日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

柳田のバットが止まらない!3戦連発&21試合連続安打!

2017年06月09日 | HAWKS

「日本生命セパ交流戦 2017」は、9日から後半戦に突入。前半戦を7勝2敗で折り返した福岡ソフトバンクホークスは、本拠地・ヤフオクドームで阪神タイガースを迎えての3連戦。ホークスはパリーグの2位ですが、阪神もセリーグで2位です。両リーグの2位同士のぶつかり合い、3連戦で勝ち越すのは一体どちらか?




両チームのスタメン
  ソフトバンク        阪神
1(二)川島慶三     (右)糸井嘉男
2(遊)今宮健太     (二)上本博紀
3(中)柳田悠岐     (中)髙山俊
4(指)デスパイネ    (指)福留孝介
5(左)中村晃      (一)原口文仁
6(三)松田宣浩     (三)鳥谷敬
7(右)上林誠知     (左)中谷将大
8(一)ジェンセン    (遊)北條史也
9(捕)髙谷裕亮     (捕)岡﨑太一
 (投)バンデンハーク  (投)岩貞祐太



1回、ホークス先発・バンデンハークが、先頭の糸井にセンター前ヒットを打たれると、二塁への盗塁を許し、いきなり得点圏に走者を背負います。しかし、上本を見逃し三振に仕留めると、高山と福留からも三振を奪い、3連続奪三振で無得点に抑えます。
ホークスはその裏、1死から今宮が阪神先発・岩貞の初球を叩き、3塁ベース直撃→レフト線に転がる2塁打。1死2塁で、柳田が2球目を弾き返し、センター前へのタイムリーヒット。2塁から今宮が生還し、1点を先取します。
3回、バンデンハークが2つの四球を与え、2死1,2塁のピンチを作るが、高山をカーブで空振り三振に切って取り、得点を与えず。
3回裏、今宮がヒットで出塁すると、柳田が初球ストレートを振り抜く。左中間へ上がった打球は、レフトスタンドに飛び込む!柳田の2ラン本塁打で2点を追加し、3-0とします。
3点の援護を貰ったバンデンハークは、4回と5回を3者凡退に封じ、5回まで1安打無失点の好投。6回、先頭の糸井にセンター前ヒットを許すと、続く上本にもヒットを浴び、無死1,3塁。さらに上本の盗塁で無死2,3塁とピンチが拡がる。しかし、バンデンがここから粘りを見せ、高山を浅いレフトフライで1死を取ると、4番・福留には直球で見逃し三振。さらに原口を1塁フライに打ち取り3アウト。無死2,3塁のピンチを0点で凌いでみせました。
終盤からは中継ぎ陣が登場。まず7回に2番手で上がった森唯斗が先頭の鳥谷にヒットを浴びたが、中谷と北條を連続三振で2死を取り、岡崎を内野ゴロに退けて無失点ピッチング。8回は3番手・岩嵜翔が上位打線を3者凡退に抑える。そして9回、守護神・サファテが2つの三振を奪うパーフェクトピッチング。ホークスが3点のリードを守り切り、阪神に先勝しました。



プロ野球交流戦  2017年6月9日 
ソフトバンクVS阪神 1回戦
<ソフトバンク1勝、ヤフオク、観衆:36,491人>
神|000 000 000|0
ソ|102 000 00X|3
[勝] バンデンハーク(6勝3敗)
[負] 岩貞(2勝4敗)
[S] サファテ(18セーブ)
[本] 柳田(ソ/15号)


交流戦の後半戦の初戦は、バンデンハーク投手が6回まで無失点の好投、終盤は森→岩嵜→サファテの継投で阪神打線を完封。絶好調の柳田選手がすべての打点を叩き出し、3-0で初戦を制しました。前日のヤクルト戦に続き、2試合連続の無失点勝利。4連勝で今季最多の貯金17に増加です。阪神は6回に糸井選手がヒットを打った後、左太もも裏を痛めて途中交代。肉離れでもしたんでしょうか?
今季6勝目を手にしたバンデンハーク投手は、6回まで98球を投げ、被安打3・9奪三振・2四球・無失点の内容でした。力強いストレートと落ちるカーブで三振を量産し、阪神の4番・福留選手に対しては3打席連続奪三振。6回には無死2,3塁のピンチを迎えながらも、クリーンナップを封じました。先週に続いての連勝で、勝利数でも千賀投手と東浜投手に並びましたね。
打線は全体で6安打。20安打・15得点と大爆発だった前日の打ち疲れが出たのかな?2安打3打点の活躍で打のヒーローとなった柳田選手は、第1打席で先制のセンター前タイムリーヒット、2打席目も直球を捉えて左中間への2ラン本塁打を放ちました。柳田選手はここ3試合で4本塁打、連続試合安打も21に伸ばしています。交流戦10試合終了時点で、12球団トップの7本塁打・20打点。6月の月間MVPにいま一番近いでしょう。

この日はパリーグ首位の楽天が、セリーグ首位の広島に敗れたため、楽天とホークスのゲーム差が「0.5」に接近しました。ホークスのパリーグ首位浮上まであと少しだ!そして、交流戦の上位争いですが、ホークスと広島、オリックスが勝利し、3チームともに8勝2敗。先に抜け出すのはどこだ?「3年連続勝率1位」へ向け、まだまだ負けられない戦いは続きます。

10日の試合は、ソフトバンク・松本裕樹VS阪神・青柳晃洋の予告先発で行われます。松本投手は先週の横浜DeNA戦でプロ初勝利。今度の登板は先発ローテーション定着をかけた登板となりそうです。土曜日の阪神戦も勝って5連勝、同時にパリーグ単独首位に立てたら最高だ。