日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

宝塚記念馬ラブリーデイ、秋初戦を快勝!マイルCS南部杯はベストウォーリアが連覇達成。

2015年10月12日 | 競馬

11日の毎日王冠は、エイシンヒカリが鮮やかな逃げ切り勝ちを収め、秋の天皇賞に弾みをつけました。3連休最終日の12日(体育の日)は、京都競馬場で「関西のスーパーGⅡ」京都大賞典(芝2400m 10頭立て)が行われました。春のグランプリ・宝塚記念を制した①ラブリーデイ、昨年のダービー馬②ワンアンドオンリー、エリザベス女王杯を勝った⑧ラキシス、他にも菊花賞2着⑩サウンズオブアース、春の天皇賞3着⑦カレンミロティック、3年前にこのレースを勝った③メイショウカンパク、⑥フーラブライドなどが出走しました。



レースはほぼ揃ったスタートで始まり、先行争いで④ニューダイナスティ・フーラブライド・カレンミロティックの3頭が前に出て、サウンズオブアースとラブリーデイが4,5番手で並び、ワンアンドオンリーは6番手、ラキシス7番手でスタンド前を通過した。
1コーナーを回ったところで縦長の展開となり、向正面に入り、ニューダイナスティが先頭でレースを引っ張り、カレンミロティック2番手、フーラブライドが3番手追走。サウンズオブアースがわずかに4番手、ラブリーデイは内側の5番手。6番手ワンアンドオンリー、7番手ラキシス、8番手にメイショウカンパク、後方は9番手⑤レコンダイト、⑨フォントルロイがしんがりを追走する。
外回り3コーナーに向かい、ダイナスティが依然として先頭だが、後方ではカンパクが一気に上昇し、3番手まで浮上。アース・ラブリー・ワンオン・ラキシスの有力勢4頭は中団キープ。3,4コーナーの坂の下りで、ダイナスティ・ミロティック・カンパクの3頭が先頭集団を形成し、フーラ4番手、アース5番手、ラブリーとワンオンはまだ仕掛けない。
4コーナーから最後の直線コースに入り、カレンミロティックがニューダイナスティをかわす。ラブリーデイが真ん中を割り込み、サウンズオブアースが外から襲い掛かる。ラキシスは内に入ったが、詰まっている感じだ。ワンアンドオンリーは苦しい。ゴール残り200mで、先頭争いはミロティック・ラブリー・アースの3頭が競り合い、真ん中のラブリーデイがラスト100mで抜け出し、サウンズオブアースの追撃を振り切りゴールイン!ラブリーデイがグランプリホースの貫禄を見せ付けました!


秋の古馬GⅠを占う「関西のスーパーGⅡ」京都大賞典は、単勝1番人気のラブリーデイが、ゴール前抜け出して優勝。2着には2番人気のサウンズオブアース、3着に5番人気のカレンミロティックが入りました。3番人気・ラキシスはその次の4着、ワンアンドオンリーは6着という結果に終わりました。
ラブリーデイはこれで重賞3連勝を飾り、今年に入ってから5度目の重賞制覇です。鞍上の川田将雅騎手は、同レース2連覇です。2000~2200mの中距離は強いけど、長距離戦はどうかなぁと思いましたが、直線でのカレンミロティック・サウンズオブアースとの叩き合いから、ゴール前抜け出して快勝。2400mのレースで勝ったのは、昨年4月のメトロポリタンステークス以来ですね。
春は宝塚記念など重賞4勝を挙げ、秋初戦の京都大賞典も完勝。この秋もラブリーデイが古馬戦線の主役となりそうな予感がします。秋の天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念のどれか一つを勝てば、年度代表馬も見えてくるかも。




さて、この日は盛岡競馬場で秋のダートマイル王決定戦・第28回 マイルチャンピオンシップ南部杯(GⅠ・1600m 15頭立て)もありました。JRA勢からは、昨年の覇者⑫ベストウォーリア、かしわ記念を制した⑭ワンダーアキュート、サマーチャンピオン(@佐賀)を勝った①タガノトネールのほか、②アドマイヤロイヤル、③エーシンビートロン、⑮ダブルスターの6頭が参戦。地方からは帝王賞3着⑬ハッピースプリント(大井)、昨年このレースで2着に入り、地方転入後は交流重賞2着2回の⑥ポアゾンブラック(北海道)、⑧ナムラタイタンと⑩コミュニティの「岩手2強」などが出走しました。
2コーナー奥の引込み線でのスタートで、ベストウォーリアとワンダーアキュートが上手く飛び出した。タガノトネール、エイシンビートロン、ポワゾンブラックの3頭が先行争いをするが、ベストウォーリアとダブルスターが集団に追いつき、先頭集団は5頭が固まる。その後ろの6番手にワンダーアキュートがつけ、7番手にアドマイヤロイヤル、ハッピースプリントは8番手追走。9番手に⑦ワットロンクン(岩手)、10番手ナムラタイタン、11番手コミュニティ、12番手⑪オグリタイム(北海道)、④ニシノカチヅクシ(高知)と⑨カネマサゴールド(高知)が13,14番手で並び、⑤エアラギオール(岩手)がポツンと最後方を進む。
先頭集団は3,4コーナー中間点に差し掛かり、トネール・ウォーリア・ポワゾン・ダブスタの4頭が並ぶ。後ろでは、アキュートが先頭集団から遅れたビートロンをかわしにかかり、ハピスプも追い上げにかかる。最後の直線に入り、タガノトネールが逃げ粘るが、外からベストウォーリアが捕らえて先頭に躍り出る。ワンダーアキュートが脚を伸ばして3番手に進出するが、ベストウォーリアが完全に抜け出して1着ゴール。2着争いはタガノトネールとワンダーアキュートが並んでゴールしたが、わずかに内側のトネールが有利でした。


MCS南部杯は、単勝1.3倍の圧倒的1番人気だったベストウォーリアが優勝。昨年に続き、同レース連覇を達成しました。序盤から前の位置につけると、直線でタガノトネールをかわし、最後は2馬身差をつけました。2着には4番人気・タガノトネール、3着には2番人気・ワンダーアキュートが入線。4着のダブルスターまでが中央勢が独占し、ポワゾンブラックが地方勢最高の5着。3番人気のハッピースプリントは6着、地元・岩手勢はコミュニティの9着が最高で、ナムラタイタンは13着でした。(全着順と払戻金はこちら
南部杯連覇のベストウォーリアはダート交流GⅠ2勝目を挙げ、重賞も今回で5勝目です。1400m~1600mでは上位での好走が目立ち、通算9勝のうち、マイル戦で5勝をマーク。この勝利で11月3日に大井競馬場で行われる「JBCクラシック」の優先出走権を獲得。ただ、ウォーリアは2000mの距離はキツイです。昨年のJBCクラシックでは5着だったから…。まさかと思うけど、「JBCスプリント」に行くって事は無いよな?


来週・18日は、京都競馬場で3歳牝馬3冠の最終戦・第20回秋華賞が行われます。桜花賞馬・レッツゴードンキ、オークス馬・ミッキークイーン、ローズステークスを勝ったタッチングスピーチ、紫苑ステークスの勝ち馬・クインズミラーグロ、他にもアンドリエッテ、クイーンズリング、トーセンビクトリー、キャットコイン、ディープジュエリーなどが登録しています。最後の1冠争いは混戦模様。レッツゴードンキとミッキークイーンが2冠目を取るのか、それとも他の馬が最後の1冠を手にするのか?今年は何か波乱が起こりそうな気がする…。



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