日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

福岡ソフトバンクホークス通算1000勝!ついでに両リーグ最速70勝目!

2017年08月15日 | HAWKS

日本ハムとの3連戦を2勝1敗で終えた福岡ソフトバンクホークス。15,16日は福岡ヤフオクドームでオリックスバファローズとの3連戦です。18日から始まる楽天との直接対決に向けて、ここは連勝したいところです。カード初戦の15日は、ソフトバンク・バンデンハークVSオリックス・金子千尋の投げ合いでスタート。オリックス戦&ヤフオクドームでは無敗のバンデンハーク、今季11勝目となったのでしょうか?


両チームのスタメン
  ソフトバンク        オリックス
1(右)上林誠知      (左)T-岡田
2(遊)今宮健太      (右)吉田正尚
3(左)中村晃       (一)マレーロ
4(中)柳田悠岐      (中)ロメロ
5(指)デスパイネ     (三)小谷野栄一
6(三)松田宣浩      (指)中島宏之
7(二)明石健志      (二)西野真弘
8(一)福田秀平      (捕)伊藤光
9(捕)髙谷裕亮      (遊)安達了一
 (投)バンデンハーク   (投)金子千尋

この日のホークスは、1番に上林、3番に中村、7番に明石を起用。

1回、ホークス先発のバンデンハークは、オリックス先頭のT-岡田を1球で打ち取った後、吉田正にヒットを許したが、マレーロとロメロを続けて三振に斬って無失点。その裏、ホークス上位打線はオリックス先発・金子の前に3者凡退に終わります。
続く2回、バンデンハークがわずか5球で3者凡退に抑えると、その直後のホークスの攻撃で、1死1塁から松田がレフト前ヒットでつなぎ、ランナー2人置いて明石が金子の7球目のストレートを捉え、右中間を破るタイムリー3塁打。2塁走者のデスパイネ、1塁走者・松田が生還し、ホークスが2点を先取。なおも2死2塁で高谷が4球目のフォークを叩き、センター前に抜けそうな打球をオリックス2塁手・西野が飛びつくも、ボールをこぼす。打った高谷は1塁セーフ、2塁走者・福田がホームイン。福田の好走塁で3点目が入ります。
3点の援護を貰ったバンデンハークは、2死からT-岡田と吉田正に四球を与えると、自らの暴投で2,3塁のピンチを迎えたが、マレーロをカーブで空振り三振に仕留めてピンチを脱します。
ホークスは4回、先頭のデスパイネが金子の3球目のストレートを強振。右方向に飛んだ打球は、ライトのホームランテラスに到達。デスパイネのソロ本塁打で、ホークスに追加点が入り、4-0とします。
バンデンハークは中盤以降も好投を続け、5回は下位打線を3者連続三振に仕留める。6回は死球とヒットで無死1,2塁のピンチを作るが、マレーロ三振、ロメロ内野ゴロ、小谷野を外野フライに打ち取り、無失点に抑えます。しかし7回、先頭の中島にセンターへの2塁打を浴びると、西野に初球スライダーを狙われ、ライトへの2ラン本塁打を浴びて2点を失うと、さらに伊藤には直球を捉えられ、左中間スタンドへのソロ本塁打を浴びてしまう。2者連続ホームランで3点を失ったバンデンハークはここで降板となりました。2番手で登板したモイネロが3人をしっかり抑えました。
4-3と1点差に迫られたホークスは、7回に2死満塁のチャンスを作るも、柳田が遊撃フライに倒れて3者残塁。8回裏、1死から松田が右中間への3塁打を放つと、明石がオリックス2番手・近藤大亮からセンター前へのタイムリーヒット。ホークスに大きな追加点が入り、5-3と2点差に拡げる。
そして9回、最後サファテが締めて試合終了。ホークスが5-3でオリックスに勝利しました。



パリーグ 2015年8月15日(火)
ソフトバンクVSオリックス 17回戦 ヤフオク
<ソフトバンク12勝5敗 観衆:37,865人>
オ|000 000 300|3
ソ|030 100 01X|5
[勝] バンデンハーク(11勝5敗)
[負] 金子千尋(9勝7敗)
[S] サファテ(2勝2敗39セーブ)
[本] 西野(オ/2号)、伊藤(オ/4号)
   デスパイネ(ソ/26号)


72回目の終戦の日だったこの日は、ホークスが4回までに4点を奪い、バンデンハーク投手も6回まで無失点の好投を続けていたから、快勝かなと思われました。しかし、バンデンハーク投手が7回に3連打で3失点を喫して1点差に。それでも8回に突き放し、この日は2点差で勝利を飾りました。これでホークスは両リーグ最速の70勝に到達。そして、福岡ソフトバンクホークスの通算1000勝達成です!2005年にダイエーからソフトバンクに変わってから、13シーズン目での記録到達となりました。ホークスファンの一人として、孫正義社長に感謝したいです。
先発のバンデンハーク投手は、7回途中(6回0/3)まで91球を投げ、被安打5・7奪三振・3四死球・3失点。5回に3連続三振を奪ったり、2度のピンチを切り抜けたけど、7回に下位打線の2人にホームランを被弾。その後に登板したモイネロ投手と岩嵜翔投手の好リリーフで、バンデン投手に今季11個目の白星がつきました。オリックス戦は3試合登板して3勝0敗、通算でも9戦9勝と無敗継続中です。
8安打を記録したホークス打線は、明石選手が2安打3打点の活躍を見せました。2回の最初の打席で、金子投手が投じた内角のボールを上手く捌き、右中間への2点タイムリー3塁打。8回の打席では勝利を決定づけるようなセンター前へのタイムリーヒットを放ちました。ソフトバンク1000勝の日に、ダイエー戦士の明石選手がヒーローになるのは運命を感じる。同じダイエー戦士の和田毅投手と川崎宗則選手も早く1軍に戻ってきてほしいです。