日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

交流戦4カード連続勝ち越し!千賀の代役・山田大樹が1年ぶりの白星。

2017年06月12日 | HAWKS

福岡ヤフオクドームでの「福岡ソフトバンクホークスVS阪神タイガース」の3連戦、初戦はホークスが勝利しましたが、土曜日の2戦目は2-5で敗戦。ホークスの連勝が4で止まり、打撃好調の柳田悠岐選手の連続試合安打もストップしました。1勝1敗で迎える11日の3戦目は、ソフトバンク・山田大樹VS阪神・小野泰己の先発で始まりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク        阪神
1(二)川﨑宗則     (二)上本博紀
2(遊)今宮健太     (左)俊介
3(中)柳田悠岐     (中)髙山俊
4(指)デスパイネ    (指)福留孝介
5(左)中村晃      (一)原口文仁
6(三)松田宣浩     (三)鳥谷敬
7(一)明石健志     (右)中谷将大
8(右)上林誠知     (遊)大和
9(捕)甲斐拓也     (捕)梅野隆太郎
 (投)山田大樹     (投)小野泰己



1回、今季初先発の山田が、阪神先頭の上本に11球も粘られるも、最後は投手ゴロに打ち取る。続く俊介にはストレートをセンターへ弾き返されるも、中堅主・柳田がダイビングキャッチ。そして、高山をストレートで三振に仕留め、上位打線を3者凡退に抑えます。
その裏、ホークスは川崎と柳田が四球を選び、1死1,2塁のチャンスに4番・デスパイネが阪神先発・小野の2球目を捉え、1,2塁間を破るライト前タイムリーヒット。2塁から川崎が生還して先制点をもぎ取る。なおも2死満塁とチャンスは続き、明石の押し出し四球で1点を追加。ホークスは初回に2点を奪いました。
2点を貰った山田は、2回に2アウトから鳥谷にヒットを許すと、中谷には四球を与えて1,2塁のピンチ。大和に甘く入ったフォークを狙われ、レフト前ヒット。2塁走者・鳥谷が本塁を狙うが、レフト・中村がストライク返球で鳥谷を本塁封殺。中村が素晴らしい守備で山田のピンチを救い、阪神に得点を与えません。山田は3回にも2死1,3塁のピンチを背負ったが、福留を2塁ゴロに退け、またも無得点で切り抜けました。
山田にさらに援護点を与えたいホークスは、3回裏にデスパイネの四球、中村のヒットで1死1,2塁と攻め立て、松田が小野の5球目の直球を打ち上げ、右中間フェンス直撃のタイムリー2塁打で1点を追加し、3-0とします。
山田は4回まで阪神打線を相手に無失点に抑えていましたが、5回に1死から梅野に低めのストレートを狙われ、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びて1点を失います。それでも後続をしっかりと抑え、5回を投げ切って勝ち投手の権利を獲得しました。
ホークスは6回から継投に入り、6回は2番手・五十嵐亮太が福留にヒットを許しながらも0点に抑える。7回、3番手・森唯斗が2死ながら2人の走者を背負い、代打・糸原健斗にライト前タイムリーヒットを打たれ、3-2と1点差に迫られる。なおも1,3塁と同点のピンチを迎えたが、高山を投手ゴロに仕留め、同点を阻止しました。
ホークス1点リードの8回、ホークスは先頭の上林が阪神4番手・高橋聡文の初球を捉え、センターオーバーの3塁打を放つ。甲斐と川崎が倒れて2死の後、今宮が3球目を叩いてライト前タイムリーヒット。ホークスに大きな4点目が入ると、2死1塁で柳田がレフトへのタイムリー2塁打。2死からの連続タイムリーで2点を挙げ、5-2と3点差に。
9回は守護神・サファテが0点に抑えてゲームセット。ホークスが5-2で阪神を下しました。


プロ野球交流戦 2017年6月11日(日)
ソフトバンクVS阪神 3回戦
<ソフトバンク2勝1敗、ヤフオク、観衆:38,585人>
神|000 010 100|2
ソ|201 000 02X|5
[勝] 山田(1勝0敗)
[負] 小野(0勝2敗)
[本] 梅野(神/2号)


阪神との最終戦は、背中の張りを再発して離脱した千賀滉大の代役として登板した山田投手が5回まで1失点と試合を作り、6回以降は五十嵐→森→岩嵜翔→サファテの4人のリレーでリードを守り切りました。打線も1点差に迫られた8回に今宮選手と柳田選手の連続タイムリーで阪神を突き放しました。先行逃げ切りで阪神に勝ったホークスは、このカードを2勝1敗で終え、4カード連続の勝ち越しです。ここまでセリーグの4チームと対戦して全て勝ち越し、巨人と広島にも勝ち越して、3年連続「勝率1位」を果たせるといいですね。
今季初登板・初先発・初勝利を挙げた山田投手は、5回までジャスト100球を投げ、被安打3・2奪三振・2四球・1失点。立ち上がりを3者凡退に抑えた後、2回と3回はピンチを作りながらもゼロで切り抜けました。外野陣も山田投手を盛り立て、初回に柳田選手がダイビングキャッチ、2回は中村選手が好返球で鳥谷選手の生還を阻止、5回はライト・上林選手がスライディングキャッチを見せました。山田投手の勝利は、昨年6月のDeNA戦以来約1年ぶり。かつて育成の星と言われた山田投手が、同じ育成出身の千賀投手の穴を埋める。ホークスの育成上がりの選手は、いい選手ばかりです。
打線のほうは8安打。今宮選手がチーム唯一の2安打を記録すると、前日連続試合安打が止まった柳田選手は8回に2塁打を放ちました。4番のデスパイネ選手は、初回に先制のタイムリーヒットを放ち、2打席目も四球で出塁しましたが、走塁中に右太ももを痛めて途中交代。そういや、足を引きずりながらホームインしていたなぁ。検査の結果、右太もも裏の肉離れと診断され、12日に登録抹消されることが決定。首を痛めた内川誠一選手の代理で4番を務め、本塁打と打点でトップの成績を残していただけに、残念な離脱となってしまいました。

交流戦も12試合が終わり、ホークスは9勝3敗。11日は交流戦首位のオリックスが中日に敗れたため、またもホークスとオリックスが同率で並びました。交流戦も残り6試合、3年連続勝率1位へ、もう1試合も落とせません。
ヤフオクドームでの6連戦を5勝1敗で終えたホークスは、13日からアウェー6連戦。13~15日は東京ドームで読売ジャイアンツ戦。16~18日はマツダスタジアムで広島東洋カープとの3連戦が控えています。ホークスはVS巨人戦で6連勝中。2年連続で3タテしており、今年もスイープを達成できるでしょうか。内川選手に続き、デスパイネ選手も離脱。さらには高谷裕亮捕手も骨折…。故障者が続出しているホークス、この危機的状況をチーム一丸で乗り切れ!









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