JRA女性ジョッキー・藤田菜七子騎手が18日、地方・佐賀競馬場に参戦。最近スランプ気味の菜七子騎手、初めての九州で復活勝利を挙げられたのでしょうか?
菜七子騎手はこの日、4鞍に騎乗。
まず最初の第6レース「熊本地震復興支援がんばれ九州の馬産地賞」で、⑤ルナーリンガスに騎乗。好スタートを切ってから、スッと先頭に出てレースを引っ張り、3,4コーナーで後続の馬に並ばれ、最後の直線で⑦マイネルインプレス、④シゲルキシュウと競り合ったが、最後は4着でゴール。
続く第7レースの「マリンフラワー賞」には、③ダンツビジターに乗った菜七子騎手。道中は中団の6番手を追走し、3コーナーで大外から追い上げを試みるも、伸びきれず5着に終わります。
3レース目は第8レースの「マリンスノー賞」。このレースで1番人気の③ケモノタイプに騎乗。スタート直後に⑤パイロットと競り合い、1コーナーを回ったところで先頭に立つ。3コーナーを回っても先頭をキープし、2番手のパイロットの追撃を凌いで先頭でゴールイン。見事な逃げ切りで1着を手にしました。
そして、迎えた最後の第10レース「JRA交流 えびの特別」。①カシノリノとのコンビで連勝を狙いましたが、最下位の10着。結局、この日は4戦1勝という結果に終わりました。
藤田菜七子騎手が久しぶりに勝利を挙げました。5月28日にJRA4勝目を挙げて以降勝ち星から遠ざかり、今月6日の園田競馬遠征のときは、ゴール後に落馬して左足を負傷。その後も2ケタ着順が相次いでましたが、佐賀で久しぶりの勝利。約2ヶ月ぶりの勝利で、地方競馬で通算5勝目となりました。長いトンネルからようやく抜け出した菜七子騎手、今度の週末ではJRAでも通算5勝目を目指して頑張ってほしいと思います。