴールでしたねえ。低めの難しいボールを右足のアウトサイドで上手く合わせました。アシストを決めた宇津木選手のクロスもビューティフルでした。W杯本大会でのレギュラー入りに大きくアピールできたと思います。
残念だったのは、後半終了間際の決定機を外したということ。菅澤選手が右サイドを突破し、GKまでかわしたのは良かったけど、鮫島選手がシュートを大きく外してしまいました。ベンチに下がっていた澤選手も頭を抱えておりました。ここは菅澤選手がパスではなく、そのままシュートまで持って行くべきでした。
国内での親善試合2連戦を連勝で飾ったなでしこジャパン、2試合とも1-0という結果でしたけど、W杯へ向けて弾みはついたと思います。カナダ女子W杯は6月7日に始まり、日本は9日にグループC初戦の相手・スイス代表と戦います。初戦で勝ち点&白星を挙げれば、グループリーグ突破に大きく近づくと思います。3戦全勝でC組首位通過できれば最高です。もう一度世界の頂点へ!なでしこジャパンをみんなで応援しましょう!





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